
「なぜか毎回、同じ自転車の人物とすれ違う」「家の周囲を自転車が何度も通る」「外出先まで尾行されている気がする」――こうした声がSNSで散見されるようになり、近年では“自転車ストーカー”という言葉も少しずつ認知され始めています。
一見すると偶然に見える出来事も、繰り返されれば立派な嫌がらせやストーキング行為。
本記事では、自転車を使ったつきまとい被害の実態とその対処法、そして探偵による調査サポートについて詳しく解説します。
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自転車ストーカーとは、自転車を使って特定の人物の行動を監視・追跡するストーキング行為です。以下のような特徴がよく見られます。
本人は「偶然装っている」つもりでも、被害者からすれば毎日のように遭遇すること自体が強いストレスです。とくに、朝や夜など人気の少ない時間帯に繰り返されると、精神的にも恐怖が募っていきます。

以下は、探偵事務所やSNSなどで報告されている「自転車ストーカー被害」の一例です。
30代女性が帰宅する時間帯に、毎日同じ服装の男性が自転車で現れ、数メートル後方をずっと走行。
遠回りしても必ず後ろから追いついてくるため不安になり、探偵に依頼したところ、実際に会社の出入り時間を張って待ち伏せしていたことが判明。
高校生の娘を持つ親御さんからの相談。夜になると自宅前を毎晩自転車が通り、ライトで窓を照らしてくる。
カメラ調査で記録をとった結果、近隣の元同級生の兄が娘を一方的に好意的に見ていて、毎晩確認に来ていたことが発覚。
ある40代男性のケースでは、元同僚の男性が自転車で毎日近所を周回。休日になると家族で出かけた先にも現れ、無言で見つめてくるような行動が続いた。証拠映像により警察が警告を出し、ようやく沈静化したという。

自転車は「静か」「小回りがきく」「ナンバー登録がない」「歩行者より早い」といった特徴から、加害者にとって都合の良いツールです。
とくに以下のような心理や動機が見られます:
「気づかれない距離で相手を見守りたい」といった歪んだ執着心が、日常生活を侵食していくのです。

以下のような違和感がある場合、警戒が必要です。
記憶に残る「同じ服装」「同じ動き」「いつも同じ場所にいる」など、繰り返しパターンがある場合、証拠を残す準備を始めることをおすすめします。

注意点として、「証拠がないから…」と放置することは、事態を深刻化させるリスクがあります。
また、自分で無理に追跡したり、撮影しようとして逆にトラブルになることもあるため、危険な行為は避けましょう。

自転車ストーカーは「何の証拠も残さず、偶然を装って接近してくる」ことが多いため、被害者だけで行動パターンを把握するのは困難です。
そこで私たち探偵が行う調査には以下のようなものがあります。
探偵の調査は、「被害があることを客観的に示す力」になります。被害者の証言だけでは警察が動きづらい場合でも、調査報告書があれば対応がスムーズになる可能性が高まります。
「自転車で何度も遭遇して怖い」「でも証拠がないし、警察も動いてくれない」――そんなときこそ、私たちプロにご相談ください。
ご相談者さまの状況にあわせて、最適な調査プランや証拠の残し方をアドバイスいたします。
「証拠が取れてから」「本当に危険になったら」では、手遅れになることも。
小さな違和感の段階で動くことが、安全を守る第一歩です。
※docomo・au・softbankなどの携帯電話アドレスはドメイン指定設定により毎月10件以上の「送信エラー」が起こっているため、 フリーメール(GmailやYahoo!mail)の利用をおすすめします。しばらく経っても返信が来ない方はお電話にてご確認くださいませ。

執筆者 / 長田
嫌がらせや対人トラブルなど複雑な問題解決が得意。 持ち前の冷静な分析力と強い正義感で、これまで多数の相談者からの問題を解決してきた実績あり。監修者・執筆者一覧へ
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