ホーム > 探偵コラム > 合鍵を使って住居侵入される?|探偵目線で解説
公開日: 2025/06/03
探偵コラム
 公開日: 2025/06/03

合鍵を使って住居侵入される?|探偵目線で解説

Category: 探偵コラム Tag: /
この記事の読了目安時間は約 1 分です。

合鍵を使って家に侵入されるーー。

想像するだに恐ろしいことが、実際に起こっています。

住居侵入罪とは、住人や管理人などの意志に反して住居に不法に浸入する犯罪です

住居侵入は、本来の目的が別にあり、住居への侵入が手段となっているケースが多いのが特徴になります。

具体例をあげると、のぞきや盗撮、窃盗、強盗をするために侵入するケースです。

今回取り上げる事件では、合鍵を使って侵入したということから、常習性があったと見られます。

このような場合どうすれば良いのか、合鍵の窃盗ルートや、住居侵入をする人間の心理などを追いながら、探偵目線で解説していきます。

当該ニュースの概要

30日、福岡市内に住む女性会社員の自宅に合鍵を使って侵入した疑いで、47歳の会社員の男が逮捕されました。

住居侵入の疑いで逮捕されたのは、福岡市西区に住む47歳の会社員の男です。

警察によりますと、容疑者の男は29日正午すぎ、正当な理由もなく福岡市内の女性会社員宅に侵入した疑いが持たれています。

女性が会社の昼休みに忘れ物を取りに自宅に戻ったところ、男(47)がズボンを下ろした状態で女性のベッドの上にいたということです。

女性はその後、家族とともに近くの交番を訪れ、被害を申告していました。

警察の調べに対し、男は「女性のことをもっと知りたくなり侵入した」と容疑を認めているということです。

男は合鍵を使って侵入しており、合鍵を持っていた理由については、過去にも無断で侵入し、鍵を盗んだという趣旨の話をしているということです。

警察は合鍵を手に入れた詳しい経緯や、余罪などについて慎重に調べています。

引用元:福岡TNCニュース|昼休みに自宅に戻ったらベッドの上に・・・「もっと知りたくなった」会社員の男(47)を住居侵入の疑いで逮捕 侵入方法は合鍵か(2025年5月30日)

住居侵入をされているかもしれない形跡とは

住居侵入されているかもしれない異変は早期発見が重要です。以下のような異変があったときは要注意してください。

家の中の異変

  • 物の位置が変わっている
  • タバコや香水など不審な匂いがする
  • 鍵や窓の異変
  • 電気や水道の使用状況の変化
  • ペットの異変
  • エアコンや照明設定が変わっている

家の外の異変

  • 鍵穴に異物が詰まっている
  • 近所の人が不審な人を見かけたと証言していた
  • 郵便物が溢れている

家の外から異変を察知したときは、むやみに家の中に入らないようにしましょう。

侵入者がまだ中にいる可能性があるためです。

出来得る限りの異変を証拠として残し、念のため警察に相談することをおすすめします。

合鍵はどのように盗まれる?

