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公開日: 2022/09/24 最終更新日: 2022/09/26
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 公開日: 2022/09/24 最終更新日: 2022/09/26

精神的に追い詰める(精神崩壊させる)嫌がらせ

精神崩壊させる嫌がらせ

職場における「パワハラ(パワー・ハラスメント)」「モラハラ(モラル・ハラスメント)」、学校などにおけるいじめや、近隣住民やママ友・パパ友などからの嫌がらせ行為、あるいはネット上での誹謗中傷…。

これらの精神的暴力を受け続けることによって、精神的苦痛を味わせ、果ては精神崩壊に陥れる目的で行われる嫌がらせ行為が存在します。

専門家
ハラスメント調査
2022年9月24日
ストーカー・嫌がらせ対策専門窓口の「社員による寄稿記事のご紹介 」ページです。最近の嫌がらせは、精神的に追い込み自滅させる悪質な嫌がらせが目立ちます。そのような嫌がらせ被害者には、精神的なサポートをいたしますのでお気軽に無料相談を活用してください。

目次

1-1 精神崩壊とは

精神崩壊

人は社会生活のなかで、さまざまなストレスを抱えています。

そのストレスに自覚できていれば、それに対応することもできますが、自分でも気づかぬうちにストレスを溜め込み、ある日突然、心や身体に症状として現れることがあります。

限界を超えたとき、自分でも想像していなかった症状が見られることもあります。

例えば、不眠や、度重なる胃痛・腹痛などの症状に対しては、早めに対処することによって克服することも可能でしょう。

しかし、ストレス症状が感情や行動によって表面化した場合、自分では気付きにくいうえに周囲に迷惑をかけてしまったり、攻撃的な行動に及ぶこともあります。

1-2 「精神疾患」と「精神崩壊」との違い

「精神疾患」

「精神疾患」の場合、その原因は千差万別であり、ひとくくりにはできません。

例えば、ストレスによって引き起こされた、統合失調症や躁うつ病は、薬物療法や精神療法による治療は可能ですが、再発する可能性も高く、症状をコントロールしていく必要に迫られます。

よって「治療を続けた上で、普通に生活できる状態にする」という意味では、症状を表面化させないことは可能です。

「精神崩壊」

一方で、適応障害やPTSDなど、心理的なストレスが原因と考えられる「精神崩壊」の場合は、言えていた言葉が言えなくなったり、コミュニケーションが取れなくなったり、常道行動(毎日同じ服を着る、毎日同じルートを散歩するなど)や強迫行為を繰り返すようになります。

常に不安感を持ち、排便や排尿のコントロールもできなくなります。また「ゲシュタルト崩壊」という、知覚障害が出ることもあります。

例えば、漢字が単なる記号に見える、文字がバラバラに見えるなどの認知能力障害が現れ、これは聴覚や皮膚感覚・味覚・嗅覚においても生じることもある「精神崩壊」の一つです。

2-1 精神崩壊する原因

あらゆる人は「ストレス」と無縁ではいられない

前述した通り、社会に生きるあらゆる人は多かれ少なかれ、ストレスを抱えながらも、それらを我慢して生活しています。

我慢には、適度なストレスによってアドレナリンが分泌され集中力を高めたり、時に人との信頼関係を深めるきっかけとなる側面もあります。

しかし、もしその我慢が過度になってしまうと、蓄積されたストレスが行き場を失い、心身をむしばむ「精神崩壊」に発展することもあるのです。

我慢しすぎによって起こる「キラーストレス」

過剰なストレスと我慢のしすぎによって、日常生活をゆるがしてしまうこともあります。

「ストレス」とは、もともと物理学の用語で、物体の外側からかけられた圧力によって歪みが生じた状態のことです。

医学や心理学においては、心身にかかる外部からの刺激を「ストレッサー」と言います。

そのストレッサーに適応しようとして、心身に生じた反応を「ストレス反応」と呼んでいます。

心身に影響を及ぼすストレッサーには、気候や騒音、混雑などによる「物理的ストレッサー」、公害物質や薬物、空気汚染などによる「化学的ストレッサー」、職場・近隣住民などとの対人関係において起きる問題などで生じる「心理・社会的ストレッサー」があります。

一般的にストレスと呼ばれるものの多くは、心理・社会的ストレッサーのことです。ストレッサーによって起こるストレス反応は、心理面、身体面、行動面の3つにおいて現れます。

