パートナーのちょっとした言葉や態度にモヤモヤしたり、怒らせないように気を使って疲れてしまう。
それは、もしかするとデートDVかもしれません。
「親や友人に心配をかけたくない」
「パートナーに知られたら怖い」
そんな思いから、ひとりで抱え込んでいませんか?
この記事では、デートDVの具体的なサインから、自分でできる証拠の集め方、探偵事務所によるサポート内容までわかりやすく解説します。
「デートDV」とは、パートナーとの関係の中で起こる暴力や精神的な支配のことです。
“暴力”と聞くとピンとこない人もいるかもしれませんが、実際には気づかないうちに被害にあっているケースも少なくありません。
デートDVを理解し、なぜ起こるのかを「加害者」と「被害者」の心理に分けて解説していきます。
また、心当たりのある方に向けた【チェックリスト】もご用意しましたので「自分の今の状態を知ること」から始めてみてください。
デートDVにはさまざまな種類があり、その多くは“目に見えない心の暴力”が始まりです。
我慢していたり、慣れてしまっていたりしても、心が疲れているなら、すでにそれは「暴力を受けている証拠」かもしれません。
ここでは、デートDVの中でも特に多い5つの種類を紹介します。
例〜殴る、蹴る、物を投げつける、物に当たることで威圧する(壁ドン・ドアを蹴るなど)
例〜無視、人格否定、「お前が悪い」と責任を押しつける、他人と比べて貶める
例〜バイトを辞めさせる、頻繁に「何にいくら使ったか」を報告させる、財布を取り上げる、借金を強要する
例〜性行為を強要される、断ると機嫌が悪くなる、避妊に協力しない、性行為の撮影・記録
例〜「誰と会ってたの?」と常に監視される、友人との交流を制限、SNSをやめるよう言われる
こうした暴力の多くは、最初は小さな“違和感”として始まります。
我慢を続けるうちに、あなたの心や生活をゆっくりと蝕んでいくのです。
デートDVは、怒りや衝動だけで起こるものではありません。
その根っこにあるのは、“相手を思い通りに動かしたい”というコントロール欲求です。
言葉の暴力や無視、束縛、暴力はその欲求を満たすために使われます
「ちょっと言いすぎたかな」くらいだったのが、いつの間にかあなたの自由を奪い、尊厳を壊していきます。
もしあなたが「どうせ言っても怒られるから」「黙っていたほうが楽」と感じているなら、それはすでに、相手にコントロールされているサインかもしれません。
デートDVの加害者は、単に「怒りっぽい人」「暴力的な性格の人」ということではなく、
多くの場合、強い支配欲が根底に潜んでいます。
たとえば
こうした心理的背景から、加害者は自覚のないまま暴力的な言動を繰り返してしまうこともあります。
デートDVには、被害者が「今回だけ。本当はいい人なんだ。」と思い込んでしまい、加害者から離れられなくなってしまう「特徴的なサイクル」があると言われています。
この仕組みは、特に若いカップルや付き合いはじめの関係性では気づきにくいことも特徴です。
デートDVで繰り返される特徴的なサイクルは、以下のような項目があります。
パートナーの機嫌が悪くなったり、言葉がキツくなったりする時期。
あなたは「怒らせないように」と、顔色をうかがって行動するようになります。
限界がきて、パートナーが怒鳴ったり、モノに当たったり、暴力をふるったり……。
あなたは恐怖で言い返せず、ただその場をやり過ごすしかありません。
暴力のあと、加害者は急に優しくなり「ごめん」「もう二度としない」と謝ってきます。
花やプレゼントを渡されたり、「本当は愛してる」などと告げられることもあります。
この“サイクル”に気づくことが、抜け出すための第一歩になります。
「もしかして、自分も当てはまるかも…」
そう思ったあなたのために、デートDVのサインをチェックできるリストを用意しました。
下記の項目の中で、3つ以上当てはまったら要注意。
1つでも心がザワつく内容があれば、あなたの感覚が「危険信号」を出している証拠かもしれません。
【10個で気づくデートDVのサイン】
□相手の機嫌をうかがって、本音を言えないことが増えた
□「浮気してるでしょ」など、証拠もなく疑われる
□連絡を返さないと、何度も着信があったり責められる
□スマホやSNSの中身を勝手に見られる、パスワードを教えさせられる
□「○○と会うな」と友人との付き合いを制限される
□お金を貸すように言われたり、勝手に使われることがある
□暴言や命令口調が多く、自分の意見が通らない
□「別れたら自殺する」など、脅すような言動がある
□身体を押されたり、物に当たるなどの“暴力未満”の行動がある
□「こんな自分が悪いのかも」と自分を責めるようになった
