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「尾行」は、主に行動調査(素行調査・浮気調査など)において、調査対象者の行動の監視や接触した人物を特定する目的で行われます。また、並行して「記録」「撮影」などを行い証拠の取得を行います。
尾行による情報調査は、浮気・不倫調査などにおいて、調査対象者の行動を監視・記録し、証拠をつかむために多く用いられます。
調査対象者を尾行することによって、例えば浮気調査であれば「浮気をした日時」「浮気相手の名前などの素性」「肉体関係があったかどうか」などを明らかにすることができます。
しかしながら、尾行を行うには、あらかじめ、調査対象者の周囲の状況などを見極めなければいけません。
周囲の状況に合わせて、調査対象者との適切な距離を保ちながら、気づかれないように注意しつつ、さりげなく尾行します。
また、尾行していると、調査対象者に気づかれるリスクや見失うリスクを鑑み、複数人のチームで行います。
尾行調査の状況によっては、調査対象者を見失うこともゼロではありません。しかし見失うことを恐れて無理をし警戒させてしまうことは、それ以上にあってはならないことです。
万が一、見失っても、次のチャンスを待つことができます。しかし、調査対象者に尾行されていることが知られてしまうことは、取り返しがつかず、最悪の場合、調査の続行が不可能となってしまいます。
その場合、ご依頼者が最大の被害者です。このような事態を避けるために、発覚のリスクが高いと考えられるシチュエーションに遭遇すれば、結果として調査の成功のため、そして次の調査の機会をうかがうために、あえて、その日は「放尾」(調査を打ち切る)をすることがあります。
尾行調査は、社内の不正調査、調査担当者の勤務先や居住先の特定、交友関係や男女関係の把握など、さまざまな場面で客観的な証拠を確保するために活用されています。
そのニーズは法人・個人問わず多岐に渡り、例えば、人材採用などに伴い面接試験などを実施しても、なおその人物像について不透明な印象をぬぐえない場合などに利用されます。
離婚調停のための不倫・浮気の証拠取得などをはじめとした個人の依頼に加え、法人や個人事業主に降りかかる問題の解決にも尾行調査は利用されています。
社員やパート・アルバイトなどによる虚偽報告、不祥事・不正、服務規律違反、職務怠慢などにおいて、労務管理上の適切な処分のための裏付けを取るために利用されることもあります。
尾行調査を探偵・調査会社に依頼することをお考えの方は、あらかじめ調査対象者の情報をある程度把握していると調査が円滑に進みます。
それは、調査対象者の「写真や容姿(年齢、性別、体型、髪型など)」「自宅や勤務先」「交友関係にある人物の自宅や勤務先などの個人情報」「調査対象者、および交友関係にある人物の立ち寄り先」など、どんな些細な情報でもご提示いただくことで、尾行調査において、大きなヒントになり得ます。
Q
自分でも尾行調査はできますか?
A
尾行する相手にもよりますが、顔を認識されている人が行なう尾行調査はプロでも難しいです。尾行調査はプロでも失敗することが多々あります。顔を認識されている人が尾行する場合、すれ違うだけでも気付かれてしまう可能性があり、通常意識されない距離でも姿形で意識されてしまうことがあります。また、バレバレな尾行を行った場合、「不審者につけれらている」と警察に通報されてしまうリスクもありますので、一度ご相談ください。
Q
尾行をまく方法は?
A
予測できない動きで尾行をまくことがおすすめです。尾行は2人1組が基本で、徒歩や車移動に対応できるように準備をしていますが、突然タクシーを乗り換えたり、狭い路地や車通りが少ない場所に入られると尾行するのがとても難しくなります。建物に入る場合は、エレベーターを使い目的階と違うフロアで降りたり、各階のボタンを押す、階段を使ったりなど想定できない動きには対応することが難しいでしょう。
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