マンションの隣人の強い柔軟剤の香りに悩まされていませんか?
実は近年、柔軟剤などの合成香料による香害に悩む方は少なくありません。
たとえば、「毎日、隣のベランダから漂う香りで頭痛がする」「窓を開けると柔軟剤の匂いが部屋に充満してしまい、換気ができない」といったご相談が増えています。
残念なことに、香りの問題は周囲には理解されにくく、皆さん一人で悩みを抱えがちです。
本記事では香害に対する適切な対策や解決策をご紹介しますので是非ご参考ください。
一緒に快適な生活を取り戻しましょう。
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香害とは、柔軟剤や洗剤、香水など日用品から発生する強い香りが、周囲の人々にとって不快感や健康被害を引き起こす状態のことです。
香害は、個人的な好き嫌いの問題ではなく、合成香料に含まれている化学物質によってアレルギー反応、頭痛、吐き気、めまい、さらには呼吸困難などさまざまな症状を引き起こすと言われています。
これらの香りは、わずかな量でも症状を引き起こし、医師に「化学物質過敏症」と診断される人も増えています。
生活用品の香りによる頭痛や吐き気に悩む人が増えているとして、配慮を促す動きが目立ち始めた。香りが原因の体調不良は「香害」とも呼ばれる。詳しいメカニズムは解明されていないが外出や通勤が難しくなったケースもある。人が集まる場所で強い香りがするものの使用を控えるといった対応を自治体などが呼びかけている。
「苦しみはなかなか理解してもらいにくい」。関東地方に住む50代の女性は訴える。約4年前、勤務する学習塾で児童の衣類からした柔軟剤の匂いが発端で、体調を崩すようになった。 頭痛や吐き気、胃痛といった症状は次第に激しくなり、ある日突然自宅の衣類や寝具のわずかな匂いにも耐えられない状態に。医師からは「化学物質過敏症」と診断され、マスクを何枚も重ねなければ外出できなくなった。
柔軟剤や合成洗剤、香水などによる体調不良は「香害」とも呼ばれる。代表例が空気中の微量の物質に反応する化学物質過敏症で、頭痛や倦怠(けんたい)感など様々な症状が現れる。2009年に保険適用となったものの、発症のメカニズムは未解明の部分が多い。
国民生活センターによると、全国の消費生活センターに寄せられた柔軟剤の匂いなどによる体調不良に関する相談は12年度まで年間数十件程度だった。香りの強い海外製柔軟剤のブームもあり、以降は増加傾向にある。22年度は209件だった。
引用元:その香り、私は苦痛…柔軟剤など「香害」に配慮促す動き(日本経済新聞)
合成香料による香りは、人によって良くも悪くもさまざまな影響を及ぼします。
最も代表的なリスクは、身体に異変が起こることでしょう。
症状には個人差がありますが、軽微なものから深刻なものまでさまざまです。
特に化学物質過敏症 の人は、少しでも人工的な香りにさらされると、激しいアレルギー反応や呼吸器系の問題に苦しむケースが多発しているようです。
また身体面だけでなく、日常的に健康を害する香りにさらされることで、精神的な疲労感や不安感も増してしまいます。
これでは、自宅でリラックスすることが難しくなるため、心理的な負担も大きくなってしまうでしょう。
ただし、これらの症状が必ずしも合成香料が原因とは限りません。一度、医師や専門家に相談することをおすすめいたします。
まずご自身で試みるべきことは、隣人とのコミュニケーションです。
多くの場合、隣人は自分が使用している柔軟剤で他人を困らせている自覚がありません。
そのため、丁寧に問題点を伝え、少しでも気付いてもらうことから始めましょう。
直接話すのが難しい場合は、手紙などで状況を説明し、改善をお願いするのも一つの方法です。
どちらの方法を取る際にも、感情的にならないよう気を付けましょう。 相手を責めるのではなく、自分の体調や困っている状況を知ってもらうことが大切です。 それでも改善してもらえない、または相手が嫌がらせ目的で行っている場合は、臭いの測定をして証拠を抑えたり、専門家などの第三者に代わりに苦情を伝えてもらうことを検討する必要があるでしょう。
香害トラブルを着実に解決するには、被害状況がどのくらいかを示す証拠を揃え、香害被害を証明する必要があります。
臭いが受忍限度(人が我慢できる範囲)を超えていると認められれば、損害賠償請求が可能な場合もあります。
そのためにはまず、専門の測定器を用いて、臭気を測定し、臭いの強さを数字で可視化させることが重要です。
臭いの測定には専門知識が不可欠です。
特に損害賠償請求など法的措置を検討している方は、正確な測定結果が求められます。
当事務所では異臭・悪臭の測定ノウハウを心得ているプロの探偵が臭いの測定調査を行っています。
柔軟剤などによる香害トラブルも対応しております。
また調査だけでなく、法的に有力な調査報告書の作成、交渉や苦情代行、弁護士の無償紹介なども行なっています。お気軽にお問合せください。
ご依頼者様: | 40代/女性 |
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相談内容: |
私が住むマンションの隣人が、毎日強烈な柔軟剤臭がする洗濯物をベランダで干しており、体調不良に悩まされています。 仕事にも支障が出るほどになってきたため、隣人に使用量を少なめにしてくれないかお願いをしました。 ところが、まるで変人扱いされてしまい、全く改善してもらえませんでした。 そう簡単に引っ越すわけにもいきません。何か良い方法はないでしょうか? |
調査の感想: |
隣人に変人扱いされるは、友人や家族には気にしすぎと言われ理解されないはでとても悔しくて苦しい毎日を送っていましたが、担当の方が親身に相談にのってくれました。 とても理解のある方だったため、依頼を決めました。 すぐに調査を開始してもらったところ、測定結果は異常な数値でした。 あまりにも匂いが強すぎることが事実としてわかりました。 測定結果を担当の方と一緒に、隣人にも見せたところ、隣人は今までの態度を改め、私に謝罪してきました。 こんなにも匂いが強烈だった自覚がなかったようですが、プロが測定したことで隣人に理解してもらえたようです。 その後は柔軟剤の匂いもだいぶなくなり、体調も良くなりました。 自分ではどうも出来なかった悩みだったため、今回依頼して本当に良かったです。 |
香害の認知度はまだ低く、マンションの隣人による香害を周囲の人に理解してもらえないこともあるかもしれません。
当事務所では、こうした香害で苦しんでいる方のための無料相談窓口を設けております。
24時間365日受け付けており、親身にお悩みに寄り添い、全力であなたの味方になります。
お一人で悩まず、お気軽にお問合せください。一緒に問題を解決していきましょう。
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執筆者 / 長田 / 2024年6月30日
嫌がらせや対人トラブルなど複雑な問題解決が得意。 持ち前の冷静な分析力と強い正義感で、これまで多数の相談者からの問題を解決してきた実績あり。監修者・執筆者一覧へ
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