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公開日: 2021/02/16 最終更新日: 2021/03/20
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 公開日: 2021/02/16 最終更新日: 2021/03/20

いじめ絶対許さない! あなたを守る『いじめ防止対策推進法』について

みなさんはよくニュースなどで話題になる「いじめ」についてどれくらい知っていますか?現代ではたくさんの問題を抱えている子供たち、そして大人たちがいます。それに伴い、「いじめ」の件数も年々増加しています。特に小学生は深刻な状態になっています。見えてはいないところで起こっている「いじめ」もたくさんあります。今回はその「いじめ」について詳しく掘り下げていきたいと思います。

「いじめ」は一人で抱え込まない 、それが1番大事なことです。

目次│いじめ相談専門窓口

いじめとは?

いじめの定義

一言に「いじめ」と言ってもたくさんの種類、行為があります。まずは一般的に「いじめ」と思われるものを上げていきたいと思います。

  • 暴力
  • 陰口
  • 無視
  • 物を隠す

以上が主な「いじめ」だと思います。しかし、まだまだたくさんの手口があります。例えば、インターネットへの書き込み、SNSへの書き込み、金品を盗られる、家の壁などへの落書き、家にものを投げ込む等…上げればきりがありません。そして、大人になればなるほど行為を隠したりエスカレートする可能性が高くなります。

「いじめ」は加害者がちょっとした悪戯だと思っていても被害者が「精神的苦痛を与えられた、傷ついた」と思えば「いじめ」です。受けた側の気持ちにたつ、そしてもし、自分が加担しないといけない状況になったとしても「NO」と言える勇気が大切です。

いじめ防止対策推進法とは

いじめ防止対策推進法

いじめ防止対策推進法とは、2013年6月28日に公布された法律です。みなさんも事件になったので覚えているかと思いますが、2011年に大津市で起こった中学2年生いじめ事件 が発端でこの法律が施行されました。この事件により学校側、教育委員会側両者の隠蔽体質が浮き彫りになり、いじめ防止対策推進法が施行される流れとなりました。

では実際にはどのようなものが法律内で「いじめ」と定義されているのかを見ていきましょう。「児童生徒に対して、当該児童生徒が在籍する学校(小学校、中学校、高等学校、中等教育学校及び特別支援学校)に在籍している等当該児童生徒と一定の人的関係にある他の児童生徒が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった児童生徒が心身の苦痛を感じているもの」が「いじめ」と定義されています。

また、上記の定義に対し、「他の児童生徒が行う心理的又は物理的な影響を与える行為」により「対象生徒が心身の苦痛を感じているもの」が基準になっています。

つまりどういうことかというと、「学校(義務教育)に通っている人は自分が苦痛、嫌だと思う行為を定期的にされた場合はいじめ」ということになります。

大人のいじめも大問題

いじめは子供だけの問題ではない?

もちろん、「いじめ」が問題になっているのは子供だけではありません。現代日本では、職場でのいじめ、ママ友間でのいじめ、ご近所でのいじめなどたくさんのいじめが存在しています。しかし、今回のいじめ防止対策推進法はきっかけが中学生のいじめだったこともあり、その範囲に大人は入っていません。範囲に入っているのは上記に記した通り「義務教育」の子供のみになります。

大人のいじめ事例

2019年の東須磨小学校で起きた教員間でのいじめは皆さんの記憶にも新しいでしょう。被害教師は全員20代の男女2人ずつ。加害教師は30代男性3人、40代女性1人です。いじめの内容は、

  • 私物を捨てる
  • 拡大コピー用紙の芯で尻をたたいてミミズ腫れにさせる
  • 『ハゲ、ボケ、カス』などの暴言を浴びせる
  • 車で自宅への送迎を強要する
  • 携帯電話にロックをかけて使えないようにする
  • 激辛ラーメンを無理矢理食べさせ、『もう無理です』と言うと平手打ちする
  • 車の上に乗り、車体を蹴り、車内で飲みものをこぼす
  • LINEで性的なメッセージを送らせる

などがありました。しかも、加害教師は評判のいいといわれている先生で、いじめ問題の講習もやっていたそうです。

いじめは職場だけではありません。ママ友など毎日のように顔を合わせる場でも起こりえます。「毎朝挨拶しても無視をされる」「あることないことほかのママたちや先生に言いふらされる」「LINEグループで発言しても無視をされる」「当番をサボる」など子供にも見える場所で行われる場合もあるそうです。

そして、その理由が気に入らないから、自分たちとは違う幼稚園、保育園出身だからということです。

上記のものは、ほんの一例に過ぎません。ご近所トラブルからいじめに発展したケースや同じ部署内でのいじめ、または女性間での精神的苦痛を強いられるいじめ、男性間での肉体的苦痛を強いられるいじめなど世の中にはいじめと思われるものはたくさんあります。

未成年では刑罰はない!?

