盗聴・盗撮発見調査関連記事

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公開日: 2021/01/16 最終更新日: 2022/12/16
盗聴・盗撮発見調査関連記事
 公開日: 2021/01/16 最終更新日: 2022/12/16

盗聴器が仕掛けられているかもしれない

知っておくべき盗聴器の基礎知識

「盗聴器が仕掛けられているかもしれない」と感じるきっかけは、個人情報が漏れていると知ったときです。会社の同僚や交際相手との会話の中で、「知るはずのない情報」を無意識にしゃべっていたり、元交際相手に「居場所などを仄めかす」メールやLINEがきたら、追及せずに自宅や生活環境を一度調べた方がよいでしょう。

⇒ 2022年12月16日更新 / 執筆者 / 監修者ページ

盗聴器の仕掛けについて│目次

1- 半永久的に盗聴される恐怖

設置には専門的知識が必要だが…

「有線式盗聴器」を設置するには、電話線や電灯線を使用するため、まずは目的の場所に配線する必要があります。そのためには専門的知識が必要であり、目的の場所に侵入するリスクもあります。

一般家庭においては、被害に遭うことは少ないケースですが、会社や公共の場所、ホテルの室内など、不特定多数の人物が出入りする場所では注意が必要です。

賃貸物件は要注意

また、マンション・アパートなどの賃貸物件では、全住人や出入りの工事業者などが設置するケースも考えられます。この装置の怖いところは、一度設置してしまうと、半永久的に盗聴が可能となってしまうことと、無線式の盗聴発見器では見つけられないことです。

「集音タイプ」の機器ならば、電話を使わなかったとしても、部屋の音を拾うので、プライバシーが丸聞こえとなってしまいます。

2- 盗聴器の種類

AC電源式盗聴器

AC電源式盗聴器はアナログ式盗聴器ともいわれ、盗聴された音声を電波で飛ばす送信機を備えている電波の盗聴器となります。AC電源式盗聴器は主にコンセントプラグやコンセント内部に備え付けます。

家庭用コンセントAC100Vを利用するため半永久的に電波を放射することになります。但し、コンセント内部やコンセントそのもの、あるいは家電内部への細工設置が必要なため内部に侵入しなければ取り付けることができません。

電池式盗聴器

電池式盗聴器の場合、小物など日常品として擬態された盗聴器の中にはあらかじめ電池が入っています。電池の持ちは盗聴器によってまちまちですが、最近では音声活動がある時のみ起動するVOXタイプの場合、録音だけで1,000日は持つ電池もあるようです。

とはいえ、電池式盗聴地は必ず回収しなければ仕掛け人は音声を聴くことができません。ボイスレコーダーと原理は同じですが、最近ではボイスレコーダーというとボイスレコーダー式盗聴器を指すことが多いようです。一般的に安価で最も入手しやすいのがこのタイプです。

デジタル盗聴器

デジタル盗聴器の最大の特徴は電波をほとんど発しない日常品に擬態した盗聴器で、周辺の音声を仕掛け人のスマートフォンから傍受できるというものです。しかも世界中どこに仕掛け人がいようとも、盗聴音声を聴くことができるのです。

日本の居宅内に置かれた小物が盗聴器でアメリカやイギリスなどで傍受することができるのです。盗聴器にはバッテリーだけでなくSIMも一緒に接続されており電波ではなくそのバッテリーやSIMと関連した番号に仕掛け人が接続することで世界中にいても傍受できる原理になっています。

リモコン式盗聴器

リモコン式盗聴器は盗聴器の電源を遠隔操作でき、その点が会話など音が流れているときのみ起動するVOXとは異なります。電源を遠隔操作できるということは、電源が入っていないときは音声などがないときになりますので、必然的に無言で盗聴器発見機で見つけようとしても発見は困難になります。

ラジオやテレビなどを流して継続的に盗聴器の電源を起動しないと発見は困難な点があります。

スクランブル式盗聴器

スクランブル盗聴器とは、4種類の周波数が一定の間隔でランダムに切り替わっていく特徴をもつ盗聴器のことです。切り替わり速度は周波数が1秒間に約20回程度切り替わりますが、パターンは6パターンあり、市場で出回っている一般的な盗聴器発見機では見つけることができません。

これには専用のスクランブル方式受信機が必要になってきます。他にリモコン式盗聴器とスクランブル盗聴器のそれぞれの機能を合わせたリモコンスクランブル式盗聴器があります。

専門家でないと発見するのは困難ですので、もしご自身で調べてみてもよく分からないがまだ盗聴されていると感じるのであれば知見と実績のある探偵などに依頼した方がいいでしょう。

