
「インスタが不正アクセスされたかも知れない……」
そんな不安を感じる人が、いま急増しています。
インスタの乗っ取りやなりすましは、一部の人だけの問題ではありません。
パスワードの使い回しや、外部アプリとの連携、フィッシング詐欺など、ほんの小さな油断から、誰でも被害に遭う可能性があります。
この記事では、インスタ不正アクセスの実態から、通知が来たときに確認すべきこと、アカウントを守るための正しい手順までをわかりやすく解説します。
さらに、被害が深刻な場合に頼れる専門の相談先や、当探偵事務所が行うサポート内容についても紹介します。
目次 [ 閉じる ]

インスタの不正アクセスは、ちょっとした不注意や設定ミスから、誰にでも起こり得る身近なトラブルです。
一度アカウントに侵入されると、投稿やDMが勝手に操作されたり、個人情報が流出するなど、思いがけない形で被害が広がってしまうこともあります。
ここでは、インスタで起きる不正アクセスの仕組みと、実際にどんな被害が起きているのかを解説していきます。
不正アクセスとは、利用者の許可なく第三者がアカウントに侵入し、情報の閲覧や操作を行うことです。
もっとも多いのは、外部サイトに似せた偽のログイン画面に、パスワードを入力させるフィッシングの手口でしょう。
そのほか、パスワードの使い回しや、端末のウイルス感染をきっかけに侵入されるケースもあります。
近年は、このような不正アクセスの相談が増え続けています。
IPA(情報処理推進機構)の報告では、2025年7月の不正ログインに関する相談件数が過去最多の144件にのぼりました。
相談件数の推移は以下の通りです。
| 年月 | 相談件数(IPA報告) | 備考 |
| 2024年6月 | 51件 | SNS関連の不正ログイン相談が増え始める |
| 2025年1月 | 64件 | 新年以降、相談件数が継続的に増加 |
| 2025年3月 | 99件 | ほぼ100件に達する |
| 2025年7月 | 144件 | 過去最多。Instagram・Facebook被害が多数 |
こうした不正アクセスは、有名人だけに起きるものではありません。
日常的にSNSを利用している一般の利用者でも、ちょっとした油断から被害に遭うケースが多く確認されています。
パスワードの変更を後回しにしたり、通知は気のせいかも知れないと放置するといった、小さな隙がアカウントを狙われる原因です。
SNSは気軽に使える一方で、誰でも被害の対象になり得る場所であることを知っておく必要があります。
不正アクセスの被害は、アカウントを乗っ取られるだけでは終わりません。
気づかないうちに、あなたの名前や写真が悪用され、思わぬトラブルへ発展することもあります。
代表的な被害としては、次のようなものが挙げられます。
こうした被害は、異変を放置することで拡大してしまうことがあります。
近年、インスタの不正アクセスに関する相談は全国的に増えています。
どれも身近なきっかけから始まり、気づかないうちに深刻化していくケースが目立ちます。
登録時に電話番号しか設定していないアカウントを狙い、「Instagramの本人確認です」と装ってSMS認証コードを聞き出す手口です。
この方法で不正にログインされ、本人が使えなくなるケースが報告されています。
地方の飲食店が運用していたInstagramアカウントが、不正アクセスを受けました。
投稿内容やDMが勝手に書き換えられ、フォロワーに誤った情報が送信され、信用の低下や予約キャンセルにつながるなど、ビジネスにも影響を与えました。
お笑いコンビ「どぶろっく」の江口直人さんの公式Instagramが第三者に乗っ取られ、フォロワー宛てに投資勧誘のDMが送られる被害が確認されました。
投稿の一部も改ざんされ、フォロワーを巻き込む形で詐欺被害が拡大するおそれがありました。
これらの事例はいずれも、気づいたときにはすでに被害が広がっていたという共通点があります。
不正アクセスは、最初の違和感に気づけるかどうかで、その後の被害の大きさが大きく変わります。

不正アクセスは、突然アカウントが使えなくなるように見えて、その前には必ず小さな異変があらわれます。
一時的な不具合や、気のせいだと思ってしまい、わずかな変化を見過ごしてしまう人も少なくありません。
実際には、乗っ取りやなりすましの多くが、この最初の異変に気づけていれば防げたと言われています。
この章では、インスタで不正アクセスが起きたときに見られやすい変化と、早めに気づくための確認の仕方を解説します。
