Stalker report
ロリコンとは、女児に恋愛感情を抱く心理のことを言います。
世間的にはロリコン指向を持つ人への印象はあまり良くありませんが、人の趣味趣向にはある程度の自由も保証されています。
ですが、もしロリコン指向の人がストーカー行為を行なった場合は厳しく対処しなくてはいけません。
もし自分の子どもが大人につきまとわれていると知ったら、どうにかして対処したいと考える方も多いでしょう。
過去には大人の手によって女児が命を落とした事件もあったため、対策は急務です。
自分の子どもを守るために、親はどうすればいいのでしょうか。
お困りの際は、探偵に対策を依頼するのも一つの手です。
ロリコンによるストーカー被害への対策や、警戒すべき状況を紹介します。
ロリコンとは、少女やもっと幼い幼女に対して恋愛感情を抱く心理のことを意味する言葉です。
言葉自体は「ロリータ(Lolita)」と「コンプレックス(Complex)」という2つの言葉が混ざった和製英語です。
1970年代後半ごろから使われ始め、当時は現在のようなマイナスな印象はなく、より一般的な場所でも使われた言葉でした。
しかし、現在では少女を恋愛対象と見ている男性の総称となっています。
ロリコンと同じような意味の言葉として、小児性愛障害があります。
思春期前の小児または若年青年(通常13歳以下)を対象とする性的興奮をもたらす反復的な強い空想,衝動,または行動を特徴とするが,本人が16歳以上で,かつ空想または行動の対象である小児より5歳以上年長の場合に限り診断される。
(引用:小児性愛障害 – 08. 精神障害 – MSDマニュアル プロフェッショナル版)
ロリコンは性指向を指しますが、小児性愛障害は精神疾患の一種と考えられています。
つまり、治療が必要な病気ということです。
また、ロリコンは女児だけを対象にしていますが、小児性愛障害は男女問わず子どもを性愛の対象にすることと既定されています。
このように、ロリコンと小児性愛障害には意味合いの違いがあることを認識しておきましょう。
ロリコンが対象とするのは、10~13歳ほどの女児です。
この年齢層を上回る女性には興味が薄いですが、逆に下回る女児も対象にはしていません。
しかし、小児性愛障害は10歳以下の幼児も対象としています。
10~13歳の女児は、ロリコンからの被害を受ける可能性があると認識しておいていいでしょう。
ロリコン指向を心の内に秘める分には構いませんが、ストーカー行為など実害を起こせば一気に世間の見る目は厳しいものに変わります。
それでもなぜロリコンがストーカーに発展してしまうのでしょうか。
ロリコンがストーカー化する理由を紹介していきます。
ロリコン指向の人が女児を性愛の対象にしていること自体は、日本国憲法で認められた内心の自由の範囲内です。
しかし、性愛の気持ちが行き過ぎるあまり、実際に女児に接触しようとする人もいます。
話しかける人もいれば、つきまといによって行動パターンを観察する人など。
接触を伴うと犯罪に発展する可能性が高まってしまいます。
ロリコン指向の人が周囲の人間関係でうまくいっていない場合、人と関わる機会を増やそうとして女児へのストーカーを行なうことがあります。
職場や友人、恋人・夫婦関係など、引き金になる状況はいくらでも考えられるでしょう。
抱える悩みによるストレス発散のために、女児へのストーカーに走るのです。
自分のストレス発散に女児を利用することは、卑劣と言えるでしょう。
ロリコン指向の人が女児を好む理由は、自らがコントロールできる対象が欲しいと考えていることも挙げられます。
そもそもなぜ大人の女性を性愛の対象にできないかというと、成熟した女性に対してコンプレックスを持っているからです。
いわゆる女性を引っ張る男性像を追い求めたものの、自立した女性は自分で大抵のことができますので、男性の意向を反映してくれない時もあります。
そうして自らの意向を反映してくれる存在を求めた結果、まだ年端もいかない少女に行き着いたのでしょう。
子どもは親の保護下にありますが、それでもどうしても親の目が行き届かない瞬間も生まれてしまいます。
成長するにしたがって一人立ちのための時間も必要ですが、同時に外からの危険にさらされる時間も増えるものです。
子どもの日々の生活の中で、ロリコンによるストーカーを警戒すべき状況をご紹介します。
学校や塾、習い事の帰宅時に送迎をしていない場合は、子どもだけで過ごす時間となってしまいます。
その際に、ロリコンの人からの接触を受ける可能性も考えられるでしょう。
数人の集団で帰宅する場合は安全性が増しますが、一人での帰宅となるとその危険を一身に受けてしまいます。
かといって、どうしても仕事の都合で送迎ができないご家庭もあるでしょう。
当探偵事務所ではお子様の見守りサポートも対応可能ですので、お困りの際はご相談ください。
公民館や図書館などの公共施設は誰でも利用できる反面、ロリコン指向を持つ人も利用できてしまいます。
特に子ども向けのキッズコーナーにいる大人は、一見普通の親御さんかどうか区別がつきません。
周りの油断も利用して、子どもに接触しようとすることも考えられるでしょう。
公共施設であっても、安全とは言い切れない部分はあることは認識すべきです。
大型ショッピングモールやスーパーマーケットなどの商業施設でも、不特定多数の人が出入りするためロリコンによるストーカー被害が想定されます。
特に混雑した状況では、ストーカーされていることにすら気付けないこともあるでしょう。
人通りの多い場所では、知らない内にストーカーされる可能性も頭に入れておきましょう。
