職場やご近所付き合いなど、人と関わる場面は日常生活でどうしても生じていきます。
円滑に関わる気持ちのある人同士ならスムーズな人付き合いが送れるでしょう。
しかし、中には嫌がらせ行為によって特定の人にダメージを与えようとする人もいます。
自分がそのターゲットにされてしまえば、不愉快極まりないことこの上ありません。
更に、周囲の人も巻き込んでの嫌がらせに発展すれば、まるで逃げ場がないように思えてしまうでしょう。
ですが、嫌がらせ行為とはその行為を「嫌」だと思うから嫌がらせとなり、相手も「嫌」と思わせたいから仕掛けてきます。
つまり、こちらが「嫌」だと感じていないように思わせれば、相手が嫌がらせを仕掛ける意味もなくなるのです。
そのために有効なのが「相手にしない」「気にしない」といった対処になります。
とはいえ、何かされたらどうしても気になってしまうのが正常な反応です。
どのようにしたら嫌がらせ行為を「相手にしない」「気にしない」ようになるのか、その方法をお伝えしていきます。
嫌がらせ加害者は、そもそもどんな理由から嫌がらせを仕掛けてくるのでしょうか。
中には、S被害者からすればまったく合理性が感じられないような理由もあります。
対策を打つ前に、まずは嫌がらせをする人の心理を把握しましょう。
ターゲットとなる人に対して、個人的な恨みを持って嫌がらせを行なうのは動機としても自然でしょう。
など
振り返ると、S被害者自身が嫌がらせの原因を作っていたという場合もあります。
もし嫌がらせ被害の原因に心当たりがあるなら、その原因となる問題解決を先に行なうのがいいでしょう。
原因が解決すれば、相手が嫌がらせをする理由もなくなります。
加害者よりも成績が良い、人望が厚い、経済力があるなどの場合は、嫌がらせ被害を引き起こす原因となるでしょう。
自分がターゲットよりも劣っているという劣等感や、うらやましいと思う嫉妬心が嫌がらせのエンジンとなってしまいます。
劣等感や嫉妬心を自己の成長に繋げられる人もいますが、そうでない人が加害行為に走る場合も十分考えられます。
加害者がターゲットを上回らない限り、嫉妬心は消えないままでしょう。
ただ加害者のストレス発散のために、嫌がらせのターゲットにされてしまう場合もあります。
この場合、加害者に嫌がらせをする合理的理由などなく、精神的な充足を求めて加害行為を行なっていると考えられます。
そのため、もっとも理不尽な嫌がらせの動機と言っても差し支えありません。
自分が他者より優れていることを誇示する「マウンティング」のために、嫌がらせ行為を行なう人もいます。
この場合、自らの優位性を不特定多数にアピールする必要があるため、集団やコミュニティの中での嫌がらせ動機として考えられます。
そのため、主な被害は人が集まっている時に発生するでしょう。
嫌がらせには、主にどのような手口が用いられるのでしょうか。
代表的な手口を把握しておけば、対処も容易に行なえるでしょう。
まるで子どもがやるような、幼稚な内容の嫌がらせは大人も行ないます。
下記のような行為を受けたら、勘違いと思わずに嫌がらせ被害と捉えましょう。
ターゲットを存在しないかのように扱ったり、行動を共にしないように排除するなど、無視や仲間外れも立派な嫌がらせ行為です。
相手にしないという対応で心理的なダメージを与えつつ、集団による加害行為であれば共通の敵を作ることで結束を強める狙いがあります。
しかし、こうした負の要因で結束する集団の繋がりは脆く、不都合があれば集団内の別の人間が新しいターゲットになることも。
そのため、いつの間にか被害が収まっていることも十分あり得ます。
聞こえる・聞こえないを問わず、悪口や陰口を言われることがあります。
主にターゲットがいない場で悪口を流布し、表立って言われることはほとんどありません。
これは実際に被害を与えるだけでなく、あくまで会話の話題の一つとして悪口・陰口が選ばれることが考えられます。
しかし、時には明確な攻撃の意図を持って、面と向かって悪口・陰口を言われるケースも。
このように被害が表面化した方が、その後の対処がスムーズになる傾向が高いです。
個人情報や内心に秘めたことを公表されるプライバシー侵害行為も、嫌がらせに含まれます。
プライバシー侵害行為には、下記のようなものがあてはまります。
個人情報保護の機運は年々高まっているため、今後法律で対処できる被害はさらに増えていくでしょう。
近年、さまざまな行為が「ハラスメント」として嫌がらせ被害に数えられるようになっていきました。
従来あった「セクハラ」「パワハラ」に加えて、その種類は年々急増しています。
など
中には単なる嫌がらせではなく、人権侵害となるものも含まれます。
人権意識は年々高まっているため、法律的な対処も可能になってきています。
嫌がらせ行為は、実際に対象にされると不愉快で気分を損なうものです。
ですが、気にしないことで自分とはまったく関係のないものと線引きでき、被害を最小限に減らせます。
また、相手にしないこと自体が嫌がらせ行為の抑止に繋がることも。
どのようにすれば嫌がらせ行為を相手にしない・気にしなくなるのか、その方法をお伝えします。
嫌がらせ行為はターゲットの感情を逆なでするものが多く、思わず拒絶のために反応してしまう場合があるでしょう。
ですが、そこであえて何も反応しないことが対策になります。
加害者は嫌がらせ行為への反応を見ることで、次の動きを考える傾向が高いです。
また、そもそも反応を見るために嫌がらせ行為を加える場合も。
そんな狙いをくじくために、あえてノーリアクションを貫きましょう。
少しの間は手を変え品を変えて行為が続くかもしれませんが、何も反応がないとわかれば加害者も目的を果たせないため、手を引いていくでしょう。
嫌がらせ行為は、自分の近くの人間関係の中で発生する場合が多いです。
