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公開日: 2023/07/04 最終更新日: 2024/04/17
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 公開日: 2023/07/04 最終更新日: 2024/04/17

ボイスレコーダーの録音はいじめの証拠になる!注意点を紹介!

いじめの証拠として、ボイスレコーダーで録音した音声が有効なことがあります。

いじめの種類やボイスレコーダーの特質を知ることで、最適ないじめの証拠取りが可能になってきます。

ボイスレコーダーの正しい使用法や注意点を知って、今お悩みの状況を解決に向かわせましょう

丸メガネに髭を生やしたハット姿の探偵

執筆者:藤井2023年7月4日更新

ストーカー・嫌がらせ調査歴5年。オンラインに関する嫌がらせ対策を専門とする。電子端末のデータを解析する「フォレンジック調査」では社内で右に出るものはいないと言われるために日々奔走中。

⇒ 監修者ページ

目次│ボイスレコーダーについて

勝手に録音した音声は証拠になる?

内緒で録音した音声にも証拠能力はある

ボイスレコーダーで録音する場合、気付かれないように内緒で録音するパターンが大半でしょう。

勝手に録音する音声でも、証拠として有効なのか気にされる方が過去のご依頼者様にも多数おられました。

しかし、勝手に録音した音声でも証拠能力を有していますのでご安心ください。

ただ、求める発言を聞き出すために暴力や不法侵入などの違法行為を行なえば、証拠能力は認められません

ご自身で録音を行なう場合は、違法行為とならないように注意しましょう。

盗聴・秘密録音は違法ではない

そもそも、盗聴や秘密録音を取り締まる法律は規定されていません

■盗聴

自分が参加していない第三者の会話を許可なく録音すること

 

■秘密録音

会話している相手の発言を許可なく録音すること

 

罰せられるのは、盗聴・秘密録音に伴って行なった不法行為です。

盗聴・秘密録音の際に下記のような行為を行なえば処罰されるので止めましょう。

  • 他人の服や持ち物にボイスレコーダーを仕込む
  • 私有地に無断で侵入してボイスレコーダーを設置する
  • 建物内に無断でボイスレコーダーを設置する(他人の家・公共の場所・集合住宅の共用部など)

証拠にならない場合もある

せっかく録音した音声であっても、その内容によっては証拠と認められないこともあります。

下記のような音声は証拠にならない可能性があるため、注意しましょう。

相手が相づちだけを打ち続けている

会話の録音の場合、録音する側が一方的に話し続けて相手が相づちを打っているだけでは、発言しているとは認められません。

また、相づちも無理やり言わされている可能性も排除できません。

返事を誘導するようなことは言わずに、相手にありのままを話してもらうようにしましょう。

わざと相手を怒らせる発言をしている

相手を挑発するような発言をして暴言を引き出しているとわかれば、録音の証拠能力はなくなります

録音する側の落ち度も考慮されてしまう行動は避けて、あくまで純粋な会話を録音するようにしましょう。

会話の一部分の切り取り

会話の一部分を切り取って証拠にしても、文脈がわからなければ発言の真意を精査できません

問題となりそうな一言だけでは証拠にならないため、会話の全体像が把握できるだけの時間まで録音しましょう。

音声の状態が悪い

せっかく録音できても、発言が聞き取りにくいほどのノイズがあったり、とぎれとぎれの音声だと証拠とならないことも。

録音する際には、クリアな音質で録音できる状況かどうかも気にかけましょう。

ボイスレコーダーの種類と選び方

ボイスレコーダー いじめ

いじめの現場にボイスレコーダーを使う理由

携帯電話やスマートフォンでも音声録音ができますが、証拠となる音声を録音する際にはボイスレコーダーの方が有効です。

まず、ボイスレコーダーは録音専用の機械のため、長時間録音が可能です。

スマートフォンは他のことにも使うため、電池が持たない可能性が高いでしょう。

また、比較的安価で購入できるため、壊されたとしても代わりが簡単に用意できます。

ボイスレコーダーは音声しかとれないものの、暴行など目で見て判断する以外のいじめ行為に対しては充分証拠がとれます

いじめ証拠録音用のボイスレコーダーに適しているのは

証拠取りに最適なボイスレコーダーは、数日間録音できる電池持ちと音感センサーがあればまず安心です。

録音目的がいじめの証拠取得なので、加害のこそこそ話や難癖、お金の要求や誹謗中傷する音声を録音できれば、誰の声かは関係者なら分かります。

他にも隠しカメラを使う方法もありますが、いじめの証拠集めでは数日間録画・人感センサー・動作センサー・赤外線センサーが必要です。

必要な機能をすべて揃えた端末は高額になるため、ボイスレコーダーによる会話の録音の方が気軽に行なえるでしょう

ボイスレコーダーの使い方

証拠撮りの注意点

いじめの現場では、ボイスレコーダーを設置するか被害者に持たせるかいずれかの方法でいじめの現場を録音します。

手動だとうっかり撮り忘れたということもあるので、特に子どもに持たせる場合は自動で音を拾うタイプがお勧めです。

子どもに持たせる場合、常に持たせる必要がありますが肌身離さず子どもが持つのは困難かもしれません。

スマートフォンや筆箱に、キーホルダーのようにつけておくと自然に持ち運べるでしょう。

設置した場合、小型のものでも誰かに片付けられては意味がありませんので、わからないようにしっかり固定したり見えないように隠す必要があります。

確信犯・知能犯のいじめっ子の証拠を撮る

知能犯的ないじめの場合、決して手を挙げたり蹴ったりするいじめはないものの、言葉の暴力やSNSでの嫌がらせが多く陰湿極まるというケースは注意が必要です。

また、いじめを行なっていると確信しているために、教員や大人が見ていないことを目視確認することを怠りません。

つまり、自分たちの加害を隠ぺいするために頭を使うのです。

いじめの証拠を録音するためには、被害児童・生徒に細かいところまでヒアリングして隙のある場所にボイスレコーダーを仕掛けたりできますが、プロに任せた方が早いことがあります。

録音時の注意点

誰が発言しているのか口に出す

会話の録音時には、誰の発言かわかるような言葉も混ぜましょう

もし発言者の名前が出てこないと、証拠を否定される口実となってしまいます。

節々で下記のような言葉を混ぜましょう。

  • 〇〇はどう思う?
  • 〇〇はそう思ってるんだ
  • 〇〇がそう言ったとしても~
  • 今の〇〇が言ったことって~

※○○は発言者の名前

相手の発言の前後で、誰の発言かわかるような工夫をするといいでしょう。

相づちはできるだけ抑える

相づちの回数が多いと相手の発言を途切れさせることになりかねません。

そうなると文脈の読み取りを阻害してしまい、音声の証拠能力を失わせることも。

不自然にならない程度に相づちの回数を減らすなど意識しましょう。

発言は最後まで言い切らせる

相手が言いよどんで言葉が途中で切れると、証拠とならない可能性があります。

また、自分と相手の共通認識となっている事柄も、いざ録音してみると言語化されておらず第三者が文脈を読み取れないことも。

結論や、結論に行き着くまでの過程が言葉になっていないと、核心部分がわかりません。

内容的に歯切れが悪くなることもあるでしょうが、そこもできるだけクリアに言語化してもらいましょう

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