「ゴミ出しのときに監視されている気がする……」
「なぜか家の近くで頻繁に会う……」
それは近所の人によるストーカー行為かもしれません。
近所の人からのストーカーは、住まいが近いというだけあって、さまざまな危険や不安がつきまといます。
この記事では、近所の人がストーカー化してしまう危険性と、その対処法について解説しています。
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そもそもなぜ、近所の人がストーカー化してしまうのでしょうか。
その理由を探ることで、ストーカーへの対処法を探っていきましょう。
近所の人は、日常的に顔を合わせる機会が多いため、相手が自分に対して特別な感情を持っているのではと勘違いすることがあります。
この思い込みがエスカレートして、ストーカー行為に発展することも。
また、他者に対して依存的な性格である人は、相手が自分から離れないように束縛することがあり、ストーカー行為が発生するリスクが高まります。
「たまたま誤った曜日にゴミを捨ててしまった日から、監視されるようになった」
「子どもの声がうるさいと注意されてから、隣の部屋から執拗に壁を殴る音が響くように……」
などといった近隣トラブルから、ストーカーになってしまうケースです。
特に小さなコミュニティでは、対人関係が密接であるため、些細なトラブルが大きな問題に発展することがあります。
特に集合住宅では近隣トラブルが激化しやすいため、注意が必要です。
近隣住民同士で結束が固いのは良いと思われるかもしれませんが、その反面、新しく引っ越してきた人や、外部の人を警戒してしまうこともあります。
その結果、過剰な監視が始まったり、あらぬ噂を広げられてしまう可能性も。
この場合は複数人によるつきまとい、監視であるため、犯人を特定しづらく、また精神的疲弊も大きくなってしまうでしょう。
近所の人がストーカー化してしまうことで高まる危険性について解説します。
近隣で生活していると、生活習慣やスケジュールが自然と見えてしまいます。
これにより、個人のプライバシーが侵害されるリスクが高まるのです。
近所に住んでいることで上記のような情報を、大した労力をかけずに知ることができてしまいます。
そのため、待ち伏せ・盗み見・つきまといなどが起こりやすく、日常生活が脅かされます。
特に、相手が向かい側に住んでいる、または隣室に住んでいる場合は要注意です。
一緒に暮らしている家族や、家に遊びに来るほど仲のいい友人の安全も、脅かされる可能性があります。
まだ警戒心の薄い子どもや、事情を知らない友人に接触をし、「いい人だったよ」と外堀を埋められるケースも考えられるでしょう。
しかし、家族や友人を守るために一人で被害に耐えてしまうのは、相手の思うつぼです。
ストーカーは、対象者が社会的に孤立し、ひとりになってしまう機会をうかがっています。
近所の人がストーカー化したときに厄介なのは、物理的な距離をとることが難しいことです。
そのため、ストーカーの証拠をとることも至難の技であり、最悪の場合はストーカー本人にその行動がバレて、逆上されることもあります。
相手はあなたの生活リズムも、生活圏さえ把握している場合があるのです。
実際に近所の人がストーカー化してしまった事例を、2つご紹介します。
あなたの生活を脅かす者は、案外身近にいるかもしれません。
引っ越してきてから数日経ったころ、こちらが物音を少しでもたてると、隣人が郵便受けにクレームを投函してくるようになりました。
そのクレームには詳細に「音を立てた時間」「音の種類」などの記載があり、まるでこちらの生活を監視されているような気がして、心が休まりません。
最近では、ベランダからこちらの様子を窺っているような素振りまで見せてきます。
隣から見張られているため、物理的な距離がとれません。
引っ越しをするのにもお金がかかりますし、いつかおさまることを願うばかりです……。
いつからか、頻繁にインターフォンの履歴が残るようになりました。
いつも深くフードをかぶって、僕の不在時を狙って訪れるのです。
不在時を狙っているというところから、僕の生活リズムを知っている近しい人間であることはわかっているのですが、いまだ犯人は特定できていません。
気味が悪いこと以外は実害がないのですが、最近頻度が高くなっている気がしていて、恐ろしく思っています。
この2人に共通しているのは、犯人がどんどんエスカレートしてきているということです。
ストーカー被害が自然と落ち着いていくケースは少ないでしょう。
ストーカーはあの手この手で手法を変え、あなたをつけ狙っています。
少しでも違和感を覚えた場合は、状況を第三者につたえておくことが大切です。
ここではストーカーに対する対処法を解説します。
しかし、一人でできることは限られています。
ストーカーは誤った対応をするとエスカレートする危険もあるため、早い段階で警察や探偵など、しかるべき専門機関に相談をすることをおすすめします。
相手がどこまであなたの行動を把握しているのか、実際に付きまといや監視行動を行っているのかを客観的に調査し、行動パターンを明らかにします。
証拠が残りにくいLINEやSNSでのやりとり、防犯カメラ映像、尾行記録などを組み合わせ、「証拠として有効な記録」をプロの視点で確保します。
警察や法的手続きの場でも活用できるよう、第三者の立場から整理した報告書もご提供可能です。
「どのタイミングで警察や弁護士に相談するべきか?」といった不安にも寄り添い、連携先のご紹介や、事前準備のアドバイスも行っています。
探偵は、不審に思われないよう巧みに情報収集をする術を持っているため、違和感なく調査することが出来ます。
ストーカーに困っていても、周囲に相談できず、一人で抱え込む方も多いでしょう。
あなたの日々の安寧を取り戻すためにも、ひとりで立ち向かうのではなく、プロの力を借りてください。
当事務所ではお問い合わせフォーム・メール・電話・LINEにて、24時間365日、無料相談窓口にて相談を受け付けています。
プライバシーを厳守しており、匿名でのご相談も可能です。
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監修者・執筆者 / 山内
1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。 得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。 監修者・執筆者一覧へ
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