反応は複合的に見られることが多く、強いストレスによって不眠が続いたり、イライラとした気分を解消するために、生活が荒れるなどの悪循環に陥りやすくなります。

また、人混みや騒音・感染症への恐怖・人間関係・ネットなどによる心理的ストレスなど、多くの要因があります。

慢性的に継続するストレス反応は、本来、ストレスから守るための重要な心の仕組みを暴走させてしまい、「毒性ストレス」となり、この毒性ストレスが、破壊力を持ちながら、自身の心身をむしばみます。

これが「キラーストレス」と呼ばれるものです。

3-1 精神崩壊する嫌がらせ

睡眠妨害

睡眠妨害には環境騒音によるものと、近隣からの嫌がらせ行為によるものがあります。

環境騒音による睡眠妨害は、環境因性睡眠障害(環境要因がなくなれば改善する不眠)と呼ばれます。

不眠のなかでも特に「入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠困難のうち一つ以上の症状が週1日以上の頻度で1ヶ月にわたって発生し、そのために日中の活動に支障がある場合」を不眠症と定義しています。

その基準として、35デシベル以上になると睡眠への影響が出始めるとされています。しかしながら、人の話し声など「意図のある音」は、騒音レベルがごく低くても不眠をきたす場合もあります。

また、高齢者や持病のある人の睡眠はもともと浅いため、騒音による影響を受けやすいとされています。

睡眠障害を受け続けることによって、気分を安定させたり、ストレス耐性を上げる働きがあるセロトニンや、覚醒と睡眠のバランスを整えるメラトニンのホルモンバランスが乱れ、精神と睡眠の質が大きく損なわれ、うつ症状などの精神疾患を引き起こし、自律神経をコントロールすることも難しくなるケースもあります。

継続する近隣の騒音や異臭

「感覚公害」ともいわれる近隣からの騒音トラブルや悪臭トラブル。

音や臭いの感じ方については個人差や慣れがあり、騒音や悪臭に耐え続けた結果、精神的苦痛を受け続けることにもなり、周囲の理解も得られないことで、精神崩壊につながることもあります。

場合によっては、近隣住民に対し攻撃的な言動をするなどの深刻な近隣トラブルに発展することも。

関係がこじれることで、円満な解決が困難となってしまう可能性もあり、逆に自身が周囲から“危険人物視”される恐れすらあります。

勤務先でのハラスメント

労働者を守る基本となるものが「労働三法」(「労働基準法」「労働組合法」「労働関係調整法」)です。

これらの法律のなかには、「パワハラ」「モラハラ」と、明確に規定された明確な線引きはありません。

しかしながら、職場におけるパワハラが社会問題化していくにつれ、時代に要請に応える形で「パワハラ防止法(改正労働施策総合推進法)」が、2019年に成立し、大企業では2020年、中小企業では2022年から施行されています。

このなかでは、パワハラを「優越的な関係を背景とした言動」「業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動」「就業環境を害する行為(身体的もしくは精神的な苦痛を与えること)」と定義されています。

暴行・暴言・脅迫・侮辱はもちろん、仲間外しなどの「人間関係からの切り離し」や、「過大な要求、および過小な要求」「個(プライバシー)の侵害」などが、これに当たります。

悪質な風評被害や噂話

風評被害とは、根拠のない噂やデマにより、個人(あるいは企業・団体)に悪い影響や被害を及ぼすことを指します。

何らかの事件・事故が発生した後や近隣住民の間での噂話などによって、本来は無関係であるはずの個人が、周囲から悪い印象を植えつけられることもあります。

学校や地域、会社といったコミュニティーのなかで伝聞によって伝わる噂話が、尾ひれがついて広まり、風評被害が生まれるケースもあります。

特に地域に根付いた商売をされている方々にとっては重大な問題となります。

「商品に虫が入っていた」といったデマや、「あのお店のご主人は浮気をしているらしい」といった特定の人物に対する誹謗中傷から経済的な損失を被るケースもあります。

ネット上での嫌がらせ

上記の風評被害や噂話に関連して掲示板やSNSなど、ネット上に匿名性をもって悪意のある情報を流す嫌がらせが横行する時代となっています。

最近では、個人名などを特定した上で、「〇〇教の信者(あるいは信者二世)である」などというデマを書き込まれることによって、それを見た友人などが離れていき、誰にも相談できないまま、孤立を余儀なくされるといった事例もあります。