インスタでは、いつもと違う端末や場所からログインがあると「新しいログインがありました」という通知が届きます。
身に覚えのない通知が届いたときは、不正アクセスの前段階である可能性があります。
近年は、認証コードを使った乗っ取りも増えています。
本人確認のためなどと偽ってSNS上で認証番号を聞き出し、その番号を使ってアカウントに侵入する手口です。
通知や認証コードは、アカウントが異変を知らせてくれる重要な手がかりです。
普段と違う動きを感じたときは、見過ごさずに注意深く確認する必要があります。
インスタには、過去にログインした端末や地域を確認できる機能があります。
この一覧に、使った覚えのない端末や、離れた場所からのアクセス履歴が残っていた場合は注意が必要です。
海外や深夜帯のログイン、短時間で複数回のログインなど、自分の行動とかけ離れた動きがあれば、不正アクセスの可能性があります。
中には、アカウントを乗っ取った第三者がログイン情報を残さないよう設定を変えるケースもあるため、履歴が突然消えていたり、端末名が不自然に表示されているときも要注意です。
ただし、通信環境やVPNの影響で、実際の場所と異なる地域が表示されることもあるため、見慣れない履歴が続いているかを落ち着いて確認することが大切です。
もし複数の不審な履歴が残っている場合は、アカウントが第三者に使われている可能性が高い状態になります。
パスワードを入力してもログインできないときは、アカウントの情報がすでに書き換えられている可能性があります。
不正アクセスを受けると、攻撃者が先にパスワードや登録メールアドレスを変更し、本人を締め出す形でアカウントを乗っ取るケースが多く見られます。
この状態になると、自力での復旧は難しくなります。
また、「エラー」や「アカウントが見つかりません」と表示される場合も、不正ログイン後に削除や凍結が行われた可能性があります。
アカウントにアクセスできなくなった時点で、すでに被害が進行している段階です。

アカウントに異変を感じたとき、多くの人が慌てて行動してしまいます。
ですが、その中には被害を悪化させてしまう危険な対応も少なくありません。
不正アクセスの疑いがあるときこそ、落ち着いて状況を整理することが大切です。
この章では、不正アクセスの疑いがあるときにやってはいけない代表的な行動を紹介します。
アカウントに入れなくなったとき、「パスワードを間違えたのかも知れない」と何度も入力を繰り返してしまう人は少なくありません。
ですが、この行動はかえって状況を悪化させることがあります。
頻繁なログイン試行は、攻撃者に本人が焦っていることを知らせることにもなり、アカウント設定の変更や、削除を急がせるきっかけになる場合があります。
また、システム側が異常と判断し、本人のログインまでも制限されてしまうリスクもあります。
アクセスできないときほど、いったん手を止めて状況を見極める冷静さが必要です。
「不正アクセスがありました」「アカウントを保護するため、こちらのリンクから再設定してください」などのメールやメッセージが届くことがあります。
一見するとインスタ公式のように見えますが、中には偽のログインページへ誘導し、入力したパスワードを盗み取る手口もあります。
こうしたフィッシングサイトは年々巧妙化しており、公式サイトのロゴや文面をそのまま模倣しているケースも少なくありません。
不審なリンクを開いてしまうと、気づかないうちに攻撃者に情報を渡すことになります。
正しい対応を取る前に、まずはそのリンクが本物かどうかを見極めることが重要です。
アカウントの乗っ取りや不正アクセスが疑われたとき、驚きや怒りの感情に任せて、すぐにSNS上に投稿してしまう人がいますが、この行動にはとくに注意が必要です。
投稿内容やスクリーンショットに、メールアドレス・ユーザー名などの個人情報が映り込み、それを見た第三者に悪用されるおそれがあります。
また、相手が特定できていない段階で犯人の心当たりを挙げてしまうと、誤解やトラブルを招く原因にもなります。
被害を広げないためには、感情的に動く前に一呼吸おき、事実を整理してから行動することが大切です。
不正アクセスの疑いがあるとき、早くなんとかしなきゃいけないという気持ちから、届いたメッセージやDMの指示に従ってしまう人が少なくありません。
「アカウントを保護するために認証番号を教えてください」
「本人確認のため、こちらに返信してください」
こうした文面は、丁寧で本物らしく見えますが、その多くは攻撃者が仕掛けた情報を聞き出すための罠です。
