ホーム > 探偵ニュース > 家のなかに入られた形跡が…警察が動けない被害範囲と今すぐできる対策
公開日: 2024/10/19 最終更新日: 2024/10/25
探偵ニュース
 公開日: 2024/10/19 最終更新日: 2024/10/25

家のなかに入られた形跡が…警察が動けない被害範囲と今すぐできる対策

この記事の読了目安時間は約 2 分です。

家のなかに入られた形跡があるのに、警察が動けないケースは少なくありません。

この記事では、警察が介入できない被害範囲と、そのような状況で取るべき対策について、具体的な方法を解説します。

この記事のみどころ!
  • 形跡だけの侵入被害とは何かを解説
  • 警察が動けない理由を具体的に説明
  • 侵入の形跡を見つけた際の注意点を紹介
  • 精神的な影響や対策について言及
  • 探偵による調査や防犯対策を提案

警察が動けない「形跡だけの侵入被害」とは?

「形跡だけの侵入被害」とは、家のなかに誰かが侵入したかもしれないと感じる状況で、物的証拠や明確な損害がない場合を指します。

例えば、物が動いていたり、ドアや窓が開けっぱなしになっていた形跡がある場合でも、実際に何も盗まれていなかったり、目に見える破壊行為がないと、警察は「犯罪の証拠が不足している」と判断し、動けないことがあります。

警察が対応するには、窃盗や器物損壊などの明確な犯罪が成立している必要があります。

具体的には、侵入者の足跡や指紋、監視カメラの映像など、確実な証拠がなければ、警察は被害の認定が難しいため捜査に進展しにくいのです。

このような場合、犯罪性が証明できないため、警察は「被害届」を受理しても捜査を進めることが困難です。

そのため、家に入られた形跡があった場合は、まず自分で可能な範囲で証拠を集め、防犯カメラの設置や侵入経路の強化など、防犯対策を徹底することが重要です。

警察が介入できない被害の理由

警察が介入できない被害の理由はいくつかあります。

特に「形跡だけの侵入被害」など、明確な犯罪行為や物的証拠がない場合、捜査を開始することが難しいとされています。

その理由は以下の通りです。

物的証拠の不足

警察は、被害を立証するために物的証拠が必要です。

窃盗や破壊行為など、具体的な損害が発生している場合には捜査が進みますが、物が動いただけや、誰かが家のなかに入った可能性があるだけでは、証拠として不十分です。

この場合、警察は「犯罪性が確認できない」と判断し、捜査を進めることが困難です。

法律上の基準

法律では、警察が捜査に介入するためには「犯罪の明確な証拠」が必要です。

単なる「不審な形跡」や「違和感」では、法的に捜査を行なう根拠が不足していると判断されることが多いです。

たとえば、誰かが部屋に侵入した形跡があっても、何も盗まれていない場合や、破壊行為がない場合、法律上の犯罪行為が証明されないことがあります。

プライバシーの問題

警察が捜査に介入する場合、プライバシーの問題にも配慮する必要があります。

無断で他人のプライバシーを侵害するような行動は、特定の証拠がない限り避けられます。

たとえば、家のなかの物の位置が変わっただけでは、捜査令状が発行されることはありません。

被害届を出した場合でも、実際に捜査が進むかどうかは警察の判断に委ねられます。証拠が不十分な場合や、事件性が薄いと判断された場合、捜査が進展しないことがあります。

このような理由から、警察が介入できないケースでは、自分で証拠を集めたり、専門家(探偵など)に依頼することが効果的です。

家のなかに入られた形跡を発見したときの注意点

家のなかに入られた形跡を発見したとき、以下の注意点を守ることが重要です。

物を触らない・現状維持
不審な形跡を発見した際は、すぐに状況を確認したくなるかもしれませんが、まずは冷静になり、部屋の状況をそのままにしておくことが大切です。触ってしまうと、指紋や他の証拠が消えてしまう可能性があります。
家族や同居人に確認する
他の家族や同居人が家のなかのものを動かした可能性があるため、まずは確認を取ることが必要です。自分以外の人が動かしただけならば、問題ないケースもあります。
防犯カメラの確認
家に防犯カメラを設置している場合は、すぐに映像を確認しましょう。侵入の瞬間や不審者の姿が映っている可能性があります。また、周囲に設置されている防犯カメラや、近隣の監視カメラの映像も確認できるように、早めに依頼しておくことも有効です。
証拠を記録する
写真や動画で、異変があった部分や形跡を記録しておきます。後で警察や専門家に相談する際、証拠として役立つことがあります。
警察に通報する
たとえ物的被害がなくても、形跡や不審な状況が確認された場合、警察に相談するのは有効です。特に、以前に似たような経験があった場合や、繰り返される場合には、速やかに通報しておくと捜査が進む可能性があります。

