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尾行(びこう)とは、ターゲットに気付かれないように行動を監視することです。探偵にとって、基本的な調査であり、その方法もさまざまです。尾行を実践する際は「バレない」ことが何よりも大事となります。そのためには、探偵調査員も工夫を凝らしています。
さらに、尾行をするのは探偵だけということはなく、警察や公安、税務官、ストーカーである可能性もあるのです。ここでは、探偵による「尾行」のポイントを解説します。
調査対象者を武功する時、人通りも交通量もあり、見通しも良ければ、距離を空けることによって尾行できます。しかし、そのような場面はそう多くありません。尾行には、大胆さと慎重さを併せ持つことが必要です。
あえて調査対象者との距離を近づける場合、バレる可能性が上がってしまいますが、見失う可能性を下げることができます。その日の体調に合わせて、最適な距離感で尾行を進めます。探偵は“透明人間”ではありません。
存在を完全に消すことはできませんが、調査対象者に接近していても存在感が薄ければいいのです。よって、目立つ容姿でないことが望ましいといえます。また、居場所やターゲットに沿った服装を選び、黒の服装は避けます。
黒の服装は意外と目立ちます。尾行時には歩く音が響かない靴を履き、携帯電話はマナーモードにします。徒歩での尾行の場合、調査対象者と目を合わせないように注意し、待ち合わせの時や、買い物を始めた時など、距離を取ることができずにかなり接近せざるを得ない場面が出ます。
そういう時には、殺気や威圧感を出さないことが大事です。表情や、髪型や服装、姿勢で人の印象は変わります。平凡で穏やかな雰囲気を作ることを心掛けます。映画やドラマで例えるなら、演者ではなく、エキストラに徹することができるかということです。
画面に写ってはいるものの、存在感が薄く、見ている人にいたかどうかを記憶させない役作りをするということです。文字通り「風景の一部」になることが重要なのです。
こう聞くと「自分でもできるのでは?」と思いがちですが、探偵は、尾行などの調査業務を営む上で「探偵業届出証明書」を公安委員会から交付を受けた上で、探偵業の営業許可を受けています。
個人で同じことをしようとすれば、ストーカー規制法や各種条例において「正当な理由に基づかないつきまとい行為」に抵触するリスクがあります。
探偵による尾行は、基本的には2人1組で、徒歩や車移動に対応できるように準備をしていますが、突然タクシーを乗り換えたり、狭い路地や車通りが少ない場所に入られると尾行するのがとても難しくなります。
デパートなどで、エレベーターを使い目的階と違うフロアで降りたり、各階のボタンを押す、階段を使うなど想定外の動きをされると、見失うこともあります。
その際は、後日、人数を増やして再調査を行います。何よりも大事なのは「探偵に尾行されている」ことを、調査対象者に悟られないことです。
「ルーステイル(遠隔尾行)」とは、調査対象者を遠方から尾行する方法です。見失うこと可能性があっても、バレるリスクを少なくした尾行方法です。場合によっては50メートルほど離れることもあります。人通りが少ない道や夜間の住宅街などでの尾行で採用されます。
一方で、「クロステイル(近接尾行)」とは、調査対象者に接近して尾行する方法です。バレるリスクがあったとしても、見失わないことを優先した方法です。人込みや、決定的な証拠を突き止めるために必要な場面などで採用されます。
基本的には初期段階の調査ではルーステイルによる調査を実施し、ターゲットの行動パターンを絞り込んだ上で、詰めの調査でクロステイルによる尾行で証拠をつかむ(写真を撮るなど)といった流れです。
Q
自分で尾行したら犯罪?
A
探偵業の届出をしていない方の尾行は、「つきまとい行為」としてストーカー規制法に抵触してしまいます。 現行の「ストーカー規制法」は、「恋愛感情」を前提としたつきまとい行為を規制の対象としているため、恋愛感情と関係のない行為は規制できませんが、条例改正で「恋愛感情」の有無にかかわらず「正当な理由に基づかないつきまとい行為」まで広がるため、自分での尾行は犯罪になる可能性が高くリスクがあります。
Q
尾行される心当たりがない
A
尾行する人物は探偵だけではありません。私服の警察官、税務調査(国税局査察部)、浮気調査のために雇われた探偵、未練を持った元カレや元カノ、恨みを勝手に抱いてる他人でさえ煮えくり返った感情をぶつけたくて尾行しているかもしれません。
探偵社に相談・依頼するということは、ご依頼者にとっては人生の一大事かと思います。しっかりとお話しを聞き、打ち合わせを重ねて、ご依頼者の意向をくんだ結果に導くことを常に心がけています。
ご依頼者のなかにはどのように解決させるか決まっている方もいれば、どんな調査が望ましいのかわからないという方もいらっしゃいます。
どんなに複雑に見え、困難と思える問題でも、必ず解決の道はありますので、困った時にはお気軽にご相談ください。
まず、現状について相談することから始めましょう。
現在お持ちのお悩み事、尾行者特定に関する質問や要望などのご相談が可能です。
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