“これっておかしいかも”
その気づきがあなたを守る大切なサイン。
私たちはその一歩を、全力で支えます。
以下は、実際に報告されている被害の一部です。
これらはすべて、“よくある話”なんかじゃありません。
あなたの自由や尊厳を奪う、立派な暴力です。
暴力や支配が続くと、心と体にさまざまな異変があらわれます。
とくに見逃しやすいのが、“感情のマヒ”です。
本来なら怖い・嫌だと感じることなのに、何も感じなくなってしまう。
それは「慣れた」のではなく、心があなたを守るために“感じないようにしている”状態かもしれません。
どれだけつらかったとしても、言葉や態度だけでは第三者に伝わらないこともあります。
だからこそ、あなたの身を守るために「客観的な証拠」を残すことが重要です。
いきなり探偵に相談するのが不安なら、まずは「記録すること」から始めてみてください。
小さなことでも「事実」として残しておくことが、あなたを守る力になります。
日付・内容・相手の言動・自分の感情などをできるだけ具体的に。
脅された音声や暴力的なやり取りがあれば、スマホなどで記録しておく。
支配的な言葉や、怖かったやり取りはスクショして残しておく。
撮影する際は、日付がわかるように新聞やカレンダーなども写すと信ぴょう性が高まる。
ただし、これらはあくまで「第一歩」。
相手にバレないように記録するのは精神的に参ってしまいますし、証拠として扱うには条件があります。
記録してるのに、なぜか認めてもらえないなんてことも…。
だからこそ、専門家の力を借りて、安全に・確実に証拠を残すことが大切です。
「もう我慢しなくていい」
そう思ったら、ぜひ私たちにご相談ください。
もし暴力によってケガをした、または心の不調が続いている場合は、医療機関を受診して診断書をもらっておくのも有効です。
診断書は、後々、警察や弁護士に相談するときの強力な証拠となります。
病院に行くこと自体が怖い…と感じる場合は、電話で相談してみるのもいいでしょう。
「証拠を集めなきゃいけないのはわかるけど、バレたら怖いし、自分でできる自信がない」
そんなあなたの安全を最優先に、証拠を集めるプロフェッショナルがお手伝いします。
それがファミリー調査事務所によるサポートです。
たとえば
「話すだけ」でも構いません。
初回相談は無料で、あなたと一緒に考える時間をご用意しています。
当事務所では、デートDVの被害実態を明らかにし、必要な「証拠」を残すために、状況に応じた調査を行なっています。
ご相談内容をもとに、相手の行動や暴力・脅迫の事実を客観的に記録する、専門的な証拠収集を得意としています。
対象の行動パターン(外で怒鳴る、無理やり腕をつかむ、待ち伏せ等)を分析した上で、張り込みや尾行による撮影を実施します。
これにより、暴力的な言動や威圧的な接触が映像や画像として残ります。
室内や車内など外部からの撮影が難しい場面では、音声による証拠化を行なう場合もあります。
依頼者の安全を第一に配慮しつつ、日常会話の中での脅迫や侮辱など、言葉の暴力を記録に残します。
経済的なDVの場合は、通帳・レシート・LINEの送金履歴などの記録に加えて、相手の勤務先や収入状況を調査することもあります。
生活に必要な支出すら認めないような状況は、立派なDVの証拠になります。
収集した映像・音声・記録データは、時系列に整理された報告書としてまとめられます。
この報告書は、弁護士による離婚・慰謝料請求の訴訟や、警察への被害申告においても活用できる公的な証拠として機能します。
当事務所は、ただの証拠収集にとどまらず、あなたの「これから」を守るサポートを行なっています。
調査は「終わり」ではなく「始まり」。
“あなたが安心して過ごせる日常”のためのアドバイスも行います。
どんなに小さな違和感でも、私たちはその声に耳を傾け、「相談してよかった」と思える未来のために尽力します。
※docomo・au・softbankなどの携帯電話アドレスはドメイン指定設定により毎月10件以上の「送信エラー」が起こっているため、 フリーメール(GmailやYahoo!mail)の利用をおすすめします。しばらく経っても返信が来ない方はお電話にてご確認くださいませ。
監修者・執筆者 / 山内
1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。 得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。 監修者・執筆者一覧へ
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