レンタルGPSの無断設置は個人のプライバシーを脅かす深刻な問題です。
本記事では、無断設置されたGPSの犯人を特定するための調査事例と対策法について解説します。
被害に遭った場合の初動対応や、証拠収集のポイントを知ることで、安心して問題を解決する方法を学びましょう。
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私たちの調査チームは、「レンタルGPSの無断設置」事件に関する徹底的な調査を実施しました。
本レポートでは、事件の背景、調査の結果、および犯人特定に至るまでの手法について報告いたします。
ご依頼者様: | 40代/女性 会社員 |
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ご依頼内容: | GPS調査 |
ご依頼理由: |
「黒い四角いケース」が車の下に取り付けられていたのを発見し、調べてみるとそれがGPSであることが判明しました。犯人の特定には複数の可能性があるため、探偵社に相談しました。 「犯人が気になりそうな場所を走行して誘導する」「充電のタイミングで取り外しにくるところを狙う」2つの作戦を提案してもらい、協力して犯人特定に取り組むことにしました。 警察への報告も考えましたが、GPSが改造されており所有者が特定できない可能性があるため、私たちは独自に調査を進めることを選びました。 犯人の正体を突き止めるため、私の決意は揺るぎません。 |
調査レポート: |
私たちは、女性の車両にGPSが付けられている目的が「男性関係」に関連している可能性が高いと判断しました。 男性候補は全て会社員であり、平日夕方以降にホテル街周辺停車したら気になって見に来ると判断しました。 ホテルの駐車場で張り込んでいると、交際相手の男性がレンタカーでホテル付近を何度も走行していることを確認し、近くに停車したことからほほ確定しました。 やはりGPSの位置情報を見ていたようです。おそらく、浮気相手の顔を確認したいと思って見に来たのでしょう。 その場で彼に「警察にいく」と伝えるとあっさりGPS取り付けを認め謝罪、最終的には「疑った理由」と「ご依頼者の無実」が明らかになり、調査は無事終了となりました。 |
レンタルGPSは、短期間の使用を目的として貸し出されるGPS(全地球測位システム)装置で、個人や法人がさまざまな用途で利用しています。
個人がGPSを利用する主な理由としては、浮気・不倫の確認が挙げられます。
しかし、2021年5月18日に施行された改正ストーカー規制法により、無断で他人の車にGPSを取り付けたり、アプリで位置情報を取得する行為は規制され、違法とされました。
それにもかかわらず、GPSは車両の目立たない部分(車の下など)に取り付けられることが多いため、現在でも「不倫・浮気調査」や「ストーカー行為」に使われることがあります。
法改正により発見された場合は犯罪となりますが、簡単に見つからないように車両の中心部に隠して設置するケースも増えており、発見には注意と手間がかかります。
レンタルGPSの料金相場は、利用する期間や機能、サービス内容によって異なりますが、以下が一般的な目安です。
レンタル料金は、提供する業者によっても異なりますが、基本的には利用期間が長くなるほど、1日あたりの料金は割安になるケースが多いです。
2021年5月に改正されたストーカー規制法により、他人の車や持ち物にGPS機器を無断で取り付け、位置情報を取得する行為は違法とされました。
以下はその理由です。
無断でGPSを取り付けた場合、ストーカー規制法や迷惑防止条例に違反し、懲役刑や罰金が科されることがあります。
特に、繰り返し行う場合や悪質な場合は、厳しい罰則が適用されます。
GPSはおおよその位置を把握できますが、誰がどこにいるかを確認するには、現地に行って確認する必要があります。
この特性を利用して、「誘導作戦」を行うことで犯人を特定することが可能です。
目視での探索: GPSが取り付けられている可能性がある場所を、目で確認しましょう。車の外部や内部、荷物の中など、よくGPSが設置される場所を注意深く調べます。
電波探知機の使用:専用の電波探知機やGPS信号探知器を使って、近くにあるGPSデバイスの信号を探します。これにより、GPSが発信している電波を検知し、その位置を特定できます。
GPSを無断で設置したり、他人のプライバシーを侵害する行為は法律違反になる可能性があります。
必要な場合は、警察や専門家に相談することをおすすめします。
GPS発信機は充電式バッテリーを搭載しており、定期的な充電が必要です。
一部のモデルでは、交換可能な電池を使用しているため、電池交換が必要になります。
いずれにしても、バッテリーは有線で充電しなければいけないため、いずれバッテリーが切れます。
その際、「GPSの所有者」が充電や電池交換に訪れるタイミングを狙えば、「犯人特定」が可能です。
ただし、交換のタイミングは深夜になることが多く、毎日見張るのは現実的ではありません。
また、防犯カメラを車庫に設置すると犯人に気づかれる可能性があるため、別の場所で交換されることもあります。
自宅以外に職場の駐車場や買い物時に狙われるケースもあるため、個人で特定するには「時間と費用」がかかることがあります。
GPS発見や犯人特定の調査は、専門の探偵が効果的に対応できます。ぜひご相談ください。
GPS発見や犯人特定の調査は、専門の探偵が迅速かつ確実に対応いたします。
無断で取り付けられたGPSの発見や、犯人の特定にお困りの方は、ぜひ当事務所にご相談ください。
お客様のプライバシーを守り、安全で安心できる生活環境を取り戻すために、最適な調査方法をご提案いたします。
まずはお気軽にお問い合わせください。
まず、現状について相談することから始めましょう。
現在お持ちの悩み事、GPSに関する質問や要望などのご相談が可能です。
※docomo・au・softbankなどの携帯電話アドレスはドメイン指定設定により毎月10件以上の「送信エラー」が起こっているため、フリーメール(GmailやYahoo!mail)の利用をおすすめします。しばらく経っても返信が来ない方はお電話にてご確認くださいませ。
監修者・執筆者 / 山内
1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。監修者・執筆者一覧へ
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