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公開日: 2025/05/21 最終更新日: 2025/05/19
ストーカー調査関連記事
 公開日: 2025/05/21 最終更新日: 2025/05/19

ストーカーと嫌がらせの違いとは?見分け方と対策

この記事の読了目安時間は約 2 分です。

「つきまといや嫌がらせを受けている気がするけど、この段階で相談してよいものかわからない……」

一般に認識されているストーカーと嫌がらせの定義は曖昧です。

しかし、共通する点もあるものの、ストーカーと嫌がらせは似て非なるものです

定義が違えば、相談すべき機関、対処法が変わってきます。

ストーカーも嫌がらせも、許されるものではありません。

あなたの身を守るために、探偵目線でストーカーや嫌がらせの定義を解説します。

ストーカーの定義

警視庁による2024年4月1日の統計では、ストーカー行為等相談件数は1,444件で、前年から237件増加しました。

また、相談者は女性が1,120人、男性は324人です。

この統計でみると、ストーカー被害を訴えている人は、女性だけではないことがうかがえます。

ストーカーの定義は以下の通りです。

法的定義と範囲

ストーカーの定義はストーカー規制法で定められています。

  • 定義:同一の者に対し「つきまとい等又は位置情報無承諾取得等」を繰り返して行うこと
  • 動機:主に「恋愛感情その他の好意の感情」または「それらの感情が満たされなかったことに対する怨恨の感情」を充足させる目的
  • 対象: 特定の個人に対する行為

ストーカー行為をした者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金を課されます。

また、禁止命令等に違反してストーカー行為をした者は、2年以下の懲役又は200万円以下の罰金刑が下されます。

ストーカーの具体例

  • つきまとい・待ち伏せ・押し掛け・うろつき等
  • 監視していると告げる行為
  • 面会や交際の要求
  • 乱暴な言動
  • 無言電話、拒否後の連続した電話・ファクシミリ・電子メール・SNSメッセージ・文書等
  • 汚物等の送付
  • 名誉を傷つける
  • 性的しゅう恥心の侵害
  • GPS機器等を取り付ける、又はGPSを用いて位置情報を取得する行為

などがあげられます。

ストーカーはあらゆる手段を使って、あなたの行動を探ろうとするため、徹底的な防犯対策が求められます。

嫌がらせの定義

嫌がらせとは、「特定の人を意図的に不快な気持ちにさせたり、不利益を与えたりするモラルのない行為」という意味です。

エスカレートすると、いじめやパワハラといったものに分類されるケースもあり、社会的な問題に発展することもあります。

法的定義と範囲

嫌がらせ行為は「迷惑防止条例」により、都道府県ごとに規制されています。

  • 定義:正当な理由なく、特定または不特定の人に対して行われる迷惑行為
  • 動機:ストーカーより広範囲で、「妬み、恨み、その他悪意」などが含まれる
  • 対象: 特定の個人だけでなく、不特定多数に対する行為も含む

例えば東京都の条例であれば、以下のような罰則が課されます。

  • ダフ屋・シヨバヤ行為(転売屋の一種)…6ヵ月以下の懲役または50万円以下の罰金
  • 痴漢行為…6ヵ月以下の懲役または50万円以下の罰金
  • 盗撮行為…1年以下の懲役または100万円以下の罰金
  • つきまとい行為…1年以下の懲役または100万円以下の罰金
  • 客引き行為…20万~100万円以下の罰金

嫌がらせの具体例

  • つきまとい行為(ストーカー行為と重複する部分もある)
  • 公共の場所での痴漢行為
  • のぞき見や盗撮行為
  • 卑わいな言動
  • 暴言や脅迫
  • SNSやブログ等への誹謗中傷の書き込み
  • 迷惑メールや電話

現在東京都と同じような迷惑防止条例は47都道府県のすべてに設けられ、改正案が東京都で成立すると、他の地域にも影響することがあります。

ストーカーと嫌がらせの見分け方

ストーカーと嫌がらせの違いは、以下の通りです。

法的根拠の違い
  • ストーカー: 国の法律(ストーカー規制法)で全国一律に規制
  • 嫌がらせ:各都道府県の条例(迷惑防止条例など)で規制

 