犯した場合の刑罰

まず、いじめ防止対策推進法では刑罰を与えるということは基本的にはありません。対策として、「いじめを受けた側」が安心して教室で過ごせるように「いじめた側」を別教室で授業を受けさせる。

児童・生徒がけがをしたり長期間欠席することを余儀なくされたりするなどの被害が起きた場合には、学校が調査を行い事実関係を保護者らに伝えることを義務づけています。

いじめが起きた場合には、学校がカウンセラーの協力を得ながらいじめを受けた児童・生徒を継続的に支援するなどがあります。実際に重大事件になった場合、いじめ防止対策推進法ではこのように定義されています。

  • 学校の設置者又はその設置する学校は、重大事態に対処し、及び同種の事態の発生の防止に資するため、速やかに、適切な方法により事実関係を明確にするための調査を行うものとすること。
  • 学校の設置者又はその設置する学校は、1の調査を行ったときは、当該調査に係るいじめを受けた児童生徒及びその保護者に対し、必要な情報を適切に提供するものとすること。
  • 地方公共団体の長等に対する重大事態が発生した旨の報告、地方公共団体の長等による1の調査の再調査、再調査の結果を踏まえて措置を講ずること等について定めること。

何を言いたいのかというと「必要に応じて停学処分、退学処分にします」ということです。しかし、実際の判断は学校側、教育委員会側に任されるため、現状、厳重な処罰を受けることは少ないとされています。そして、何より重大なのが、もし「いじめ」が発覚して報告をしなかったとしても学校側にも教員側にも罰則がない ということです。

そのため、これは「いじめ」ではなく「トラブル」もしくは「じゃれあい」だと思って放置をしてしまい、重症化するというケースもありそうです。他にも自治体によって対応に差が出てくること、調査などの決まりがないことが問題として挙げられています。

大人のいじめの刑罰

対して大人のいじめの刑罰はどのようなものがあるのでしょうか?

いじめの加害者による行為が刑法に触れることになれば、加害者は逮捕・勾留により身体を拘束され、最悪の場合は懲役に服することになる可能性があります。暴行や脅迫は強要罪(3年以下の懲役)。被害者の物を壊した場合は器物損壊罪(3年以下の懲役または30万円以下の罰金もしくは科料)。傷が残るようなケガを負わせた場合は傷害罪(15年以下の懲役)。傷が残らない形でも暴行罪(2年以下の懲役)が適用されます。

以上のことは刑事上の責任になります。民事上の責任も問われる可能性があります。精神的苦痛を与えられた、通院しないといけなくなった、休業を余儀なくされたなどがあります。そのため、支払いも高額になる可能性が高いと思われます。

加害者とどう接すればいいのか

大人と子供で対応は違う

大人の「いじめ」と子供の「いじめ」では対応が変わってきます。まず、子供の「いじめ」の場合は必ず 大人が介入しましょう。喧嘩をした場合は子供同士での話し合いは大事ですが、こと「いじめ」に関しては違います。「いじめ」は結局「いじめた側」のケアと「いじめられた側」のケア両方が大事になってきます。

「いじめた側」も心に何かを抱えている可能性が高いです。むしろ心に何かを抱えているのは「いじめた側」かもしれません。きちんと大人が子供と向き合って話し合い、対策していくことが大切です。

では、大人の「いじめ」の場合はどうすればいいのでしょうか。まず、大人のいじめは子供たちのいじめよりも悪質になります。そして基本的に自分よりも立場が下の者をいじめる傾向があります。例えば、自分よりも気が弱いや自分以外に親しい人がいない、太っているなどです。

もしくは、自分のコンプレックスに思っていることをいじめられている側がもっている可能性もあります。総じていえることは自分に対して言い返してこなさそうな人を選んでいるということです。

職場で起きた場合は?

