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公開日: 2024/12/26
いじめ調査関連記事 - いじめ相談サポート
 公開日: 2024/12/26

大人にも起こるいじめについて

この記事の読了目安時間は約 5 分です。
大人のいじめは「絶対に許さない」

近年、日本経済の悪化を背景に、会社などの職場で起こる「大人のいじめ」が増加。

職場での嫌がらせ行為やパワハラなどを受けて精神障害を発症した件数が、この10年で10倍になったともいわれています。

また、「無視される」「仕事が与えられない」などは、一見、パワハラにはあたらないと思われがちで、一人で悩みを抱え込むケースもあります。

こうした行為も全て、パワハラ防止法(改正労働施策総合推進法)による「ハラスメント行為」に該当します。

会社側が必要な防止措置を取らない場合、是正指導の対象になります。

加えて、隣近所やママ友などのコミュニティーにおいても「大人のいじめ」は存在します。

こうした悪質な「大人のいじめ」に遭ったら、どう行動すべきでしょうか。

大人のいじめの対策方法や、訴えを出すための方法を紹介します。

職場における「大人のいじめ」

人がいるところに「いじめ」あり

大人は、ほとんどの時間を職場で過ごします。

つまり、大人のいじめの大半は職場で行なわれます

この場合、加害者は職場の上司にバレないように嫌がらせをしてきます。

さらに、上司にいじめられるケースもあります。

若い社員がターゲットになることが多いですが、40代以上の社員に対して行なわれるケースも増えています。

狡猾になりつつある「大人のいじめ」

手口として悪意ある無視や人前で恥をかかせる、ありもしないハラスメント行為をでっち上げられる、能力を疑問視されるような悪い風評を流すなど悪質なケースも見受けられます。

なかでも、職場でのパワハラ案件などの「大人のいじめ」では、証拠を残さないように陰湿かつ狡猾な手口で実行されます。

ネットを介したいじめでは、加害者の特定や証拠の確保も年々難しくなってきています。

ネット上での不特定多数による誹謗中傷・バッシングや、近隣住人・ママ友の間でのいじめ、地方におけるムラ社会での過剰な監視・干渉なども「大人のいじめ」といえます。

しかしながら、その状態を放置すれば事態は悪化の一途をたどるばかり。

いじめられていると感じた時点でいじめの成立要件となりますので、一刻も早い対策が必要です。

複数人による大人のいじめ

2019年の東須磨小学校で起きた教員間でのいじめは皆さんの記憶にも新しいでしょう。

被害教師は20代の男女2人ずつで、加害教師は30代男性3人と40代女性1人です。

いじめの内容

  • 私物を捨てる
  • 車で自宅への送迎を強要する
  • LINEで性的なメッセージを送らせる
  • 「ハゲ」「ボケ」「カス」などの暴言を浴びせる
  • 携帯電話にロックをかけて使えないようにする
  • 車の上に乗り、車体を蹴り、車内で飲みものをこぼす
  • 拡大コピー用紙の芯で尻をたたいてミミズ腫れにさせる
  • 激辛ラーメンを無理矢理食べさせ、『もう無理です』と言うと平手打ちする

しかも加害教師は評判の良かった先生で、いじめ問題の講習もやっていたそうです。

近隣で起こる集団いじめ

いじめは職場だけでなく、ママ友やご近所付き合いなど毎日のように顔を合わせる場でも起こり得ます。

下記のような手口が、子どもが見ている前で行なわれることもあるそうです。

  • 毎朝挨拶しても無視をされる
  • 当番をサボって押し付けられる
  • LINEグループで発言しても無視をされる
  • 根も葉もない噂を無関係の人に言いふらされる

こうした行為を行なう理由は「気に入らないから」「自分たちとは違う幼稚園・保育園出身だから」というだけだったりします。

上記の手口は、ほんの一例に過ぎません。

同じ部署内でのいじめ、または女性間での精神的苦痛を強いられるいじめ、男性間での肉体的苦痛を強いられるいじめなど、世のなかにはいじめと思われるものはたくさんあります。

シチュエーションにより異なる「大人のいじめ」対処法

職場でのいじめへの対処法

職場でのいじめは、加害者の性格などに加え「相談窓口がない・機能していない」「ハラスメント研修が不十分」「年功序列による上下関係」といった要因があります。

また、経営者が非効率・異質とみなす社員を退職に追い込むために見せしめとして他の社員を律するためにいじめを容認する悪質極まりないケースも。

このような組織に属してしまったときには、日頃の周囲の行動や言動をチェックし、必要とあればメモを取ったり会話を録音するなど自衛が必要です。

生活コミュニティーにおけるいじめへの対処法

職場以外に、近隣住民やママ友などの個人間、SNSなどネット上のコミュニティーなどでも大人のいじめは存在します。

きっかけはちょっとしたトラブルや、生活環境や貧富差がもたらすやっかみであったりしますが、誰しもが被害者になり得るものです。

放置すれば被害がエスカレートする傾向にあるので、一刻も早く当事務所などの探偵・調査会社に依頼して、いじめの証拠の確保して加害者に対抗する姿勢を見せることが重要です。

