ホーム > ネットリサーチ調査関連記事 > ネットリサーチ相談サポート > ネットストーカーとは?手口や対処法を紹介
公開日: 2024/02/26 最終更新日: 2024/04/17
ネットリサーチ相談サポートネットリサーチ相談サポート
 公開日: 2024/02/26 最終更新日: 2024/04/17

ネットストーカーとは?手口や対処法を紹介

SNSの発達により、インターネット経由で個人情報は容易に特定できるようになりました。

その結果、ネットストーカーと呼ばれる新しいストーカーが問題視されています。

ネットストーカーはどのような手口で、対象者に危害を加えるのでしょうか。

この記事では、ネットストーカーの定義や犯行の手口、対策方法についてご紹介します。

丸メガネに髭を生やしたハット姿の探偵

執筆者:藤井2024年2月26日更新

ストーカー・嫌がらせ調査歴5年。オンラインに関する嫌がらせ対策を専門とする。電子端末のデータを解析する「フォレンジック調査」では社内で右に出るものはいないと言われるために日々奔走中。

⇒ 監修者ページ

ネットストーカーの相談窓口

ネットストーカーとは

画面に目のイラストが浮かんだスマートフォンを持つ手

そもそも、ネットストーカーとはどのような行為を行う人を指すのでしょうか。

ネットストーカーの特徴と、その犯行の具体例をいくつかご紹介します。

ネットストーカーの特徴

ネットストーカーとは、その名の通りネット上で行なわれるストーカー行為、およびそれを行なう人を意味する言葉です。(別名:サイバーストーカー)

SNSに個人情報を載せることが当たり前になりつつある近年、ネットストーカーによる被害も急増しています。

ネットストーカーは、写真や投稿内容にあるわずかな手がかりを頼りに個人を特定したり、特定した情報をもとに嫌がらせ行為を行ったりします。

ネットストーカーの具体例

ネットストーカーの犯行は、従来から定義されていたストーカー行為をインターネット経由で行なうというのが一番の特徴です。

犯行の具体例として挙げられるのは、下記のような内容になります。

ネットストーカーの犯行の具体例

  • SNSに好意を寄せるコメントをしつこく投稿し続ける
  • メールやLINE、SNSのメッセージを通して執拗に面会を迫る
  • SNSに書かれた情報をもとに個人を特定してつきまとい行為を行う
  • 対象者の住所・氏名などの個人情報をSNSや匿名掲示板に無断で投稿する

ネットストーカーの被害事例

ネットストーカーによる被害は、近年ニュースでも取り上げられるようになってきました。

実際にニュースで報じられたネットストーカーの被害事例をいくつか紹介します。

復讐屋にネットストーカーを依頼

「住所の特定をやっています」「特定の依頼はDM(ダイレクトメッセージ)まで」。ツイッターを検索すると、こんなアカウントが次々と表示される。中には、恨みがある相手の情報を調べる「復讐ふくしゅう屋」を名乗るアカウントもある。「復讐屋に女性のSNSのアカウントを調べてもらった」。20歳代の女性につきまとったとして、警視庁が昨年6月にストーカー規制法違反容疑で逮捕した埼玉県の30歳代の男は、調べにそう供述した。男は出会い系サイトで女性と知り合い、交際を断られた後、「慰謝料を払う」と言って口座番号を聞き出し、振込先から女性の名前を把握。ネットで見つけた「復讐屋」に依頼して女性のSNSアカウントを割り出し、投稿内容を自ら分析して住所を突き止めた上、郵便物を勝手に転送したり、水道を止めたりする嫌がらせを繰り返していた。