認証コードやメールアドレス、電話番号を教えてしまうと、相手にアカウントを完全に乗っ取られるきっかけになります。
本物かどうか判断できない場合は、その場で情報を送らず、落ち着いて状況を見直すようにしましょう。

アカウントに異変があったとき、やみくもに操作を続けてしまうと、かえって状況を悪化させることがあります。
ここでは、インスタの不正アクセスが疑われたときに確認すべき項目や、落ち着いて進めるための手順を順番に解説します。
不正アクセスの疑いがあるとき、まず行っておきたいのが、ログイン中の端末を切る作業です。
インスタには、現在ログインしている端末を一覧で確認し、その中から特定の端末だけログアウトさせる機能があります。
これは、第三者の操作を一時的に止めるための大切な対処です。
見覚えのない端末がログイン状態のまま残っていた場合、その端末の接続を切ることで、アカウントがこれ以上操作されるのを防ぐことができます。
また、自分が使っていない端末が複数並んでいる場合も注意が必要です。
どれが不正な端末かわからないときは、一度すべての端末からログアウトさせることで、アカウントの安全性を高めることができます。
不正アクセスが疑われるときは、アカウントのパスワードを見直すことが欠かせません。
同じパスワードを複数のサービスで使い回していた場合、どこか一つのサイトで情報が漏れるだけで、インスタにも侵入されるおそれがあります。
とくに、短い文字列や覚えやすい単語だけのパスワードは、攻撃者に推測されやすく、突破されるリスクが高くなります。
パスワードを変更するときは、数字・記号・大文字を組み合わせるなど、できるだけ簡単に当てられない形にしておくことが大切です。
また、以前のパスワードをそのまま使い回すのではなく、ほかのサービスとも被らないものにするだけで、被害の連鎖を防ぎやすくなります。
不正アクセスを防ぐうえで、二段階認証の設定はとても重要です。
パスワードだけでログインできる状態だと、万が一パスワードが漏れてしまったとき、第三者がそのままアカウントに入れてしまいます。
二段階認証を有効にしておけば、ログインのたびに追加の確認が必要になるため、パスワードが知られてしまっても不正利用を防ぎやすくなります。
また、バックアップコードは、スマホが使えない場面や認証が受け取れないときに、アカウントを守る予備の鍵のような役割を持っています。
復旧が必要になったとき、このコードが手元にあるだけで手続きが大きく変わるケースも少なくありません。
万一のときにあなたのアカウントを守ってくれる大切な備えです。
ログインできない、登録情報が書き換えられているなど、自力での操作が難しい場合は、 Instagramの公式フォームから報告・復旧を進める必要があります。
インスタでは、アカウントの乗っ取りが疑われる際に本人確認の手順や復旧の流れを案内する窓口が用意されています。
このフォームを通じて状況を伝えることで、パスワードの再設定やアカウントの所有確認が行われます。
メールアドレスや電話番号を変更されてしまった場合は、ここでの手続きが大切な手がかりになります。
本人確認のために身分証の提示を求められることもありますが、アカウントを取り戻すための重要な作業です。
インスタの不正アクセスが起きたとき、見落とされやすいのが、外部サービスとの連携です。
Instagramは、メールアドレスや他SNSのアカウントとつながった状態で使われることが多く、一度侵入されると、別のサービスまで連鎖的に被害が広がる場合があります。
たとえば、登録メールアドレスが不正ログインされていた場合、インスタだけでなく、その他のSNSやアプリのパスワード再設定メールまで勝手に操作されるおそれがあります。
また、インスタと連携している外部アプリが多いほど、どこか一つの設定が弱いだけで、そこから情報が抜き取られるケースもあります。
アカウントを安全に保つためには、インスタだけでなく、関連するメールや他SNSの設定をあわせて見直しておくことが大切です。
アカウントの乗っ取りや情報の書き換えが進んでしまうと、自分だけの力では対応が難しくなることがあります。
とくに、金銭トラブルやなりすまし、メールアドレスの変更や削除などが行われている場合は、早めに専門機関へ相談することが大切です。
ここでは、状況に応じて頼れるそれぞれの窓口を解説します。
不正アクセスの影響が大きい場合や、今後どう動くべきか判断に迷うときは、弁護士・専門家に相談する方法もあります。
