Bullying report
いじめの証拠にボイスレコーダーが必要なことがあります。いじめの種類やボイスレコーダーの特質を知ることで適したいじめの証拠撮りが可能になってきます。ボイスレコーダーの正しい使用法や注意点を知ってから機材を取りそろえましょう。
ボイスレコーダーには色々な種類があります。とりわけ、いじめの証拠を録音するときにボイスレコーダーが有効な時があります。
まず長時間録音が可能であることが必須条件となります。理由としては、いじめの現場毎に何台か購入するとなると非常に高くつきますし、管理も大変です。
ボイスレコーダーは音声しかとれないものの、加害で殴ったり蹴ったりする卑劣ないじめがない場合、ボイスレコーダーでも充分証拠がとれます。
まず、数日間録音できること、音感センサーがついているタイプ、この2種類がついていればまずまず安心です。
録音目的がいじめの証拠取得なので、加害児童生徒がこそこそ話し合っていたり、被害児童に難癖をつけるのを録音したり、お金を要求したり、誹謗中傷する件を録音できれば、誰の声かは関係者なら分かります。
録画は数日間録画・人感センサー・動作センサー・赤外線センサーがいじめ現場では必要ですが、必要な機能をすべて揃った機種を数台揃えるのは大変です。
ですので、何台かはボイスレコーダーにして、ここぞという主要ないじめ現場では録画タイプにするなど使い分けをするのをお勧めします。
いじめの現場ではボイスレコーダーを設置するか、子どもに持たせるかいずれかの方法でいじめの現場を撮ります。
今は小型のボイスレコーダーがありますので、万が一、手動だとうっかり撮り忘れたということもあるので、子どもに持たせる場合でも自動で音を拾うタイプがお勧めします。
子どもに持たせる場合、常に持たせる必要がありますが肌身離さず子どもが持つのは困難かもしれません。スマートフォンや筆箱にアクセサリーのようにリンクしておくのが自然に持ち運べるでしょう。
設置した場合、いくら小型化といえども誰かに片付けられてしまったら意味がありませんので、わからないようにしっかり固定する必要があります。
知能犯的ないじめの場合、決して手を挙げたり蹴ったりするいじめはないものの、言葉の暴力やSNSでの嫌がらせが多く陰湿極まるというケースは注意が必要です。
また、いじめを確信しているために、教員や大人が見ていないことを目視確認することを怠りません。自分たちの加害を隠ぺいするために頭を使うのです。
いじめの証拠を撮るためには、被害児童・生徒に細かいところまでヒアリングして小型カメラ・定点カメラを仕掛けたりできますが、プロに任せた方が早いことがあります。
いじめの状況によりますが、廊下やトイレでのいじめが頻発するなら、録画タイプを所定の場所に全体が映るように設置します。いじめの主体が無視であれば、小型ボイスレコーダーよりも録画のほうが証拠としてわかりやすいです。
しかし、殴る・蹴るなどの暴力がない「言葉によるいじめ」なら、ボイスレコーダーのほうが機材としてあっていることになります。
いじめていないときに、いじめっ子同士がターゲットの悪口、どうやっていじめるのかについて会話を録音するというのも大切になってきます。
たとえば、加害児童生徒がわかっているのであれば彼・彼女らがよくいる場所や放課後にどこに集まるのかによって、ボイスレコーダーの仕掛け場所を決めます。
困ったことに、いじめっ子に呼び出しされる場所が一定の場所ではなく、毎回違うということがあります。公園のトイレや人通りが少なく薄暗い場所、トンネル、あるいはわざわざ夜に河原に呼び出されることがあります。
こういう場合は必ず小型カメラのボイスレコーダーを子どもが持っていくように普段からしつけることが大事です。子どもは親に加害側から呼び出されたことを言えないこともあります。
しかしどのような時でも自動で録音が始まる機能の小型ボイスレコーダーを持っていくことを子ども自身が認識していれば、いざというときに加害の充分な証拠がとれます。
いつもボイスレコーダーを子どもに持たせましょう。スマートフォンのアクセサリーとして持たせることも忘れにくくお勧めします。
もちろん、加害児童生徒に呼び出しされたときには子どもをその場所に行かせないことも大切です。
呼び出しは集団で待ち構えていることが多いため、加害者全員の肉声を一括録音でき、加担者の把握ができるメリットはありますが、事前に知っているのであれば危険なので子どもを行かさないでください。
SNSで双方やり取りすることも多いので、過去のやり取りも必ずスクリーンショットを撮っておきましょう。第三者が見たときにチャットの流れを見ないと何のことか分からないことも多く最初から最後までスクリーンショットを撮るのも有効です。
アカウントのチャットで本人以外が本人になりすまして写真を投稿することもあります。また本人になりすまして発言している疑いがあるコメントやチャットもすべてスクリーンショットを撮りましょう。加害側も一定時間が過ぎると証拠隠滅のために消したりします。
あるいはグループ管理者に不快な発言は削除されることもあり、後で証拠が撮れなくなることもあります。証拠を撮ると決めた場合には、見つけた瞬間に躊躇せずスクリーンショットを撮る練習を子どもにさせるのもいいでしょう。
ここまでの話を読んで、ご自身で子どものいじめと向き合い、証拠提出をもって教員とやり取りする気概があれば実践していただければと思います。そして、いじめにたいして協力してくれる大人が増えることを私どもも願っております。
親の立場として子どもと心から話合った機会がない場合は、子どもとまずは打ち解けて本当のことを聴きだすことから始まります。またご自身が仕事で忙しくとても加害者の割り出しや現場にカメラを設置することは難しい、「第一、学校にカメラを設置していいのか」という証拠撮り以外の疑問が浮かんでくることもあるでしょう。
証拠を撮るためのカメラ設置は違法ではありません。またいくつか校舎内に定点カメラを設置するのは、父兄が参観の際にチャンスがありますし、子どもの協力を仰ぎ、設定することもできます。しかしハードルが高いために断念せざるを得ないこともあるでしょう。
その場合は、いじめ調査ができる探偵社に依頼するのも効率的な方法です。第三者の調査ですと、証拠にも客観的な事実から説得力がありますし、学校との話合いにも探偵社が間に入ることで学校側の受け止め方が違ってきます。
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ストーカー・嫌がらせ対策専門窓口では、相談員との打ち合わせでご利用する相談室は、周囲に会話の内容が漏れないよう完全個室をご利用になれます。
また、完全個室は防音対策済みで、どんな些細な情報も外部に洩れることの無いよう、細心の注意を払っていますのでご安心下さい。
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恐れ入りますが、皆様のご理解・ご協力の程、お願い申し上げます。
まず、いじめについて相談することから始めましょう。
現在お持ちのお悩み事、いじめの状況、いじめ対策依頼に関する質問や要望などのご相談が可能です。
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