ストーカーの手口は多様化し、ますます陰湿になっています。
オンラインストーカーやGPS追跡、テクノロジーの悪用、被害者の日常生活への介入、身近な人を洗脳するなどが含まれます。
家族に話しても具体的な解決はおろか理解すらされないまま、1人で背負い込んでしまいがちな問題に、心も身体も辟易(へきえき)として疲れ切ってしまう、なんて経験はないでしょうか。
毎日誰かにつけられているような人の気配、身近な人からのいやがらせ、日常において不自由なく暮らしたいだけなのに、解決できないのは厄介ですよね。
あなたの安全と安心を守るために自分自身はどのように動いて、どう解決すれば良いのかお伝えします。
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陰湿なストーカーの手口は進化し続けており、以下に一部の例を挙げますが、必ずしも全てを網羅するものではありません。
オンラインストーカー:
ソーシャルメディアやオンラインコミュニケーションツールを利用して、被害者のプライバシーを侵害する行為が増えています。
盗撮された写真や情報の拡散、サイバーハラスメントなどが含まれます。
GPS追跡:
加害者が被害者の車両やスマートフォンにGPSトラッカーを取り付けることで、被害者の動きを監視し続ける手法です。
被害者の位置情報や行動履歴を正確に把握し、つきまとい行為を行ないます。
テクノロジーの悪用:
加害者は最新のテクノロジーを悪用して、被害者の監視やプライバシーの侵害を行ないます。
盗聴装置や監視カメラの設置、ハッキングによる情報収集などが含まれます。
被害者の日常生活への介入:
加害者は被害者の日常生活に介入し、不正アクセスによるメールや電話の乱入、荷物の盗難や破壊、住居への侵入などを行ないます。
これにより、被害者の安全やプライバシーが侵害されます。
身近な人物の悪用:
加害者は被害者の身近な人物として接近し、信頼関係を構築した後でつきまとい行為を行なうこともあります。
家族や友人、同僚などが加害者となることがあります。
これらは一部の例であり、ストーカーの手口は多様化しています。
重要なことは、被害者が早期に状況を認識し、適切な対策を取ることです。
ストーカー規制法は、第2条で「恋愛感情」を前提としたつきまとい行為を規制の対象としています。
金銭トラブルや見知らぬ人からの嫌がらせなどによるしつこいつきまといなど、恋愛感情と関係のない行為は、同法では規制できませんでした。
改正案は、恋愛感情の有無にかかわらず「正当な理由に基づかないつきまとい行為」すべてを規制の対象としていますので参考にしてみてください。
(2017年にストーカー規制法が改正され、SNSにおいての「つきまとい」を禁止するなどネットストーカーの範囲と、「恋愛感情その他の行為の感情またはそれが満たされなかったことにたちする怨恨の感情を充足する目的」などを規制の対象となっています)
Aさんは最近、不審な行動をする隣人からのつきまといに悩まされています。以下はAさんの相談内容です。
Aさんは数か月前から、隣人であるBさんからの監視行為に気づきました。
BさんはAさんが家を出るたびに窓から覗いたり、家の前で立ち止まってAさんの行動を注視するなどの行動を取っています。
さらに、BさんはAさんのスケジュールに合わせて外出時間をずらしても、必ずAさんの後をつけてきます。
Aさんはこのつきまとい行為により、日常生活で不安や緊張を感じ、精神的にも限界を迎えています。
Aさんはこの問題について警察に相談しましたが、警察からは「偶然かもしれない」「具体的な証拠が必要」と言われ、解決に至っていません。
Aさんはつきまとい行為が継続し、自身の安全を守るために決定的な証拠を掴みたいと考えています。
cさんは最近、通勤途中や外出時に不審な行動をする人物からの被害に悩まされています。
以下はcさんの相談内容です。
cさんは数週間前から、知らない人物によっていきなり写真を撮影される被害に遭っています。
通りがかった人物が突然カメラを向け、cさんの顔や行動を写真に収めるという行為が続いています。
この行為により、cさんは不安や恐怖感を抱き、日常生活でのストレスが増しています。
cさんはこの被害を受けた際に直接問い詰めることができず、加害者の目的や動機がわかりません。
また、この行為が何度も続いており、自身の安全やプライバシーの侵害を心配しています。
Dさんは最近、出会い系サイトを通じて知り合った相手からの執着系ストーカー行為に悩まされています。