3- 電波が発しない盗聴器について

盗聴は外壁から取り付けるのをご存じでしょうか

コンクリートマイクについて

コンクリートマイクは、壁越しの小さな音声や会話を人間の耳ではっきりと聞き取れるようにする装置です。

ただし、壁がコンクリート以外の材質の場合、コンクリートマイクでは聞き取ることが難しいでしょう。

基本的に振動がもっとも伝わりやすいのは硬質なコンクリートの壁で、木造建築の内側には断熱材や遮音材が仕込まれているため、振動が吸収されてしまい不向きです。

音声が聞き取りずらい場所
  • マンションの上下階(二重床など空洞があるタイプ)
  • 防音対策をしている部屋(
  • 木造住宅やプレハブ住宅
  • 音楽を大音量で流している部屋

IC録音機(ボイスレコーダー)について

IC録音機(ボイスレコーダー)は、主にビジネスでの会議録音や音楽の録音、文字起こしなどに使われています。

盗聴目的で使用される録音機は、録音機周囲で発生する音を高感度マイクで集音し、集めた音を録音する機器で、浮気調査などさまざまな場面で使用されています。

IC録音機(ボイスレコーダー)を仕掛ける場所
  • デスク周り(電卓型・ボールペン型ボイスレコーダ)
  • 車内(ダッシュボード・座席の下・お守りなどの小物)
  • 部屋(ベッドの裏・ソファーの裏・BOXテッシュの中など)
  • 所持品(通勤バック・スマートフォン※スパイアプリ)

4- 盗聴魔がすぐそばにいる場合も

ストーカーの可能性もある「直接式盗聴器」

壁などに設置して音の振動を拾うコンクリートマイクや、音声を録音してそれを回収するICレコーダー、スマホなど「直接式盗聴器」を使った盗聴もあります。

声に反応する自動録音機能や予約録音機能などもあり、スマートフォンにスパイアプリとして仕込まれるケースもあり、発見するのが困難な上に、犯人が配偶者など、身近な人である場合や、ストーカーによる場合もあり、無線機を使用した盗聴器発見調査では犯人が見つからない場合が多いといえます。

それでも「盗聴されている」と感じた時は

当事務所では、最新の盗撮事情に精通した調査員が最新鋭の探索機を用いて調査します。また「有線式盗聴器」の場合、一般の方が取り外すには危険を伴う場合もありますので、当事務所などの専門家に任せるのが得策です。

「有線式」や「直接式」の場合は、盗聴範が身近に迫っている可能性もありますので、聞き込みや張り込み調査なども行い、警察への被害届を提出する際の証拠や、裁判での証拠として使える報告書を作成した上で、再び同じ被害が起きないよう、アフターフォローいたします。

5- 盗聴器の仕掛け場所

室内で盗聴盗撮されてる?

盗聴器を仕掛けられる場所

盗聴器には「半永久発信(電池不要)タイプ」と「時限(電池の交換が必要)タイプ」の2種類があり、ぬいぐるみのなか、テーブルの裏、電話機の内部、配電盤の中に設置される可能性があります。

一戸建て・集合住宅の場合
  • 郵便受けの裏(保安器が手の届かない場所に設置されている場合)
  • 壁の中(新築時やリフォームの段階で盗聴器を仕掛けられた可能性がある)
  • 固定電話の電話線
  • ぬいぐるみの中
  • ベッドの裏
  • エアコン
  • 新聞受け

一般家庭で盗聴器が仕掛けられることが多いのは、コンセントの裏、電話機の中、電気やガスのメーターの裏などです。

しかし、台所の換気扇の裏など、時として私たち探偵も思いもよらない場所に盗聴器が仕掛けられていた案件も発生しています。

お風呂の換気扇の中は水や湯気で盗聴器の故障の原因になるため仕掛ける側は一般的に避けますが、それでも可能性は十分にあります。

企業・店舗の場合

飲食店などの店舗では、半永久発信タイプの盗聴器を仕掛けられることが多く、コンセントの裏がよく使われます。

院などでは電話機を細工して、院内の内線を盗聴したり、患者のカルテや個人情報を盗み出したりするケースもあります。

企業は会議室に盗聴器が仕掛けられていることが多く、ホワイトボードの裏、時計、電卓、エアコン、額縁、コンセントの裏、延長コード、ゴミ箱、椅子、机の裏、ボールペンなど、あえて盗聴器を仕掛ける隙がなさそうな部屋を選んで仕掛けていることがあります。

車両の場合

自動車などの乗り物で盗聴器が仕掛けられることが多い場所は、ダッシュボード、ルームランプ、シートの下、ぬいぐるみの中などです。

また、GPSを車外に仕掛ける場合もあります。稀に、バンパーの裏側にテープや磁石を取り付けるなど、一般の人が発見できないように細工しています。洗車や定期点検、車検で「何か取り付けられている」ときにしか気づかれないようにしています。

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