このようなステップを踏むことで、さらなる被害を防ぎ、侵入者の特定に役立つ可能性があります。

侵入された可能性が精神的に及ぼす影響

侵入された可能性が精神的に及ぼす影響は、さまざまな形で深刻なストレスや不安を引き起こします。

以下は、主な精神的影響についての解説です。

不安や恐怖の増大

自宅は「安心できる場所」という基本的な感覚があり、その空間に侵入されたことで、その安心感が崩れます。

これにより、侵入者が再び来るのではないかという恐怖や不安が慢性的に続くことがあります。

この不安感は、特に夜間や一人でいる時に強まります。

睡眠障害や疑心暗鬼

自宅での侵入を意識し続けることで、眠れない、あるいは眠りが浅くなるなどの睡眠障害が発生することがあります。

また、侵入の形跡があると、次第に他者に対する不信感が強まります。

「誰が侵入したのか」「また侵入されるのではないか」といった疑心暗鬼に陥り、周囲の人間関係にも悪影響を及ぼすことがあります。

この不安感は、特に夜間や一人でいる時に強まります。

自信の喪失や無力感

自宅の安全を守れなかったという感覚から、自分自身の無力感を強く感じることがあります。

特に、何度も侵入されている場合や、対策をしても効果がない場合には、この無力感が増し、日常生活や仕事に影響を与えることもあります。

また、他者が自分の私的な空間に無断で侵入したという事実は、強いトラウマとなる可能性があります。

防犯対策の強化や、探偵や警察による調査を通じて物理的な安全を確保することが、心理的な安定にもつながります。

侵入経路がわからない場合

侵入経路がわからない場合、探偵による調査や防犯対策が有効です。

以下のような手法が考えられます。

探偵による張り込み調査

侵入者の行動確認:探偵はターゲットの行動や侵入の瞬間を把握するため、徹底した張り込みを行います。張り込みにより、侵入者の動きや侵入経路を特定することが可能です。

スパイカメラや隠しカメラの設置

不審者の行動を記録:侵入者の証拠を残すために、玄関や窓付近、侵入されやすい場所に隠しカメラやスパイカメラを設置します。これにより、侵入経路や犯行のタイミングを記録し、後で証拠として活用できます。

自宅の「死角」がバレている可能性

盲点をカバーする:侵入者が自宅の死角や見えない部分を利用している場合、セキュリティカメラの位置を見直し、死角を埋めるようなカメラの設置が必要です。全ての角度をカバーすることで、侵入者が監視されていないと思う場所も監視できるようになります。

専門的な防犯対策

防犯アラームや窓・ドアの強化:侵入者の侵入を防ぐためには、鍵の強化や防犯アラームの設置、窓やドアの耐久性を高める防犯フィルムの活用が有効です。また、外部センサーライトの設置も、侵入を防ぐ効果があります。

現行犯での解決

警察との連携:探偵が侵入の瞬間を捉えた場合、現行犯で逮捕するためには警察との連携が重要です。カメラや張り込みで得た証拠を基に警察が動きやすくなるため、事件解決につながりやすくなります。

探偵を活用しながら、自宅の防犯強化や証拠収集を行なうことで、侵入者の特定や侵入防止が期待できます。

不法侵入は防犯と調査の専門家に相談

防犯の専門家は、侵入を未然に防ぐための効果的な対策を提案し、セキュリティカメラや防犯システムの設置を通じて自宅の安全を強化します。

また、探偵の視点からは、侵入者の特定や証拠収集に関する専門的な調査が可能です。

これにより、法的手続きにおける証拠を確保し、警察や弁護士と連携して問題を解決するサポートが得られます。

防犯と調査の両方の視点からアプローチすることで、より確実な対策が可能です。

まずはお気軽にご相談ください。

お問い合わせフォーム

    個人情報の取り扱い

    ファミリー調査事務所(以下、弊社)は、個人情報の重要性を認識し、それらの保護に関する法令などを遵守する為、プライバシーポリシーを制定して個人情報の保護を業務に従事する全ての者に対し徹底しております。

    • ○お問合せ頂いた内容に的確に対応する目的
    • ○個別説明会への対応
    • ○その他、上記に附随する目的

    ご記載いただいた情報は、当社の個人情報保護方針に従い適正に管理しています。

    個人情報の相談等については、お問い合わせ窓口までお申し出ください。

    ×

    お名前 (必須) (匿名可)
    お住まい地域
    ご連絡先 (固定電話・携帯)
    メールアドレス (必須)
    現在の被害状況
    ※出来る限り詳しくお聞かせ下さい
    現時点の情報
    ※今お持ちの情報をお聞かせ下さい
    その他質問・要望
    希望予算 円くらい
    個人情報の取り扱い
    →個人情報取り扱いについて


    ※docomo・au・softbankなどの携帯電話アドレスはドメイン指定設定により毎月10件以上の「送信エラー」が起こっているため、フリーメール(GmailやYahoo!mail)の利用をおすすめします。しばらく経っても返信が来ない方はお電話にてご確認くださいませ。

    監修者・執筆者 / 山内

    1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。監修者・執筆者一覧へ

    嫌がらせ相談ランキング

    Ranking

    一人で悩んでもなにも解決しません…是非ご相談を!

    携帯/PHS対応 24時間365日対応 0120-506-862 携帯/PHS対応 24時間365日対応 0120-506-862

    ストーカー・嫌がらせ対策専門窓口ホットラインは24時間受付ております。電話相談は何度でも無料です。
    ご相談の段階では匿名でのご相談が可能です。調査が必要かわからない方も気軽にお問合せ下さい。

    Copyright(C) ストーカー・嫌がらせ対策専門窓口. All Rights Reserved.

    (C) ストーカー・嫌がらせ対策専門窓口

    pageTop
    メール相談 LINE相談 電話相談