ストーカー被害は、想像以上に心身の負担が大きく、恐怖や不安に日々さいなまれてしまうものです。
「きっぱり拒絶したほうがいいのかな…」
「でも逆上されそうで怖い…」
このような葛藤を抱えながら、どう対応すればよいのか迷っている女性も多いのではないでしょうか。
本記事では、ストーカーを刺激せずに自分を守るための心理的な対応法を解説します。
実際の加害者心理にもとづいた「安全な距離の取り方」と「やってはいけない行動」、そして不安なときの相談先まで、ご紹介します。
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ストーカー行為をする人の多くは、被害者との“つながり”に執着しています。相手の拒絶や無視を「裏切り」や「挑発」と感じやすく、怒りや攻撃性につながることも。
そのため、過度に感情的な対応や挑発的な言動は、状況を悪化させるリスクがあります。
このような歪んだ認知があるため、「普通の話し合い」は通用しないケースが多いのです。
以下の対応を心がけることで、ストーカーの感情を無用に煽らず、安全に距離を取ることができます。
「やめてください」という意思表示は必要ですが、怒鳴る・責める・感情的に反応するのは逆効果です。できるだけ落ち着いたトーンで、事務的に伝えることがポイントです。
×「気持ち悪い!もう二度と連絡してこないで!」
○「これ以上の連絡は困ります。警察に相談します」
LINEやDMなどでメッセージが来ても、ブロックや返信は慎重に。反応があることで「まだつながっている」と思われてしまうことも。必要であれば第三者を通して対応します。
通勤ルートやSNSの投稿時間など、予測されやすい行動を変えることで、被害リスクを下げることができます。鍵付きアカウントへの変更も有効です。
以下の対応は、ストーカーの執着を強めたり、逆上を招く原因になります。
「とにかく関係を断つ」のではなく、「安全に距離を取る」ことが最優先です。
「これくらいなら大丈夫」「そのうちおさまるかも」と我慢を続けてしまう方は少なくありません。しかし、ストーカー被害は放置するとエスカレートする可能性が非常に高いのです。
加害者は“拒絶された”と感じると怒りや執着を強め、次第に行動がエスカレートしていきます。
● 最初はSNSでのメッセージだけだったが…
投稿に「いいね」やコメントを頻繁にする男性から、DMで毎日メッセージが届くように。
最初は軽く流していたが、返信をやめると「無視するな」「どこに住んでいるのか知っている」といった脅迫的な内容に発展。
最終的には自宅付近に現れるようになった。
● 元交際相手からの連絡を「面倒だから」と無視していたら…
別れた元彼からのLINEを放置していたところ、「話がしたい」と自宅まで訪問。会わずにいると、勤務先や家族にまで連絡を取られるようになり、精神的にも追い詰められてしまった。
特に、「最初は穏やかだったから」「そこまで悪意があるように見えなかった」などと思っているうちに、相手が一線を越えてしまうケースは非常に多くあります。
ストーカー行為は、精神的な被害だけでなく、命の危険をともなう犯罪行為に発展することもあります。我慢せず、不安を感じた時点で第三者に相談することが、自分を守る第一歩です。
対応に困ったとき、警察に相談しても動いてもらえなかった場合には、探偵や弁護士と連携して対応する方法もあります。
当探偵事務所では、以下のような対応が可能です。
被害の程度や状況に応じて、オーダーメイドでサポート内容を調整しますので、お一人で悩まずご相談ください。
ストーカー被害は、我慢せずに早めの対応が鍵です。
まずは、匿名でのお悩み相談からでも構いません。
そんな方も、どうぞお気軽にご相談ください。あなたの安全と安心を第一に考えて対応いたします。
執筆者 / 長田
嫌がらせや対人トラブルなど複雑な問題解決が得意。 持ち前の冷静な分析力と強い正義感で、これまで多数の相談者からの問題を解決してきた実績あり。監修者・執筆者一覧へ
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