ナルシスト(narcissist)系ストーカーは、ナルシスト的な特徴を持つ個人がストーカー行為を行うタイプを指します。
このようなストーカーは自己中心的であり、自己の優越感や支配欲を満たすために他人を追いかけ、監視し、嫌がらせを行います。
彼らは自己中心的な関係を追求し、被害者を支配下に置こうとする傾向があります。
ナルシスト系ストーカーは被害者に対して心理的な苦痛や恐怖を引き起こすだけでなく、プライバシーを侵害し、社会的・職業的な妨害も行う可能性があります。
被害者は早期に警戒し、サポートを求めることが重要です。
ナルシストには大きく4つのタイプに分けられます。
多かれ少なかれ、他人を軽蔑したり他人が堕落したり、他人が評価が低くなったり恥ずかしめられたり過ちをおかすような自己尊厳の低下になることが、自らの自己愛をより深める原動力とします。
他人よりも自分の優位性が顕著であったり、他人の自分にたいする特別感が感じられない場合、他人から見ると関わりにおいて厄介な存在となります。
自己愛が満たされないと怒りや攻撃で相手に向かうようになるからです。
たとえば、学校のクラスで仲良くなった子との会話は自分のことばかり話す人はいませんでしたか?
自分中心であり、他人の欲求は自分以下とみなす傾向にあるのがナルシスト気質です。
また暇さえあれば、いつも鏡ばかり見ているのもナルシスト傾向と言われていますね。
他には、「特別な扱いを自分は受けて当然」と態度に出ている人などもナルシストとして分かりやすいでしょう。
ナルシストとは、一見同じタイプであるものの実は育った環境によってまったく別のナルシストを形成します。
まず、生まれ育ちが周囲に愛されて何の障害もなく生きてきた場合です。生まれつきのいわゆる天然の自己尊厳心が強く、自分を愛するタイプです。
それとは逆に、生まれ育ちに周囲との軋轢などで問題があった場合です。
自己否定するような生き方をしてきた場合に、自己防衛の意味で鎧をつけるように自己プライドを高くすることにより、自己安堵感を高めようという心の反作用傾向にあるナルシストタイプもいます。
前者は、どちらかというとポジティブ思考でありますが、後者はネガティブ思考の末にナルシストになることで自己防衛をしていますので、前向きな心理作用ではないかもしれません。
過去のトラウマや悲しい出来事が強く性格形成に影響しているための自己防衛であるとみると、ナルシスト気質の人も本来あるべき姿ではないのかもしれません。
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