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公開日: 2024/07/04
ハラスメント調査関連記事 - ハラスメント相談サポート
 公開日: 2024/07/04

近所のママ友からモラルハラスメントを受けた時の対処法

この記事の読了目安時間は約 4 分です。
モラルハラスメント

ご近所の人つきあいに、悪口や噂話はある種付き物と言えるでしょう。

残念ながら、こうした「モラルハラスメント」をはたらく人物は一定数いるものです。

もし悪口・噂話の矛先が自分に向いた時はどう対処すればいいのでしょうか。

この記事では、近隣住民やママ友からのモラルハラスメントへの対処方法について解説します。

ご近所やママ友からのモラルハラスメントとは?

子どもを口実にした嫌がらせ行為

ママ友からのモラハラとは、子ども同士の関係や学校生活に関することを口実に、自分の価値観や考え方を押し付けて批判したり、嫌がらせする行為です。

例えば、以下のような行為が挙げられます

  • 先生の悪口を言う
  • 仲間外れにされる
  • 自分の子どもと比較して見下す
  • 子どもの成績や進路について干渉する
  • ボスママに従わないと悪口を言われる
  • 子どもの趣味や習い事について否定する
  • 子どもの服装や持ち物について文句を言う

など

これらの行為は自分や子どもの自尊心や自信を傷つけたり、ストレスや不安を引き起こすきっかけにもなり得ます。

また、子ども同士の関係にも影響を及ぼす可能性があります。

そのため、ママ友からのモラハラは放置せずに対処する必要があります。

近隣住民やママ友からのハラスメントの実例

ママ友ハラスメント

子ども同士のケンカに介入するママ友

AさんとBさんの子どもはお互いに仲が良く、よく一緒に遊んでいました。

ある日、二人がおもちゃの取り合いでケンカをしてしまいました。

Aさんは子どもたちに仲直りを促しましたが、Bさんは「あなたの子どもが悪いんだから、謝らせなさい」と発言。

Aさんは「子ども同士のケンカだから、自分たちで解決させてあげましょう」と言いましたが、Bさんは納得せず。

先生にAさんの子どもに暴力を加えられたと訴えたり、他のママ友に「Aさんの子どもは暴力的で危ない」と流布しました。

その結果、Aさんと子どもは孤立してしまうことに…。

嘘の情報を広められて…

CさんはDさんというママ友と仲が良く、よく話をしていました。

ある日、CさんはDさんに自分の夫が浮気をしていることを告白しました。

仲が良かったDさんは理解してくれるように見えましたが、実はCさんの夫と不倫関係にあったのです。

DさんはCさんに嫉妬し、「Cさんは夫以外にも男性関係がある」「Cさんは子どもに手を上げている」などと周囲に嘘の情報を広めました。

それにより、Cさんは他のママ友から白い目で見られるようになってしまいました。

「実害」に発展することも…

SNSでのいじめも要因に

近隣住民やママ友の間であっても、Instagramなどで個人の行動履歴が把握できる現代では私生活を公開することにより思わぬやっかみを買い、嫌がらせに発展するケースもあります。

この場合、その原因は加害者の「嫉妬心」ですので、一人で悩んでも解決できる問題ではありません。

実生活に危害が及んだら

しかしながら、嫌がらせ行為が発展し、実生活に悪影響が及んだ場合は対処せざるを得ません。

子どもへのいじめや家族への危害、自宅へのいたずらなどが起きれば、自分ひとりでは解決が不可能となってしまいます。

ママ友からのハラスメントへの対処方法

「悩む」より優先すべきこと

こうしたモラハラ行為に対抗するにあたって、一人で悩むのは時間の無駄でしかありません。

無視できない嫌がらせまで発展した場合は、その被害の証拠を確保して加害者を特定することが必要です。

距離を置く

最も簡単な方法は、モラハラをするママ友と距離を置くことです。

必要以上に連絡を取ったり、会ったりしないようにしましょう。

また、SNSやLINEなどでのやり取りも控えた方がいいです。

無視することで相手に不快感を与えるのが嫌な場合は、丁寧に断るメッセージを送ってもいいでしょう。

「今忙しいので後で返信します」「今日は用事があるので参加できません」などの内容でやり過ごして、接点を減らすのがおすすめです。

味方を作る

ママ友からのモラハラに対処するためには、味方を作ることも有効です。

モラハラ加害者以外のママ友や、先生や保護者会の役員など、信頼できる人に相談して協力を求めましょう

味方がいることで、モラハラ加害者のママ友に対して対抗できる体制が整います

また、味方の存在を実感することで自分や子どもの心の支えにもなるでしょう。

意見を伝える

距離を置くだけでは解決しない場合は、自分の意見や気持ちを伝えることが必要です。

相手が自分や子どもに対して不適切な発言や行動をした場合は、その場で「嫌です」「違います」「やめてください」と反応しましょう。

抵抗しないことで、加害者はより増長することもあります。

相手に自分の考えや感情を伝えることで、モラハラに対する抑止力になるでしょう。

また、対抗する主張によって自分や子どもの尊厳を守ることができます。

被害を告発する

モラハラ行為の解決手段としては、子ども同士の場合は学校、近隣トラブルの場合は管理組合や町内会、程度によっては警察に証拠を示して被害を告発しましょう。

その場合の写真や動画、動画などの客観的事実に基づく証拠を取得するには、当事務所などの探偵・調査会社にご依頼ください。

警察への被害届や損害賠償請求を可能とする調査報告書を作成し、二次被害を防ぎ平穏を取り戻すまでサポートいたします

裁判や調査でも認められる調査報告書

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    監修者・執筆者 / 山内 / 2024年7月4日

    1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。監修者・執筆者一覧へ

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