以下はDさんの相談内容です。
数ヵ月前、Dさんは出会い系サイトで相手と知り合い、初めは普通の会話やデートを楽しんでいました。
しかし、相手は次第に執着的な態度を見せ始めました。
相手はDさんのプライバシーを侵害するような行動を取り、SNS上でのストーキングや連絡の催促、場所や行動の詳細を把握していることを示唆するメッセージを送ってきます。
この執着系ストーカー行為により、Dさんは日常生活での不安や恐怖感を抱え、精神的な苦痛を受けています。
Dさんは相手との関係を終わらせるよう伝えましたが、相手はそれに従わずに継続して執拗なストーキング行為を行なっています。
この執着系ストーカー被害から解放され、安心して生活するために、助言や具体的な解決策を探しています。
犯罪動機として考えられるのは恋人関係、人間関係のもつれや、女性の被害者がひとえに可愛いからという理由で異質とまで呼べるような行為に走るわけです。
とはいえ、被害に遭うということは不安ですし、大変迷惑ですよね。
結局泣き寝入りして辛い目を見るのは自分ですから、そうならないためにも身近な人や専門家に相談してください。
またストーカー被害は女性だけではありません。
男性だからといって安心できないのが現状で、何らかの理由で別れた元カノによるストーカー行為から、事件に発展するケースがあるので放置は危険です。
陰湿なストーカーに対処する際、以下の対策は避けるべきです。
単独で対峙する:
自身でストーカーと直接対峙しようとすることは危険です。
ストーカーは予測不可能な行動や暴力に及ぶ可能性があります。安全を最優先に考え、警察や専門家の支援を受けることをおすすめします。
逆ストーキングを行なう:
相手の行動を監視したり、ストーカーの行為に報復しようとすることは危険です。
これによって相手を刺激し、被害がエスカレートする可能性があります。法的手段を活用し、安全な解決策を追求することが重要です。
脅迫に屈する:
ストーカーが脅迫や要求を行なっても、それに屈することは避けるべきです。
要求に応じることはストーカーに対するパワーバランスを逆転させ、被害が拡大する可能性があります。
警察や法的な専門家に相談し、適切な対策を講じることが重要です。
陰湿なストーカーに対しては、警察や専門家の支援を受けながら法的手段や安全対策を追求することが重要です。
自身の安全を最優先に考え、適切な対応を行なうよう努めましょう。
ストーカー被害を証明できれば、警察に被害届を出してください。ストーカーに対して、曖昧な態度をとらないこと、断固拒否の意思を示してください。
ストーカー規制法の他に、迷惑行為防止条例の改正した県では、恋愛以外のつきまとい、監視、盗聴、盗撮行為も規制対象になっています。
ストーカー行為で逮捕されなくても、調査次第では名誉毀損・恐喝罪・脅迫罪・道路交通法違反など別件で逮捕される可能性があります。
どうか希望を捨てずに、一人で抱えきれなくなる前に、まずはご相談ください。
ストーカー被害に遭われている被害者に代わって、当事務所では「ストーカー対策」を行なっていきます。
探偵は証拠集めの専門家です。
ストーカー被害の状況から、多角的な視点から調査を行ない被害の瞬間を収めることが可能です。
犯人の心当たりがない場合でも、尾行・張り込み・聞き込みによって状況把握に努め、犯人の特定とストーカー行為の証拠も収集します。
調査の結果得られた情報や証拠は、全て報告書にまとめてお渡しします。
探偵が作成した報告書は、警察への被害届提出の際に非常に有効な証拠となり得ます。
特に、具体的な日時、場所、行動の記録や、写真・ビデオの証拠があると、被害の実態を明確に伝えることができます。
まず、現状について相談することから始めましょう。
ストーカー被害の状況、ストーカー被害対策依頼に関する質問や要望などのご相談が可能です。
※docomo・au・softbankなどの携帯電話アドレスはドメイン指定設定により毎月10件以上の「送信エラー」が起こっているため、フリーメール(GmailやYahoo!mail)の利用をおすすめします。しばらく経っても返信が来ない方はお電話にてご確認くださいませ。
監修者・執筆者 / 山内 / 2024年11月4日更新
1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。監修者・執筆者一覧へ
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