
大手企業へのハッキング・サイバー攻撃が連日ニュースになっています。
しかし一方で、一般市民が「自分には関係ない」と思ってしまう間に、個人レベルでのハッキング被害も実は増えています。
なぜ“普通の人”が標的になってしまうのか?どんなきっかけで攻撃者の標的になるのか?そして、被害に遭ったらどうすればいいのか?
本記事では、あなたのお金・個人情報・プライバシーを守るために、ハッキング被害が起きる仕組みとその対策を探偵・調査の観点も交えながら丁寧に解説します。
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大ニュースで取り上げられるのは大手企業へのサイバー攻撃が多いですが、実は個人もまた狙われています。なぜかというと、
つまり、「企業じゃないから安心」という時代ではありません。あなたのスマホ、PC、SNS、メール、すべてが入口になりえます。

ここでは、個人がハッキングやサイバー攻撃に遭いやすい主要なきっかけを挙げて解説します。
あなたのアカウントが不正アクセスされています」「確認してください」というメールが送られ、リンクをクリックすると偽ログイン画面へ誘導され、ID・パスワードを奪われる…これが最も典型的な手口です。
例えば、
何度も使いまわしたパスワード、誕生日や名前だけの単純なパスワード、複数サービスで同じログイン情報を使っていると、どれか一つが破られた時に芋づる式に被害が広がります。
例えば「email@example.com/password123」という組み合わせが突破されると、メール、SNS、買い物サイトなどに次々侵入されます。
パソコンやスマホ、アプリの更新をしないでいると、既知の脆弱性がそのまま放置されており、攻撃者にとって“入り口”になってしまいます。
特に「古いOS」「サポート終了のソフトウェア」を使い続けることは大きなリスクがあります。
カフェや駅の無料Wi‑Fiでログインしてしまったり、USBメモリを他人から受け取ってしまったりすると、マルウェア感染の入口になりえます。
ウイルス・スパイウェアを仕込まれ、ID・パスワードや認証情報を盗まれるケースがあります。
あなたのメールアドレスやパスワードが、どこかのサービスの流出データに含まれていた場合、それを元に「このパスワードを別サービスでも使っていますか?」と攻撃が来ることも。
つまり、過去の“自分では気づかなかった流出”が将来の被害の種になっていることもあります。

うっかりクリックしてしまった/怪しいサイトを開いてしまったと感じても「まぁ大丈夫だろう」と放置してしまうのは非常に危険です。
以下のような悪影響が出る可能性があります。
特に「少し怪しいな…でも大丈夫かな」で放置した場合、気づいた時には被害拡大・修復コスト増ということになりかねません。
つまり“自分は大丈夫”ではないのです。
被害を未然に防ぐため、日常から次のような対策を講じておきましょう。
パスワードだけでは突破され得ます。スマホに届くワンタイムコードや認証アプリを利用することで安全性は格段に上がります。

「何か起きてしまったかもしれないけれど、どう動けばいいか分からない」という場合、探偵や調査専門機関のサポートが有効です。具体的には以下のような内容を提供できます。
名簿業者、ダークウェブ、過去のデータ漏えい情報から、あなたのメールアドレス・パスワード等が流出リストに含まれていないかを調べます。
「自分の名前が出回っている」「知らないアカウントが自分の実名を使っている」などの疑いを検証します。
どのサービスから情報が漏れた可能性が高いか、アクセスログ・趣味・契約履歴・登録先履歴などから推定し、再発防止策を整理します。
ハッキング被害・なりすまし・詐欺アプローチがあった場合、発信者の特定支援・警察提出用報告書作成を含めて対応します。
探偵が調査結果をもとに、あなたの状況に即したセキュリティ強化・今後の注意点・行動プランを提案します。
このように、「自分では気づきにくい」「証拠が残りにくい」サイバー被害だからこそ、専門機関に相談するメリットが大きいです。

大手企業のハッキング報道だけで「自分には関係ない」と思ってしまうのは、自己防衛を放棄してしまっているのと同じです。
あなたのスマホ・メール・SNS・家計簿…すべてが守るべき資産です。ハッカーはあなたの“油断”をスキにしています。
今一度、以下を振り返ってください。
そして、もし「何かおかしい」と感じたら、迷わず専門家に相談することが、被害拡大を防ぐ最善の一歩です。
当事務所では24時間365日ハッキングに関するご相談を受け付けています。お気軽にご相談ください。
※docomo・au・softbankなどの携帯電話アドレスはドメイン指定設定により毎月10件以上の「送信エラー」が起こっているため、 フリーメール(GmailやYahoo!mail)の利用をおすすめします。しばらく経っても返信が来ない方はお電話にてご確認くださいませ。

執筆者 / 長田
嫌がらせや対人トラブルなど複雑な問題解決が得意。 持ち前の冷静な分析力と強い正義感で、これまで多数の相談者からの問題を解決してきた実績あり。監修者・執筆者一覧へ
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