弁護士や専門家に相談することで、いま起きていることが法的にどのような問題になり得るのか、どこまで対応を考えておくべきかを一緒に整理してもらえます。
また、インスタ上で残っている記録や画面の保存など、どんな情報を手元に残しておくとよいかを教えてもらえるのも大きな利点です。
必要に応じて、以下のような窓口に相談することができます。
状況が複雑なときほど、第三者の視点を取り入れることで、次に進むべき方向が見えやすくなります。
不正アクセスによって、金銭的な被害や成りすましが行われている場合は、できるだけ早く警察に相談する必要があります。
たとえば、詐欺広告や投資勧誘のリンクがあなたの名義で送られた場合、被害が広がるほどトラブルが大きくなり、あなた自身の信用にも関わってしまいます。
警察では、被害の状況をもとに、サイバー犯罪相談窓口などで対応が行われます。
被害を公的に記録しておくことで、後の手続きに役立つことがあります。
警察や法的な手続きに進む場合、事前に状況を整理しておくと、話がスムーズに進みやすくなります。
不正アクセスは、時間が経つほど記録が上書きされたり、必要な情報が確認できなくなることがあるため、気づいた段階でまとめておくことが大切です。
たとえば、次のような情報が役に立ちます。
これらは、警察や弁護士に相談するときの手がかりになるだけでなく、あとで状況を振り返る際にも役立ちます。
何を伝えたらいいかわからない場合は、分かる範囲で手元に証拠を残しながら、必要に応じて専門家のアドバイスを受けることができます。

インスタの不正アクセスは、表に見える異変だけでは原因が分からないことが多く、侵入経路や、悪用された被害状況が特定できないままのケースもあります。
原因の究明や証拠収集に限界を感じているときは、当探偵事務所が調査いたします。
この章では、当探偵事務所が対応できる主な調査内容と、どのような場面で力になれるのかをご紹介します。
インスタの不正アクセスは、何がきっかけだったのか、本人にも分からないまま進行するケースが多くあります。
当探偵事務所では、アカウントと端末の状態を丁寧に確認し、侵入の可能性がある経路を整理していきます。
たとえば次のような点を手がかりにします。
侵入の経路が分かるだけでも、今後どんな対策が必要かということが整理され、不安の大きな部分が軽くなります。
不正アクセスが起きたあと、アカウント内部でどのような操作が行われたのかを把握することも重要です。
当探偵事務所では、被害者の方と一緒にアカウント内の動きを時系列で整理し、次のような痕跡を確認していきます。
これらを照らし合わせることで、どこまで操作されているのか・どんな手口が使われた可能性が高いのかが見えてきます。
被害の状況を証拠として残すことで、後の対応(警察・弁護士)にもつながります。
不正アクセスの被害では、時間が経つほど情報が消えたり、ログが上書きされることがあるため、早い段階で証拠を残しておくことがとても重要です。
また、状況によっては弁護士への相談が必要なケースも出てきます。
当探偵事務所では、その際に提出できる調査報告書や、被害の整理資料を作成することも可能です。
復旧は一人で進めると心が折れそうになる場面も多いですが、必要な証拠を整理しながら段階的に進めていくことで、アカウントが戻る確率が高まります。

インスタの不正アクセスは、ある日突然アカウントが使えなくなるだけでなく、気づかないうちに友人やフォロワーを巻き込んでしまうこともあります。
通知や、見覚えのない履歴、勝手に送られたDMや投稿など、どれも見逃してしまいがちですが、早い段階で気づければ被害を抑えられるケースは多くあります。
異変を感じたときこそ、焦らずに「どこで、何が起きているのか」を整理していくことが大切です。
パスワードの見直しや二段階認証などの対策を進めながら、状況に応じて警察や専門家の力を借りましょう。
自分だけでは判断がつかないときや、原因が分からず不安が続いているときは、ぜひ当探偵事務所にご相談ください。
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監修者・執筆者 / 山内
1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。 得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。 監修者・執筆者一覧へ
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