4-1 精神崩壊しそうになった時は…

相談

精神崩壊する前兆として、情緒不安定となり、心が安定せずに感情の起伏が激しくなります。

落ち込んだり悲しい気持ちになったりする一方で、イライラしたり、他人に対して攻撃的になるといったこともあり、この心の起伏の激しさが情緒不安定な状態といえます。

また、突然悲しい気持ちになり涙が出るといった状態も情緒不安定な状態といえます。

「悲しみ」という感情や「涙を流す」という働きは、自分を守ることが必要な状況であることを知らせる、体からのストレス反応といえます。

ストレスなどの精神的要因は情緒不安定になる大きな原因となったり、さまざまな疾患の一症状として情緒不安定になったりすることはあります。

情緒不安定であるというだけで、疾患であると断定することは困難です。

数ヶ月にわたって同じ状態が続く場合、社会生活や人間関係に大きな支障をきたしている場合には、心療内科などを受診するべきでしょう。

回復

一日中気分が落ち込む、何に対しても興味関心や喜びを感じられない、眠れない、食欲がない、眠っても疲れがとれないなどの状態が続く場合、うつ病の可能性が高いといえます。

一般的には抗うつ薬による治療が行なわれますが、本人がもともとストレスを感じやすいなど性格的な要素が関連している場合には、カウンセリングや認知行動療法などの治療が行なわれることもあります。

また、気分の落ち込み(うつ状態)と、高揚(躁状態)が繰り返し現れる疾患は双極性障害と呼ばれます。

双極性障害の治療には大きく薬物療法と心理療法があります。

不安障害は不安を症状とする疾患の総称で、不安の原因としてはっきりした理由がないにも関わらず、日常生活に支障をきたすほど症状が強い場合は不安障害の可能性が考えられます。

不安障害の治療は薬物療法と精神療法、カウンセリングなどによって行なわれます。

これに関連して、身体的・精神的な不調がストレスなどによる自律神経のバランスが乱れることによって、さまざまな症状が現れる状態が自律神経失調症です。

その症状としては、頭痛・動悸・下痢や便秘などの身体的な症状・情緒不安定・イライラや不安などの精神的な症状があらわれます。

治療としては、症状に応じた薬の服用による対症療法、生活のリズムを整えるなどの行動療法、ストレスをコントロールする方法を学ぶカウンセリングなどが行なわれます。

5-1 早めの対策が必要

嫌がらせ行為の相手を訴えるには

前述した通り、さまざまな形で行われる嫌がらせ行為の相手を特定し、精神的苦痛を受けたことを証明し、解決するためには、第三者を挟んでの法的手続きを取ることが最も有効です。

職場におけるパワハラやモラハラについては、労働基準監督署に通報する方法もありますが、最も有効な手段は民事訴訟でしょう。

精神的苦痛の慰謝料などを請求、あるいは相手の不法行為を証明してその賠償をさせるためには、その行為を証明することが必要です。

家屋や所有物の破壊などが伴わなければ、嫌がらせ行為の捜査を警察がすることは、基本的にはありません。

訴訟を提起するための証拠集めは自身で行う必要があります。

最も重要な「証拠集め」

民事事件において、不法行為の損害賠償は基本的に賠償金の形で請求されます。精神的損害に対して支払われる賠償金を慰謝料といいます。

損害賠償とは、債務不履行や不法行為によって相手に与えた損害を補償するためのお金です。

慰謝料は損害賠償の一種であり、不法行為との因果関係が証明できれば、適切な額の支払いが裁判で認められます。

それを証明するために証拠になり得るものは、全て保管しておくことが重要となります。

5-2 もしトラブルになったら…

探偵・調査会社は「証拠集め」のプロに

もし、嫌がらせ行為によって苦痛を味わい、精神崩壊寸前となった場合、自身で提訴へ向けての証拠集めを一人で行うことは困難でしょう。

嫌がらせ行為における証拠収集の専門家であるファミリー調査事務所では、さまざまな嫌がらせ行為に苦しむ方に寄り添い、解決のみならず、二次被害を防止するための方策を立て、ご依頼者が安心して生活できるまで、お手伝いします。

精神的に追い詰める嫌がらせ被害に関するご相談・お見積もり・面談予約は、お問合せフォーム・電話・メール・ラインにて24時間(土日・祝日問わず)お受けしています。

嫌がらせ被害の状況によっては、無料相談で解決する問題もあります。緊急性の高い方は、フリーダイヤルをご利用ください。ハラスメント調査の担当者が対応いたします。

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