引用:「特定屋」ネットで暗躍…ストーカーの依頼で女性のSNS割り出し : 読売新聞

シンガーソングライターへのストーカー行為

シンガー・ソングライター天野月が12日、ツイッターを更新。昨年末から脅迫を含むネットストーカー行為を受けていたとし、加害者が逮捕・略式起訴され、有罪判決が下されたことを報告した。 天野は「昨年末から本年度5月上旬にかけて、脅迫を含むネットストーカー行為を受けておりましたが、6月下旬に容疑者逮捕、その後双方の供述と証拠を元に略式起訴され、先日、正式に有罪判決が出た事を、簡素ながらもこちらで報告させて頂きます」とし、「加害者男性とわたしは一切面識がなく、わたしの音楽を聴いていた人でもありません。加害原因となったものは、単純なわたしへの興味や行為などではないのですが、原因を露呈させることで犯人の人権侵害に繋がるため、差し控えさせて頂きます。ただし、こちらにとっては何の落ち度もない、謂れのない理由による被害であった事に違いはありません」と説明した。

引用:シンガー・ソングライター天野月がネットストーカー被害を報告、加害者には有罪判決 – 芸能 : 日刊スポーツ

Vtuberへのストーカー行為

姉崎さんはツイッターで、「本来このようなツイートはしたくなかったのですが、私自身恐怖を感じており、一人で抱えるのに限界を感じたため、皆様に共有させていただきます」と投稿。デビューから現在まで、特定のリスナーからネットストーカー被害に遭っていると訴えた。 公開された文書によると、そのリスナーは姉崎さんをデビュー当時から応援しており、当初は積極的にコメントをする程度でとくに違和感はなかった。しかし、徐々にいわゆる「ガチ恋勢」になっていったとした。 姉崎さんはそのリスナーから受けた被害の一部として、 「私のツイートほぼ全てにいいねRTリプライ」 「全てのリプライに返さないものの返信しているものもあるのに、他のリスナーさんのリプライに返信して少しでも盛り上がるとそれを羨み嫉妬しているようなツイート」(原文ママ) 「上記のことに対し、配信上やTwitterで直接やめるように言えば謝罪しツイートを削除したりなどするものの、少ししたらまた同じ事を繰り返す」 などを列挙。そうした中で、姉崎さんは負担が大きくなり、配信活動を楽しめなくなっていったとした。