また、警察に被害届を提出して二次被害を防ぐことにもつながります。

職場でのいじめへの対処法

職場いじめの代表例として、集団での無視や仲間外れ、仕事を与えないなど陰湿な手口がほとんどでしょう。

こうした手法で、従業員をうつ病などの精神疾患に罹患させ、自主退職に追い込む悪質なコンサル会社も存在します。

こうしたブラック企業では、「面談」と称して仕事上の能力を蔑む上に人格を否定するような言葉を浴びせること。

この場に、会社側が用意した悪質弁護士も同席していることも多く、いじめの被害者に精神的苦痛を与えるだけではなく「訴えられるものなら訴えてみろ」といったプレッシャーを与えます。

このような会社ぐるみのいじめについては、社内での解決は期待できません。

かといって、感情的になって会社の内情をネットで流したり、守秘義務のある情報を流すなどに不法行為を犯せばいじめ加害者に有利となってしまいます。

まずは証拠の確保に努め、必要があれば労働基準監督署への通報や告訴を検討しましょう。

いじめに遭ったときの行動

同僚から上司にばれないようにいじめられる場合は、まだ上司に話せばなんとかなるかもしれません。

しかし上司からのパワハラ・セクハラなどはそれ以上の上司、もしくは第三者に頼る他なくなります。

簡単にそのうえの上司といっても、直接の上司ではないので難しいでしょう。

その場合は以下のことに注意して行動してみてください。

心に余裕をもつ

これは職場だけでなく大人の「いじめ」全般にいえることですが、まず落ち着きましょう。

いじめられていると感じるとどうしてもそれにばかり意識が向きがちです。

ですが、一度落ち着いて周囲を見回してみてください。

必ず自分の味方になってくれる人がいるはずです。

味方がいると思えば気持ちも落ち着いてきますので、その後に次の対応をしましょう。

相手と距離を置く

相手と距離をとれるのであれば取りましょう。

もちろん物理的ではなく精神的に、です。

自分の心を守るために、完全に関わらなくても生活できるならそうしたほうがいいでしょう。

もし無理なら、協力してくれる人に頼んで近寄らなくても済むように頼むのも手でしょう。

相手に同調する

次に相手に同調するという手があります。

これは少し難しいかもしれませんが、どうしても関わらなくてはいけないときに役に立ちます。

同調すると書きましたが100%同調はしなくていいです。

何をするかというと、下記のようなことです。

  • 相手が自分のことを笑ってきたら同じように笑う
  • 皮肉やお世辞などを言ってきたときには感謝を述べる
  • 馬鹿にしてきたら無視をする
  • 過去のアクシデントなどを言われても気にしていないフリをする
  • 何か失敗したとしても冷静に対処する

相手は攻撃しやすい相手とみなしたから攻撃をしてきます。

上記のことをされると相手は馬鹿にされた、恥ずかしい思いをしたと思います。

それを続けていくことによって、相手は「あなたはいじめても反応がない。もしくは自分が面白くない。じゃあほかの人をいじめよう。」という考えに変わります。

最初はつらいかもしれませんが、次第に当たりは弱くなってくると思います。

立場をはっきりさせる

もしすぐにでもやめさせたいのであれば、自分が弱い立場ではないことを証明しましょう。

「いじめ」は弱い立場のものをいじめるというのが基本にあります。

ではその立場ではなくなればいいのです。

もちろん弱い立場にも色々ありますが、ターゲットは自分に言い返してこない人を選んでいる場合が多いです。

ならば言い返してみてください。

言い返す際に気を付けることは「絶対に怒らない」「正しい指摘をする」「具体的に言う」の3点です。

失敗するとエスカレートする場合もありますので、事前準備はしっかりとしましょう。

相手の行動、やられたことを日付、行為でノートに残す

何よりも大事なのが記録です。

何をいつどういう風にされたのかを明確に書き残すことによって、何かあったときに役に立ちます。

「いじめ」でケガをした、物を壊された、ひどい嫌がらせを受けたなどは「犯罪行為」になります。

そして加害者に刑事責任を追及する際に、記録が役に立つことがあります。

訴訟を視野に入れている場合は、記録を残すことをおすすめします。

感情に任せて弁護士に解決を依頼するのはNG

かえって問題をこじらせることも…

いじめられた怒りに任せて、感情のまま満足に証拠も取らずに弁護士をつけて被害を訴える人もいます。

しかし弁護士の仕事は「依頼人の利益を守る」ことであり、そもそも弁護士に証拠収集は期待できません。

子どもであれば学校・教育委員会側、大人であれば会社側の対応を指摘することに終始し、かえって相手側が態度を硬化させて対立をあおり、泥沼化させるケースも少なくないのが現実です。

