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公開日: 2024/02/23 最終更新日: 2024/07/18
探偵コラム
 公開日: 2024/02/23 最終更新日: 2024/07/18

人気声優アイドルのストーカー被害を探偵目線で解説

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2023年7月20日、声優アイドルの女性にストーカー行為を行なった男性が、ストーカー規制法違反で逮捕されました。

被害者の女性は以前からストーカー行為に苦しんでおり、同年6月には活動休止するほどに追い込まれていました。

芸能人に対するストーカー行為はたびたびニュースになりますが、なぜ芸能人へのストーカー行為を行なうに至ってしまうのでしょうか。

その背景には、過剰なファン心理がもたらす歪んだ独占欲があります。

探偵の視点から、芸能人・有名人に対するストーカー行為を防ぐ方法を解説します。

当該ニュースの概要

声優アイドルの河瀬詩さんに複数回つきまとったストーカー規制法違反の疑いで34歳の男が逮捕されました。

無職の樺島隆介容疑者は、6月東京都内で声優アイドルの河瀬詩さんに複数回つきまとったストーカー規制法違反の疑いで逮捕されました。

警視庁によりますと樺島容疑者は河瀬さんが職場に向かう際や帰宅するところを狙い少なくとも3回以上つきまとったほか、先回りしてすれ違いざまに携帯電話で河瀬さんを盗撮するなどしていたということです。

河瀬さんは、声優アイドル『22/7(ナナブンノニジュウニ)』のメンバーとして活動していますが6月、所属事務所が、河瀬さんがストーカー被害にあっていることを公表し、「精神的なショックが大きいことを鑑み、関係者全員で協議の上、一定期間活動を休止させていただくことになりました」としていました。

引用:【速報】声優アイドル「22/7」・河瀬詩さんにストーカー行為か 34歳の男を逮捕|FNNプライムオンライン

芸能人・有名人をストーカーする心理

マイクの前に立つ女性

芸能人や有名人がストーカー被害を受けるニュースは、昔からたびたび報じられてきました。

特に近年はSNSを通じて芸能人・有名人の情報発信が活発化し、ネットを通じてファンと交流する機会も増えています。

しかし、それは裏を返せばストーカー被害を生む危険性と隣り合わせとも言えるでしょう。

すべてのファンに同じような対応をしても、なぜストーカーになる人が生まれてしまうのでしょうか。

ファンとストーカーの境界とは

芸能人のストーカーになるのは、元々ファンだった人というケースが多く見られています。

熱狂的なファンとストーカーの違いとしては、「独占欲」の有無でしょう。

ファンは対象の芸能人・有名人を応援したいという心理が根底にあるため、その対象が不快に思うような行動は避ける傾向にあります。

例えば、街中で偶然好きな芸能人に遭遇しても、プライベートの邪魔はしないようにと会話や写真・サインを求めずにそっと見守るでしょう。

もちろん話しかけてサービスを求めたとしても、節度を持っているためある程度交流したらその場を立ち去ります。

ですが、ストーカーは独占欲から芸能人の行動すべてを把握したいと考え、その後をつけまわしてプライベートの把握を試みます。

そうして特定した情報を基に、プライベートの監視に至るのです。

ストーカーへの発展を防げるのか

ではストーカーにならないようにファンをコントロールできるかといえば、難しい部分があります。

同じような対応をすべてのファンに行なったとしても、受け取り方はそれぞれ異なります。

よくある一般的な対応と捉える人もいれば、自分にだけ特別な対応をしてくれたと考えてしまう人もいるでしょう。

他にも、対応が漏れてしまったことに怒りを覚え、ストーカーになるケースもあります。

また、自身と芸能人の距離感を間違えてしまうファンかどうかを事前に見定めるのも極めて難しいです。

そもそもファンと交流しないのもやり方の一つですが、特に駆け出しの芸能人はファンベースを作る必要があるため、ファンとの交流は必要不可欠でしょう。

芸能人とファンの交流には、常にストーカーの可能性が背後にあるといえます。

探偵ができる対処法

遠くからカメラを向ける男性

アイドルやユーチューバーへのストーカー行為の相談は、当事務所でも多くご相談いただきます。

ストーカー被害は個人だけではなく、周囲の人々、そして社会全体にも影響を与える重大な問題です。

被害者は恐怖と不安に晒され、日常生活が脅かされます。

ストーカー被害を未然に防ぐには、事務所のスタッフやマネージャーに情報を提供し、専門家と協力して対策を実施することです。

当事務所では、SNSやファンとの交流の場にも「潜入」し、ストーカー行為だけではなく、誹謗中傷の記録を行うことも可能です。

また、所属タレントが出入りするオフィスや自宅、リハーサルスタジオなどには、十分なセキュリティ対策を施します。

繰り返しストーカー被害が起こらないように、早期の専門家への相談、適切な法的措置も重要です。

監修者・執筆者 / 山内

1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。監修者・執筆者一覧へ

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