引用:ガチ恋勢のストーカー行為で円形脱毛症に 「限界感じた」女性VTuberが被害公表…法的措置も視野: J-CAST ニュース【全文表示】

ネットストーカーの目的とは

ネットストーカーは、一体何が目的で嫌がらせ行為を行なうのでしょうか。

予想されるネットストーカーの犯行目的をご紹介していきます。

個人の監視

特定の個人に狙いを定めて、行動の監視を行おうとするネットストーカーがいます。

監視に至る理由としては、個人への嫌がらせ目的であったり、好意を無下にされたことによる逆恨みなどが主な要因です。

また、私怨が一切なくても興味本位で個人を監視しようとする愉快犯もいます。

ストーカー行為に及ぶのは、顔見知りだけではなく見ず知らずの他人である可能性も存在するでしょう。

ネットストーカーに加担する人物も

あるサイトで「Twitterの書き込み何百回で○○円」という副業募集を悪用して、特定の人物に執拗に嫌がらせのツイートをするアカウントが存在します。

これらはネットストーカーの末端であり、攻撃的な書き込みを繰り返しています。

アカウントが停止されても、別の複数のアカウントから被害者を攻撃でき、指示を出している大元が特定されるまで続けられます。

このパターンでは末端をいくら対処しても収まらないため、指示係をあぶり出す調査が必要です。

ネットストーカーの手口

フードを被ってノートパソコンを操作する男性の上に浮かぶサーバーのイラスト

実際に、ネットストーカーはどのような手口でストーカー行為を行なうのでしょうか。

代表的な手口をいくつかご紹介しますので、ネットストーカー対策にお役立てください。

どのようにして個人情報を入手するのか

かつては、卒業アルバムや卒業者名簿などの個人情報を売買する「名簿屋」「データ屋」などの名簿業者が存在し、個人情報がストーカーの手に渡るケースも多発しました。

しかし、現在は不正競争防止法や個人情報保護法などが厳しく改正され、名簿業者は徐々に衰退していきました。

一方で、近年では対象者のSNSアカウントから情報を取得できる時代となり、画像の風景を頼りに居場所や住所まで特定が可能となっています。

SNSを多用する人は要注意

ネットストーカーが増加している背景として、SNSの普及により個人情報を得やすくなったことが挙げられます。

Facebookには友達かもしれない人を表示する機能があり、昔の交際相手や元配偶者が表示されることも少なくありません。

TwitterやInstagramでも同様であり、多くの未成年がプロフィール欄に本名や学校名などを表記し、顔写真をアイコンにしています。

その上、現在いる場所や写真などをリアルタイムで投稿するので、行動が筒抜けになってしまいます。

未成年者はネットリテラシーにも無頓着なことが多いため、保護者によるネットリテラシー教育が犯罪防止に必要不可欠です。

ネットストーカーに科せられる罰則

両手に手錠をかけられた男性

ネットストーカーの犯人を特定できた場合、どのような罪に問うことができるのでしょうか。

ここからは、ネットストーカーに科せられる罪や罰則内容をご紹介していきます。

ストーカー規制法で取り締まり可能

ネットストーカーが行なう犯行の大半は、ストーカー規制法で取り締まりが可能です。

ストーカー規制法では、下記の行為が取り締まり対象です。

ストーカー規制法で取り締まられる行為

  • つきまとい・待ち伏せ・押し掛け・うろつき等
  • 監視していると告げる行為
  • 面会や交際の要求
  • 乱暴な言動
  • 無言電話、連続した電話・ファクシミリ・電子メール・SNS・文書等
  • 汚物等の送付
  • 名誉を傷つける
  • 性的しゅう恥心の侵害
引用元:ストーカー規制法(警視庁)

ネットストーカーは上記の行為をインターネット経由で行なっているに過ぎず、上記にあてはまる行為が見られたら取り締まり対象です。

ストーカー行為を行なった場合、下記の刑罰が科されます。

  • 1年以下の懲役又は100万円以下の罰金
  • 禁止命令等に違反してストーカー行為をした者は、2年以下の懲役又は200万円以下の罰金
  • 禁止命令等に違反した者は、6ヶ月以下の懲役又は50万円以下の罰金
引用元:ストーカー規制法(警視庁)