そのため、原因となる人間関係を断てば嫌がらせ行為を受ける経路も断てます。
引っ越しをしたり、仕事を変えるなどの方法で人間関係は変えられます。
どうしても関わりが断てない状況なら、別の方法で対処しましょう。
嫌がらせによって心身問わず被害を受けた場合、病院を受診して診断書を書いてもらうことで被害を公的に証明できます。
診断書があればしかるべき機関への援助申請も可能ですし、被害と嫌がらせ行為の因果関係の証明時にも有効です。
また、もし加害者がそこまで被害を与えるつもりがなかった場合、診断書の発行によって想定以上の深刻な被害があると伝え、その後の動きをけん制できます。
ただの悪ふざけを、現実的な被害によって犯罪として扱うことが可能です。
嫌がらせ被害を受けても、原因が自分にあると考えて加害者のご機嫌を取ろうとする人がいます。
しかし、これはまるで嫌がらせを受けてお礼をしている構図で、加害者にとって得しかない状況です。
自分に危害を加える人間の機嫌を取る必要はありませんし、どんな理由であっても人を傷つけていい理由など存在しません。
危害を加えてくる人間に対しては、毅然とした態度で対処しましょう。
嫌がらせ被害に悩む場合、加害者への見方を変えてみましょう。
被害を受けている段階では、加害者は危険を与えてくる怖い存在に見えるかもしれません。
しかし、過去に自分が誰かに怒ったり八つ当たりをした時のことを思い返してください。
素晴らしい気分になったことはなく、大抵は悔しさ・悲しさのような気持ちで心がいっぱいだったと思います。
加害者がそのような気持ちを抱いていると考えたら、とたんに加害者がかわいそうな存在に見えてくるでしょう。
また、本当に幸せな充足感で満たされている時に、人は誰かを傷つけようとは思いません。
つまり、嫌がらせ加害者は不幸せな状況に身を置いているのです。
このように嫌がらせ加害者への見方を変えたら、急に哀れな存在に思えるでしょう。
そんな存在が何をしてきても「かわいそうだね」と思ったら何も気にならなくなります。
表面上は気にしない素振りができても、心の中では被害に耐えるストレスが溜まる人もいるでしょう。
気にしない、相手にしないのは表面上の対応だけで問題ありません。
その裏で、自分が受けた嫌がらせ被害の内容を記録しましょう。
記録するのは下記のような内容で、いずれも正確に記入する必要があります。
上記のような記録と併せて、記載した日時と近い発行日の診断書や、明確に被害の存在を示す映像・写真・録音があれば被害の存在を立証しやすくなります。
記憶が鮮明なうちに、被害内容を残しておくことで被害の訴えがスムーズに進みます。
もし嫌がらせ被害の証拠を取りたくても、どうすればいいかわからない場合は探偵にご相談ください。
ご相談いただいた状況に併せて証拠確保の方法を提案し、被害の瞬間を押さえます。
また、尾行・張り込み・聞き込みを駆使して、被害の証明に努めます。
まったく手立てがわからず、嫌がらせ被害に悩み続けてるままだと、状況はいつまでも変わりません。
探偵の技術を活用して、嫌がらせ被害の根本解決を目指しましょう。
少しでも気になることがあれば、まずは当探偵事務所にお問い合わせください。
当探偵事務所がこれまで受けてきた嫌がらせ被害の調査依頼から、ご相談の事例を許可を得て掲載いたします。
実際にご相談される前に、ぜひご参考ください。
嫌がらせを気にしないようにしているんですが、物を壊されたりもするのでどうしても反応しないと被害が広まる気がします。
これでもまだ無視し続けた方がいいでしょうか。
器物破損や傷害など、実害が出ている場合は真っ先にご相談ください。
被害の状況を写真や動画などを用いて詳細に記録し、訴えを出すタイミングに備えておきましょう。
表面上の抵抗を起こしてしまえば、場合によっては逆にご自身が加害者に仕立て上げられる可能性もあるため、反撃の準備は水面下で粛々と進めましょう。
まったく知らない人から嫌がらせのようなことを受けており、接点がないため手がかりがありません。
どうすればいいでしょうか。
探偵は尾行・張り込みによって調査を行なうため、もし同じ場所で被害を受け続けるなら探偵が張り込んで被害を受ける瞬間を押さえます。
被害の発生地点が定まっていない場合は、ご依頼者を探偵が尾行して被害を記録します。
このようにして掴んだ手がかりを基にして、警察への通報も可能になります。
とりあえず被害のあった1日分だけ記録を取ったのですが、これで証拠確保は完了でしょうか?
出来る限り、連続した日記があると証拠としての価値が高まります。
習慣としてつけていた日記の中に、ある日突然被害を示す内容が出てきた方が信憑性は高いでしょう。
わずかな被害が見られたタイミングから継続して日記をつけておくことで、被害がエスカレートした際の記録がより際立ちます。
どんな嫌がらせ被害でも、加害者の心理は良い状態ではありません。
加害者のやりきれない心理状況を発散する矛先として、嫌がらせ被害を受けてしまっているといえます。
そのため、加害者を「かわいそうな人」だと思えば、嫌がらせ被害をいちいち気にしなくなるでしょう。
とはいえ、実害が出てしまっている場合はしかるべき対処が必要です。
探偵にご依頼いただければ、気分を害する嫌がらせ被害の解決に向けて尽力させていただきます。
もし裁判になっても、探偵の報告書は裁判での証拠能力が認められるものです。
事件の解決まで探偵は徹底サポートいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
まず、現状について相談することから始めましょう。
現在お持ちのお悩み事、被害の状況、対策依頼に関する質問や要望などのご相談が可能です。
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