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「マインドコントロール」とは自分以外の人物、および団体から、行動・思想・感情・情報などに関して強く影響されてしまうことを指します。
カルト集団や新興宗教などにおいて、多用される手法でもあります。新興宗教の全てを否定することはできません。しかしながら、中には常軌を逸し、犯罪行為にまで手を染めるカルト団体が存在しているのも事実です。
マインドコントロールにかかっていない他人から見て、常識的におかしいと思うことでも、マインドコントロールにかかっている人は「正しい行動」と信じて疑いません。加えて、「私は大丈夫」「マインドコントロールなんて、自分で考える知恵がない人がかかるもの」と考えている人でも要注意です。
家族や友人など、身近な人が、さまざまな形のマインドコントロールをされてしまった場合、どのような対応をし、本来の感情を取り戻させるにはどうしたらいいのか、解説します。
一般的には「マインドコントロール」と「洗脳」 とは、混同されがちですが、「洗脳」とは、暴力を伴った虐待や拷問、暴言などの行為で思想などを強制的に変化させていきます。
地下鉄サリン事件を起こしたオウム真理教では、こうした手口で、信者を心身共に縛りつけていたとされています。
一方で、「マインドコントロール」は、悩みを持つ人物の心の隙を突いて、相談に乗ったりする中で、巧妙な誘い文句を使って、心の変容を促し、人格まで変えてしまうことを指します。
情報にまみれた現代人は、何らかの形でマインドコントロールされているといわれています。例えば、街に出れば、未だにマスクをしている人がほとんどです。
東京都医師会から「屋外ではマスク不要」「アルコールによる手指消毒は不要」との新たなコロナ感染対策に関する声明がなされているにも関わらずです。
現状に対し、東京都医師会では「同調圧力をなくすべき」としていますが、アンケートで「マスクを外したくない」と答える人が半数を超えるなどの結果を見ると、メディアなどによって、日本国民全体が「マインドコントロールされている状態」であるといえるでしょう。
マインドコントロールされやすい人の特徴として「自分に自信がない」ことをはじめ、性格的に「優しい」「気が弱い」「真面目」「素直」「ネガティブ」「思い込みが激しい」「依存体質」であることに加え、「トラウマがある」「完璧主義」などが挙げられます。
こうした人は、他人からの要求を断ることが苦手で、ハッキリと自己主張する人の意見に追従してしまう傾向にあります。恋愛感情があるように装って近づき、実は商品を売り付けたいとか宗教に勧誘したいとか、そういう目的があって近づいてきている可能性もあります。
それほど面識がないにもかかわらず、必要以上に親切にしてくる人物に対しては、何か目的があると考えるべきなのです。
「自分の子どもがマインドコントロールされている」と疑う前に、前提として、自分の子どもという存在は押し並べて「親のマインドコントロール下にある」ことと考えるべきであり、その教育方針が厳しければ厳しいほど、その反動は大きいと考えられます。
こうしたケースで、自分が教わってきたものと大きく異なる価値観に触れ、心酔させられることによって、これまでの自分の人生で得てきた教訓などを捨て、親の言うことも全否定することにつながっていきます。結果、「親=敵」という考えを刷り込まれ、改心させるどころではなくなってしまうのです。
同僚などの会社関係や、疎遠だった学生時代の同級生や友人に対し、突然、連絡を取り始めたり、異業種交流会や自己啓発セミナーなどに頻繁に参加し始めた場合も、マインドコントロールされている可能性が高いケースです。
その人物が心酔する新興宗教やネットワークビジネス、マルチ商法などで、勧誘活動に励み始めることがあります。
こうした人は「人脈自慢」する人にも多く見られる現象で、実際は、家族や友人とは疎遠でありながらも、“怪しげな人々”との付き合いばかりが増えていることがほとんどです。
あるターゲットの人物をマインドコントロールする場合、家族や友人関係から引き離し、余計な情報を外部から取り入れることを防ぐために「世の中は、フェイクニュースに溢れ、間違いやウソの情報が含まれていますが、あなたには正しい真実をお伝えします。よって、私たちの話だけを聞いていれば間違いありません」と、情報源のコントロールから着手します。
その結果、自身で情報を取得し、考える習慣を捨て、特定の団体や個人を妄信するようになります。
少しでも考えれば分かることでしょうが、「マインドコントロールされることが分かっていて、そこに入っていく」人というのは存在しないでしょう。
マインドコントロールされる人は、分からないまま近づいてしまい、分からないままマインドコントロールされ、そして、その自覚が全くないケースがほとんどなのです。
身近な人をマインドコントロールから解く時に、やってしまいがちなこととして、「1対1の話し合いで、頭ごなしに否定する」行為が挙げられますが、「善対悪」の二元的な水掛け論に終始する上に、相手の態度を硬化させる結果となります。
まず、マインドコントロールされた本人の言い分を聞き、何を恐れ、何に対して疑っているのか、そして、マインドコントロールしてくる人物や団体は、それに対してどのような解決策を提示しているのかを聞き、客観的に判断することが必須です。
前述したように、マインドコントロールの解決策として、身近な人のみで解決する方法は、困難を伴います。マインドコントロールされている本人も、そこから救おうとする人も、起きている物事を主観で判断するしかないからです。
マインドコントロールから救おうとするには、魔法のような方法はありません。マインドコントロールによって失った損害や被害を可視化し、客観的な証拠を提示し、かつ、それによって、本人が孤独感や自己肯定感を失わない方法で、徐々に考え方を変えていくように誘導していくしかありません。
悪質な新興宗教やネットワークビジネス、マルチ商法、異業種交流会や自己啓発セミナーに、身近な人がハマってしまった場合、 その実態を知ることは必要不可欠ですが、個人で行うには身の危険が伴います。
自身のみでは解決が難しく、家族や友人関係の崩壊に発展しそうなほどのトラブルに巻き込まれたときは、新興宗教やカルト団体、ネットワークビジネス、スピリチュアルセミナーなどの実態調査・潜入調査の専門家である当事務所にご相談下さい。
探偵社に相談・依頼するということは、ご依頼者にとっては人生の一大事かと思います。しっかりとお話しを聞き、打ち合わせを重ねて、ご依頼者の意向をくんだ結果に導くことを常に心がけています。
ご依頼者のなかにはどのように解決させるか決まっている方もいれば、どんな調査が望ましいのかわからないという方もいらっしゃいます。どんなに複雑に見え、困難と思える問題でも、必ず解決の道はありますので、困った時にはお気軽にご相談ください。
まず、現状について相談することから始めましょう。
現在お持ちのお悩み事、マインドコントロールの内容、マインドコントロールに関する質問や要望などのご相談が可能です。
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