動機の違い
  • ストーカー: 主に恋愛感情や好意の感情、またはそれが満たされない怨恨が動機
  • 嫌がらせ: 妬みや恨み、悪意など、より広範囲な感情が動機

 

行為の継続性
  • ストーカー: 同一人物に対する継続的・反復的な行為であることが要件
  • 嫌がらせ: 一度きりの行為でも条例違反となる場合がある

傾向で分析すると、ストーカーは元恋人や、好意を向けられていた相手がなりやすいです。

一方、嫌がらせは近しい人間だけでなく、あなたが接点を感じられない相手からも被害を受ける場合があります。

ストーカー・嫌がらせを放っておくリスク

「私が我慢すればいいから……」と、放っておくと自身だけでなく、周りにも影響が出てしまうことも。

以下、ストーカー・嫌がらせを放っておいたときのリスクについて解説します。

精神的健康への影響

  • 慢性的なストレス状態になる
  • うつ病やパニック障害などの精神疾患の発症する
  • PTSDを発症する
  • 睡眠障害に悩まされる

 

日常生活への影響 

  • 仕事や学校に集中できなくなる
  • 外出することへの恐怖感が拭えなくなる
  • 常に監視されているという不安感に苛まれる
  • 引っ越しや転職を余儀なくされる

 

エスカレートする

  • 当初のメールや電話から、待ち伏せや尾行へと発展する
  • 被害者の職場や、家族への接触される
  • 名誉毀損やプライバシー侵害される
  • 物理的な暴力へと進展する危険性がある

また、これ以上エスカレートすると、殺傷事件に発展することもあります

ひとりで抱え込まず、周囲の信頼できる人間や、専門機関に相談しておくことが肝要です。

自分が嫌だと思った相手の言動を記録しておくことで、それらが有効な証拠になることもあります。

ストーカー・嫌がらせ問題で探偵にできること

個人で解決しようと思って、誤ったストーカー対策を行うと、ストーカーの行動がエスカレートする可能性もあります。

そういったときは、証拠集めも含めて、探偵に依頼することをおすすめします。

無料相談の活用

当事務所ではお問い合わせフォーム・メール・電話・LINEにて、24時間365日、無料相談窓口にて相談を受け付けています

プライバシーを厳守しており、匿名でのご相談も可能です

探偵が実施するストーカー対策

当調査事務所では、ご依頼者様のご状況を丁寧にヒアリングしたうえで、以下のような具体的なストーカー対策を実施しています。

加害者の行動確認・調査

相手がどこまであなたの行動を把握しているのか、実際に付きまといや監視行動を行っているのかを客観的に調査し、行動パターンを明らかにします。

 

ストーキング・嫌がらせの証拠収集

証拠が残りにくいLINEやSNSでのやりとり、防犯カメラ映像、尾行記録などを組み合わせ、「証拠として有効な記録」をプロの視点で確保します。

警察や法的手続きの場でも活用できるよう、第三者の立場から整理した報告書もご提供可能です。

 

調査員の同行サポート

「夜道が怖い」、「駅や職場までの移動に不安がある」といった場合には、調査の一環として女性スタッフを含む調査員が同行することも可能です(※一部条件あり)。

 

警察・弁護士との連携支援

「どのタイミングで警察や弁護士に相談するべきか?」といった不安にも寄り添い、連携先のご紹介や、事前準備のアドバイスも行っています。

探偵は、不審に思われないよう巧みに情報収集をする術を持っているため、違和感なく調査することが出来ます。

ストーカー・嫌がらせに困ったら、ファミリー調査事務所にご相談ください!

ストーカーや嫌がらせに困っていても、報復が怖くてなかなか動けず、一人で抱え込む方も多いでしょう。

自分でなんとかしなければいけないと、自力で証拠を集めようとしたり、直談判をする人も少なくありません。

あなたの日々の安寧を取り戻すためにも、ひとりで立ち向かうのではなく、プロの力を借りてください。

当事務所は証拠集めだけでなく、ご依頼者の悩みや苦しみにも寄り添います。

 

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    監修者・執筆者 / 山内

    1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。 得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。 監修者・執筆者一覧へ

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