残念ながら、いじめやハラスメント被害者の処罰感情に訴えて集客する弁護士も多く存在します。

まずは情報を整理すべき

いじめの被害者となってしまったら、まず気持ちを落ち着けて「いつ、どこで、だれに、何を」されたかをメモにするなどリスト化しましょう。

それに基づいて、事実確認を探偵に依頼することで証拠と加害者の特定を行ない、それらを揃えた上で相手側との話し合いに臨むことが効果的です。

大人のいじめの刑罰

大人のいじめの刑罰はどのようなものがあるのでしょうか。

いじめの加害者による行為が下記のような刑法に触れた場合、加害者は逮捕・勾留により身体を拘束され、最悪の場合は懲役に服することになる可能性があります。

  • 暴行や脅迫は強要罪(3年以下の懲役)

  • 被害者の物を壊した場合は器物損壊罪(3年以下の懲役または30万円以下の罰金もしくは科料)

  • 傷が残るようなケガを負わせた場合は傷害罪(15年以下の懲役)

  • 傷が残らない形でも暴行罪(2年以下の懲役)が適用されます

 

以上は刑事上の責任になりますが、民事上の責任も追加で問われる可能性があります。

問われるのは精神的苦痛を与えられた、通院しないといけなくなった、休業を余儀なくされたなどに対する責任があります。

そのため、罰金の支払いも高額になる可能性が高いと思われます。

経験豊富な調査員によるいじめ解決

「いじめ」を認めさせるための方策

会社側がいじめを認識しても加害者が認めない時、あるいは会社側の動きがあまりに鈍いときは、事実関係をさらに強固に裏付ける証拠を集めることになります。

ボイスレコーダーを忍ばせていじめの様子を録音する、SNSやネット上の書き込みのスクリーンショットを保存しておくことなどが代表的です。

暴力や脅迫といった刑法に抵触する悪質ないじめを受けている場合は、初動の段階で警察に相談しておくのも一つの手です。

警察からの連絡で、会社側の対応が変わる可能性もあります。

何よりも「証拠」が重要

いじめ被害を解決するために提訴するにしても、話し合いによって解決するにしても、何よりも大事なことは「証拠」です。

当事務所では、十分な裁判資料として有効かつ相手側に反論も許さないような証拠集めにより、いじめの事実と関与した人物を特定し再発の防止までサポートいたします。

いつ、どこで、誰が、どのような行為を、どれくらいの頻度で行なっているのか。綿密な聞き取りにより、状況を明確化していきます。

そして、状況に合わせて、いじめの事実を裏付ける証拠収集を行ないます。

例えば、執拗な嫌がらせや暴言を記録した音声データや、職場での無視や仲間外れを証明する写真・動画の撮影、パソコンのログデータ分析など、状況に応じた調査を実施します。

また、必要に応じて関係者への聞き込みや、オンラインでの誹謗中傷の調査も実施します。

これらの証拠は、いじめの存在を裏付けるために極めて重要です。

収集したデータは、依頼者が職場や法的機関に相談する際の信頼できる根拠となり、問題の円滑な解決を支援する基盤を形成します。

※加害者が逃亡した場合や、当事者間の交渉が決裂した場合には、加害者の実家や交友関係といった身辺調査を実施することも。

悩んでいるならお電話ください

大人のいじめは、被害者に深刻な苦痛を与えるだけでなく、その状況を一人で打開することが難しいという点で、より深刻です。

誰にも相談できず、苦しみ続けている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

誰かに相談したいけれど、どこに相談すればいいのかわからない…」そう感じたら、探偵事務所に一度ご相談ください。

専門の調査技術を駆使し、確かな証拠を収集することで、あなたの訴えが確実に認められるよう、力を尽くします。

一人で抱え込まず、まずはご相談ください。私たちには、あなたを苦しめる状況を変える力があります。

まず、大人のいじめについて相談することから始めましょう。

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    監修者・執筆者 / 山内 / 2024年12月26日更新

    1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。監修者・執筆者一覧へ

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