まずは落ち着きましょう

同僚から上司にばれないようにいじめられる…はまだ上司に話せばなんとかなるかもしれませんが、上司からパワハラをうける、セクハラをうけるなどはそれ以上の上司、もしくは第三者に頼るほかなくなります。しかし、簡単にその上の上司といっても直接の上司ではないので難しいでしょう。その場合は以下のことに注意して行動してみてください。

心に余裕をもつ

これは職場だけでなく、大人の「いじめ」全般にいえることです。まず落ち着きましょう 。いじめられていると感じるとどうしてもそれにばかり意識が向きがちです。ですが、一度落ち着いて周囲を見回してみてください。自分には必ず味方になってくれる人がいるはずです。味方がいると思うとおのずと落ち着いてきます。落ち着いてきたら次の対応をしましょう

相手と距離を置く

相手と距離をとれるのであれば取りましょう。もちろん物理的ではなく精神的に、です。自分の心を守るためにも完全に関わらなくても生活できるのであればそうしたほうがいいでしょう。もし無理なのであれば協力してくれる人に頼んで近寄らなくても済むように頼むのも手でしょう。

相手に同調する

次に相手に同調するという手があります。これは少し難しいかもしれませんが、どうしても関わらなくてはいけない時に役に立ちます。同調すると書きましたが100%同調はしなくていいです。何をするかというと、「相手が自分のことを笑ってきたら同じように笑う 」「皮肉やお世辞などを言ってきた時には感謝を述べる」「馬鹿にしてきたら無視をする」「過去のアクシデントなどを言われても気にしていないフリをする」「何か失敗したとしても冷静に対処する」これを実践してみてください。相手は攻撃しやすいから攻撃をしてきます。

上記のことをされると相手は馬鹿にされた、恥ずかしい思いをしたと思います。それを続けていくことによって相手は「あなたはいじめても反応がない。もしくは自分が面白くない。じゃあほかの人をいじめよう。」という考えに変わります。最初はつらいかもしれませんが、次第にあたりは弱くなってくると思います。

立場をはっきりさせる

もしすぐにでもやめさせたいのであれば、自分が弱い立場ではないことを証明しましょう。「いじめ」は弱い立場のものをいじめるというのが基本にあります。ではその立場ではなくなればいいのです。もちろん弱い立場にも色々あります。しかし総じて自分に“言い返してこない人”を選んでいる場合が多いです。ならば言い返してみてください。言い返す際に気を付けることは絶対に怒らない」「正しい指摘をする」「具体的に言う」の3点です。失敗するとエスカレートする場合もあります。事前準備はしっかりとしましょう。

相手の行動、やられたことを日付、行為でノートに残す

そして、なによりも大事なのが記録 です。何をいつどういう風にされたのか。これを明確に書き残すことによって何かあったときに役に立ちます。「いじめ」でケガをした、物を壊された、ひどい嫌がらせを受けたなどは「犯罪行為」になります。そして加害者に刑事責任を追及することができます。その時に記録が役に立つことがあります。訴訟を視野に入れている場合は記録を残すことをオススメします。

孤独な戦いはやめるべき

いじめは解決できます!

お住まいの場所や電車移動が不安・コロナウィルス対策で相談ルームまで行くのが不安な方のために、ストーカー・嫌がらせ対策専門窓口では出張相談を実施しております。初めてのいじめに関するお悩みや不安などを、直接相談してみませんか?各エリアの出張相談は、全て予約制で24時間、土日祝日もご予約を受け付けておりますのでお気軽にお申し付けください。

公共機関相談先一覧

子供のいじめ相談先は、都内に住んでいる方は東京都いじめ相談ホットラインへ。各道府県にお住まいの方は文部科学省の問い合わせセンターに問い合わせることをオススメします。

職場でのいじめの相談先は、各都道府県にある労働局、労働組合、もしくは会社内に窓口がある場合はそちらに相談しましょう。

それ以外の方は厚生労働省のこころの相談窓口やそのほかの相談サイトなどで問い合わせてみてください。「いじめ」は一人で抱え込まないでまず相談です。

  • 厚生労働省こころの相談窓口
  • 文部科学省問い合わせセンター
  • 東京都いじめ相談ホットライン

まず、現状について相談することから始めましょう。

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