ネットストーカーの対策

スマートフォンの下に置かれたタブレットの上に置かれた鍵と南京錠

ネットストーカーにより平穏な生活が脅かされないように、事前の対策は重要です。

講じるべき対策内容をご紹介しますので、ネットストーカーに巻き込まれないための手を打ちましょう。

不用意に個人情報を載せない

最も重要なのが、ネット上に個人情報を載せないことです。

SNSのアカウントにも本名や学校名・職場名を載せずに運用することで、個人の特定を防ぐことができます。

風景写真の投稿についてもリアルタイムではなく、その場を立ち去ってから投稿する時差投稿にすることで、現在地の特定を防止可能です。

また、SNSアカウントを非公開にして信頼できる身内だけが投稿を確認できるようにすることも手です。

位置情報の発信にも注意

SNSの投稿には位置情報を埋め込む機能がありますが、自動で埋め込まれる場合は注意が必要です。

スマートフォンで撮影した写真にも位置情報が埋め込まれることがあり、ネット上に投稿しても位置情報は特定されてしまいます。

対策としては写真への位置情報埋め込み機能をオフにすることが一番です。

自分の使用するスマホの、写真への位置情報埋め込みがオンになっていないかは確認しておきましょう。

スマホが遠隔操作されている可能性も

上記のような対策を行なっても個人情報が特定されてしまった場合、スマホやPC等の端末にスパイウェアが仕込まれている可能性があります。

スパイウェアは信頼されていない発行元からのデータを入手したときに仕込まれることが多く、入れただけで勝手に端末内のデータを発信してしまいます。

スパイウェアが仕込まれていると、端末の挙動やバッテリーの持ち時間が以前に比べて著しく悪くなる特徴が。

このような変化が見られましたら、当探偵事務所にご相談いただければ端末内部に不審なデータがないか調査し、削除まで行なわせていただきます。

「気のせい?」と思わずに相談を

最悪、実害を伴うことも

ネットストーカーによる被害は、SNSにいやがらせをされたり、大量のメールやメッセージを送りつけてきたりといったことだけにとどまらないケースもあります。

実際に自宅にまで押しかけてきたり、後をつけまわしたりといったようにネット上から現実のストーカー行為に移行する例もあり、実際に傷害事件に発展した例もあります。

「気のせい?」で済ませないこと

ネットストーカーの被害に遭っていると感じた時は、問題が消えてなくなるのを期待して待っていないですぐに行動しましょう。

生活において多少の違和感に対し「気のせい?」として片づけることなく、探偵・調査会社に依頼することで被害の実態や加害者の特定、二次被害の防止につながります。

ネットストーカー調査料金について

調査料金は全てコミコミです!

インターネット上の監視 オンライン監視サービス月額費用/¥55,000~
ネットストーカー特定したい ネット探偵サービス月額費用/¥80,000~
誹謗中傷の内容確認したい オンライン特定サービス日額費用/¥25,000~35,000
  • 報告書制作費用
  • 証拠写真・動画
  • 調査員の人件費
  • 調査機材代
  • 調査車両・交通費
  • その他・諸経費

※お見積りには諸経費も含まれます。お見積り以外での追加料金がかかることはございません。
当対策窓口では、調査費用のお見積もりは直接面談させていただきお話しをお伺いした後にご提示いたします。

ネットストーカーのご相談・調査依頼方法

調査の力で未来を切り開く

探偵社に相談・依頼するということは、ご依頼者にとっては人生の一大事かと思います。しっかりとお話しを聞き、打ち合わせを重ねて、ご依頼者の意向をくんだ結果に導くことを常に心がけています。

ご依頼者のなかにはどのように解決させるか決まっている方もいれば、どんな調査が望ましいのかわからないという方もいらっしゃいます。

どんなに複雑に見え、困難と思える問題でも、必ず解決の道はありますので、困ったときにはお気軽にご相談ください。

流れ
無料相談

まず、現状について相談することから始めましょう。

ネットストーカー相談フォーム

現在お持ちのお悩み事、ネットストーカーの被害内容、ネットストーカーに関する質問や要望などのご相談が可能です。

    個人情報の取り扱い

    ファミリー調査事務所(以下、弊社)は、個人情報の重要性を認識し、それらの保護に関する法令などを遵守する為、プライバシーポリシーを制定して個人情報の保護を業務に従事する全ての者に対し徹底しております。

    • ○お問合せ頂いた内容に的確に対応する目的
    • ○個別説明会への対応
    • ○その他、上記に附随する目的

    ご記載いただいた情報は、当社の個人情報保護方針に従い適正に管理しています。

    個人情報の相談等については、お問い合わせ窓口までお申し出ください。

    ×

    お名前 (必須) (匿名可)
    お住まい地域
    ご連絡先 (固定電話・携帯)
    メールアドレス (必須)
    現在の被害状況
    ※出来る限り詳しくお聞かせ下さい
    現時点の情報
    ※今お持ちの情報をお聞かせ下さい
    その他質問・要望
    希望予算 円くらい
    個人情報の取り扱い
    →個人情報取り扱いについて


    ※docomo・au・softbankなどの携帯電話アドレスはドメイン指定設定により毎月10件以上の「送信エラー」が起こっているため、フリーメール(GmailやYahoo!mail)の利用をおすすめします。しばらく経っても返信が来ない方はお電話にてご確認くださいませ。

    嫌がらせ相談ランキング

    Ranking

    一人で悩んでもなにも解決しません…是非ご相談を!

    携帯/PHS対応 24時間365日対応 0120-506-862 携帯/PHS対応 24時間365日対応 0120-506-862

    ストーカー・嫌がらせ対策専門窓口ホットラインは24時間受付ております。電話相談は何度でも無料です。
    ご相談の段階では匿名でのご相談が可能です。調査が必要かわからない方も気軽にお問合せ下さい。

    Copyright(C) ストーカー・嫌がらせ対策専門窓口. All Rights Reserved.

    (C) ストーカー・嫌がらせ対策専門窓口

    pageTop
    メール相談 LINE相談 電話相談