そもそも侵入するために合鍵は、どのようにして盗まれるのでしょうか。

考えられる可能性は大きく分けて3つです。

ピッキングをして侵入、窃盗

留守中に犯人がドアの鍵をピッキングして、合鍵を盗むケース。

特にピンシリンダー(鍵の片方がギザギザしている鍵)ディスクシリンダー(鍵の両側がギザギザしている鍵)はピッキングされやすく、注意が必要です。

ピッキングされにくいのはディンプルキーで、鍵の表面と側面に多数のくぼみが空いているものです。

身内による犯行

家族や元交際相手、ルームメイトなど、近しい人間による犯行の可能性もあります。

無断で合鍵を作ったり、合鍵そのものを盗んでしまうということも。

合鍵は必要以上に作らない、紛失時にはすぐに交換を行うといったことが防犯になります。

写真から合鍵を作成

近年では鍵そのものがなくとも、鍵の写真さえあれば合鍵を作れてしまうところもあります

撮影した写真に不用意に鍵が写り込んでいないか、今一度確認しましょう。

鍵の全体像、鍵番号、製造メーカー名が鮮明に写っていると、合鍵を作られてしまう可能性が高まります

住居侵入をする人間の心理

合鍵を入手して、住居侵入をする人間の心理とは、一体どういうものでしょうか。

犯罪心理・特性に迫っていきます。

侵入するスリルが癖になっている

犯罪を犯すときのスリルや、それが成功したときの達成感などに快感を覚えて、何度何度も犯行を繰り返すタイプの人間です。

こうした心理状態にいる人は、段々犯行が大胆になっていくのも特徴で、次第にわざと自分の痕跡を残すようになります。

どこまでいけばバレるのか、というようなスリルにのめり込んでいくのです。

支配したいという欲に駆られている

これはストーカーにも通ずる心理状態で、対象者に強い関心を抱いているが故の行動です。

「相手のことを知りたい」「あの人を自分のものにしたい」といった強い欲求が行動原理です。

また、寂しくて構ってほしいというような欲求がある場合も。

このタイプの人間は、自分の欲求を押し付ける傾向にあり、それが拒絶されると逆上してしまう可能性があります。

探偵はどう見る?

合鍵を使って侵入している犯人は、常習性が高いと考えられるため、いつ鉢合わせてしまってもおかしくありません

最悪、逆上した相手が、襲ってくることも考えられるでしょう

そのため、早めに手を打つ必要があります。

探偵は以下のような手順でご依頼者をサポートいたします。

  • 詳細な聞き込み
  • 現場の保全と記録
  • 犯行手口の分析
  • 防犯カメラの解析
  • 合鍵の出所調査
  • デジタルフォレンジック

など。

客観的な視点で収集した証拠を分析し、犯人の特定まで行います。

その後、収集した証拠を警察に提供し、捜査協力を仰ぐこともできます。

心休まるはずの住居が、何者かによって侵害されてしまうのは許しがたいことです。

当探偵事務所は365日、24時間問わず、ご相談をお待ちしております。

ぜひ一度、ご相談ください。

お問い合わせフォーム

    個人情報の取り扱い

    ファミリー調査事務所(以下、弊社)は、個人情報の重要性を認識し、それらの保護に関する法令などを遵守する為、プライバシーポリシーを制定して個人情報の保護を業務に従事する全ての者に対し徹底しております。

    • ○お問合せ頂いた内容に的確に対応する目的
    • ○個別説明会への対応
    • ○その他、上記に附随する目的

    ご記載いただいた情報は、当社の個人情報保護方針に従い適正に管理しています。

    個人情報の相談等については、お問い合わせ窓口までお申し出ください。

    ×

    お名前 (必須) (匿名可)
    お住まい地域
    ご連絡先 (固定電話・携帯)
    メールアドレス (必須)
    現在の被害状況
    ※出来る限り詳しくお聞かせ下さい
    現時点の情報
    ※今お持ちの情報をお聞かせ下さい
    その他質問・要望
    希望予算 円くらい
    個人情報の取り扱い
    →個人情報取り扱いについて


    ※docomo・au・softbankなどの携帯電話アドレスはドメイン指定設定により毎月10件以上の「送信エラー」が起こっているため、 フリーメール(GmailやYahoo!mail)の利用をおすすめします。しばらく経っても返信が来ない方はお電話にてご確認くださいませ。

    監修者・執筆者 / 山内

    1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。 得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。 監修者・執筆者一覧へ

    嫌がらせ相談ランキング

    Ranking

    一人で悩んでもなにも解決しません…是非ご相談を!

    携帯/PHS対応 24時間365日対応 0120-506-862 携帯/PHS対応 24時間365日対応 0120-506-862

    ストーカー・嫌がらせ対策専門窓口ホットラインは24時間受付ております。電話相談は何度でも無料です。
    ご相談の段階では匿名でのご相談が可能です。調査が必要かわからない方も気軽にお問合せ下さい。

    Copyright(C) ストーカー・嫌がらせ対策専門窓口. All Rights Reserved.

    (C) ストーカー・嫌がらせ対策専門窓口

    pageTop
    メール相談 LINE相談 電話相談