子どもを一人で出かけさせることも、精神的自立や成長を促すためには必要な側面を持ちます。
しかし、ストーカー加害者にとってはつきまといにうってつけの状況です。
他に警戒する人もいないため、もしもの時に何もできなくなる可能性も。
人通りの少ないところに行かせない、防犯ブザーを持たせるなどの防犯対策を充実させておくなどの準備が必要でしょう。
今やストーカー被害は現実の生活だけにとどまりません。
子どもでも簡単にインターネット・SNSを使えるようになった現在では、子どももネットストーカーの危険に晒されることもあります。
メッセージも簡単に送れてしまうため、親の知らないところで見知らぬ大人と交流して対面までしてしまうケースも。
SNSのアカウントは仕組みさえ分かれば子どもでも作れてしまうため、子どもにスマホを持たせている家庭では注意すべきです。
そもそも各SNSは13歳未満の利用を禁じているものが大多数なので、13歳未満の子どもにはSNSを利用させないようにしましょう。
ロリコン指向があると思われる人物によるストーカー事件は、過去にいくつもの事例が存在しています。
中には被害女児が命を落とす事件も発生しており、女児向けのストーカー対策の必要性を感じさせます。
過去に起きたロリコンによるストーカー事件を紹介していきます。
女児が犠牲となった痛ましい事件としては、2017年に発生した千葉県我孫子市の小3女児殺害事件があります。
2017年3月24日、千葉県松戸市立小学校3年生のレェ・ティ・ニャット・リンさん=当時(9)=が登校途中に行方不明となり、2日後に遺体で発見された。リンさんが通う小学校の保護者会長渋谷恭正被告(49)が殺人罪などで逮捕、起訴されたが、渋谷被告は公判で無罪を主張。死刑求刑に対し、千葉地裁は無期懲役判決だった。
(引用:松戸女児殺害事件で遺族「正しい判決を」地元「真実を語ってほしい」 23日に控訴審判決:東京新聞 TOKYO Web)
犯人の男性の自宅からは小中学生が出演するイメージDVDが段ボール20箱分押収されており、いわゆるロリコンの気があったといえるでしょう。
また、犯人が被害女児が通っていた小学校の保護者会長ということも、事件のおぞましさにより拍車をかけています。
周囲の大人が信頼を寄せる立場の人間による裏切りは、当時世間に衝撃を与えました。
2019年には、福岡県で男性が9歳女児にストーカー行為を行なう事件が起きました。
福岡県警は7日、福岡県築上郡の無職の男(19)をストーカー規制法違反の疑いで逮捕し、発表した。9歳の女児を繰り返し待ち伏せた疑いがある。男は容疑を認め、「女の子のことが好きだった」と話しているという。
県警によると、男は5日午後5時ごろ、築上郡にある団地の駐輪場で、小学生の女児(9)を待ち伏せて声をかけたほか、6日午後0時35分ごろにも団地の階段で女児を待ち伏せた疑いがある。2人は知り合いではないという。
(引用:9歳女児待ち伏せ「好きだった」 ストーカー容疑で逮捕:朝日新聞デジタル)
2日間に渡って自宅付近で待ち伏せるなど、犯人の執着が見える犯行内容といえます。
たとえ女児相手のストーカー行為であっても、ストーカー規制法の対象であることに変わりありません。
泣き寝入りすることなく、証拠を取って毅然とした対応を取りましょう。
子どもへのストーカー行為も立派な犯罪なので、犯人の逮捕が十分に可能な案件です。
しかし、まず大事なのは子どもに被害を与えないこと。
子どもの身を守った上で、犯人を確保するために必要な証拠を集めるのが重要です。
ロリコンによるストーカー行為への対策方法を覚えておきましょう。
子どもを一人にしてしまうと、その分身の危険に晒すことになります。
そのため、心配な場合は行き帰りに送迎するなど、一人の時間を極力減らすことが重要です。
また、留守番をさせる時も来客対応をさせないなどの対策も有効といえます。
子どもだけだと適切な判断や対処ができないため、トラブルの火種を起こさない対策を行ないましょう。
対策を敷いていても、不審者に声をかけられるなどの事案に巻き込まれる可能性はゼロとはいえません。
そのため、非常時の対策も普段から言い聞かせておきましょう。
■子どもでも対応可能な非常時の対策
もし子どもの周辺を観察したくても時間が取れない場合、小型カメラを仕込むことも有効です。
最近は色々な持ち物に仕込める小型カメラがネットで気軽に買えるため、防犯対策として購入することもできます。
子どものカバンなど持ち物に設置することで、外出先の子ども自身や周辺の様子を撮影可能です。
カメラでなくても、ボイスレコーダーで音声を記録するのもいいでしょう。
もし何か事件に巻き込まれても、その様子を記録できていれば有効な証拠として使えます。
子どもを見守りたくても時間が取れない場合、探偵にご依頼いただくことで子どもの身辺を見守ることができます。
登下校や塾・習い事の帰り道を歩く子どもを後ろから見守ったり、逆に道を先回りして周辺に怪しい人物が待ち伏せていないかどうかも調査可能です。
また、自宅周辺に張り込んで子どもの留守番サポートも対応できます。
調査結果をまとめた報告書は、裁判でも証拠としても使用可能です。
親御さんの抱える心配に寄り添える万全の体制作りを、当探偵事務所は全力でサポートします。
まず、現状について相談することから始めましょう。
現在お持ちのお悩み事、被害の状況、対策依頼に関する質問や要望などのご相談が可能です。
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