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公開日: 2025/02/19
探偵ニュース
 公開日: 2025/02/19

人間関係を破壊する「壊し屋」とは

この記事の読了目安時間は約 2 分です。

“ウソも100回言えば真実になる”といった人間の心理を突いて、疎ましく感じる人物についてネガティブなウソ情報を流して、孤立化を図る、人間関係の“壊し屋”といえる人物がいます。

悪い噂を流されている人が知らない間に、伝聞、あるいはネット空間などで、根も葉もない話を広められ、気がつけば、その噂が独り歩きし、孤立無援の状態に追い込まれていた…などということも起きています。

このような悪質な嫌がらせをはたらく人を「コミュニティ・クラッシャー」と呼び、住まいや会社・学校などの組織の中には、一定程度、存在するものと考えられています。

こうした人間関係の破壊を目的としたウソ情報を流す嫌がらせに対し、どう対処すればいいのか、解説します。

「壊し屋」とは

「壊し屋」とは、人間関係を意図的に破壊する役割を果たす存在です。

彼らは通常、他人の関係や結びつきを悪化させるために行動します。

目的は、友情や家族の絆、パートナーシップ、労働関係などの関係を解消し、不和や混乱を引き起こすことです。

壊し屋は、個人的な利益や報復、または他の人々の関係に対する嫉妬や敵意から動機づけられることがあります。

彼らは陰湿な手法や計略を使い、嘘や中傷、隠し事、または他の人々の信頼を裏切る行動を通じて、関係を壊そうとします。

壊し屋は、関係の破壊によって他者に苦痛や悲嘆をもたらし、社会的な結びつきを崩壊させる可能性があります。

🔍 「壊し屋」の手口

  • 嘘や誤情報の拡散(悪意ある噂話・デマ)
  • 相手を孤立させる工作(仲間外れ・信頼関係の切断)
  • 対立を煽る発言や行動(挑発・不和を意図的に作る)
  • SNSやネットを利用した誹謗中傷・印象操作

職場・家庭・学校・SNSなど、あらゆる環境で「壊し屋」は存在します。

特に近年では、SNSやインターネットを利用した情報操作が増えており、被害が拡大しています。

「近隣トラブル」いつの間にか不審者扱い…

近隣住民の間でネガティブな噂を広め、人間関係を壊そうとする人は、自己中心的な傾向があります。

こうした人は、自分の行動が周囲に迷惑をかけていることに気づかず、「自分の都合」や「心地よさ」を最優先してしまいます。

その結果、悪意なく隣人の悪評を広め、気づけば相手が不審者扱いされてしまうケースも。

視野が狭く、悪気なく行動しているため、トラブル解決が難しくなることがあります。

深刻になりつつある「ママ友トラブル」

伝聞による悪口がトラブルの発展する事象は、隣近所に限った話ではありません。

その代表的なものが、子どもを通じたママ友とのトラブルがこじれてしまうケースです。

例えば、子ども同士のトラブルが原因で感情的になってしまったり、家庭の事情を広められてしまったり、SNS上などで悪口を書かれてしまったりなどのトラブルがあります。

被害を受けた側のなかには、誰にも相談できず、うつ病に追い込まれてしまうケースもあります。

「職場トラブル」勤務先で孤立していく

会社などの組織においての嫌がらせの代表格は「パワーハラスメント(パワハラ)」でしょう。

厚生労働省では、パワーハラスメントを「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」と定義していますが、これには身体的攻撃や精神的攻撃、不当に過大な(あるいは不当に過小な)業務命令のみならず、「一人だけ別室で仕事をさせられる」「仕事を手伝ったり、手伝ってもらったりできないよう指示する」「懇親会などに出席できないようにされる」など、対人関係を阻害し、孤立させる行為もパワハラに該当します。

また、業務に必要な資料などを閲覧させないなど、仕事に支障をきたすような、タチの悪いパワハラも存在します。

意図的な悪評被害

このようなパワハラ行為の中には「プライバシーの侵害」も含まれており、「机や私物を物色される」「恋人や家族のことをしつこく聞かれる」ことに加え、「社内の人間に、当人あるいは恋人や家族の悪口を言う」「知られたくない秘密を漏らす」「有給休暇を取る際に宿泊先や同伴者を尋ねられる」といった行為もパワハラに該当します。

当然ながら、ありもしない悪評を社内に広められる行為によって、被害者が社内で孤立させられる事象はパワハラ行為といえる悪質な人権侵害です。

「男女問題」交際相手が不信感を抱く情報操作

ネット上には虚偽と事実、さらには事実のように書かれた個人の意見など、さまざまな情報が玉石混淆にひしめき合っています。

だからといってネットから情報を得ないわけにはいきません。

そもそも、「フェイクニュース」という言葉もある通り、その情報の出どころがマスメディアであってもその内容を100%信頼できる時代ではなくなってきています。

ある国際比較では、日本人は比較的、フェイクニュースに騙されやすく、加えて、若い世代ほど、その傾向が強いという結果が示すように、デジタルリテラシーの欠如によって、ウソ情報に翻弄されている姿が見え隠れします。

特にSNSは、その匿名性から、簡単にウソ情報を流布させることが可能となってしまっている現実があり、ときとして、その対象が一般の一個人に向けられることもあります。

ネットを悪用した“別れさせ屋”

ネット上、特にSNS上で、家族や交際相手に関するネガティブな情報を目にしたとしたら、その内容が100%虚偽であったとしても、“火のない所に煙は立たぬ”とはいえど、思わず対象者を疑いの目で見てしまうこともあるでしょう。

しかしながら、“火のない所を炎上させる”のがネット空間の特徴ともいえます。

これを悪用して情報操作を施し、人間関係を悪化させようとする“別れさせ屋”といった悪質な業者も存在します。

「家庭問題」ストレスによる家庭崩壊

「人間関係にストレスを感じる」という人のなかでは、「家族関係にストレスを感じる」割合も多く、その多くが女性であることがわかっています。

コロナ禍によるリモートワークの定着によって、この傾向は顕在化し、さらに、時間の多くをともにする家族がストレスの原因になると、逃げ場もなく、そのストレスは、解消する場がないどころか、よりいっそう大きくなります。

本来安らげる場であるはずの家庭が、うつ病を発症してしまう原因になり、引きこもったり、あるいは攻撃的になってしまうことも少なくありません。

“家に居場所がない”結果として…

こうした、家族関係に関してストレスを感じる人は、いわゆる「コロナ離婚」に至ったり、若い世代は、半ば家出状態で新宿の“トー横”に代表される繁華街をたまり場とする問題も出てきています。

これらも、家庭でのストレスによる家庭崩壊が引き起こした現象といえそうです。

🔹「壊し屋」から身を守るための対策

① 事実確認と証拠収集

  • 壊し屋は嘘やデマを流し、周囲を操作しようとします。
  • 会話の録音・スクリーンショット・メールの保存など、証拠を確保することが重要。
  • 探偵による調査も有効で、相手の悪意ある行動を証明できれば、法的措置も可能。

② 第三者に相談し、客観的な視点を持つ

  • 壊し屋の策略にハマらないためには、冷静に状況を判断することが大切。
  • 信頼できる第三者(弁護士・探偵・カウンセラー)に相談し、対策を立てる。

③ 被害拡大を防ぐための対応

  • 誤情報や嘘を訂正し、正しい情報を周囲に伝える。
  • 無駄な争いを避け、壊し屋の挑発に乗らない。
  • 適切な証拠をもとに、法的措置(名誉毀損・業務妨害・脅迫など)を検討。

「壊し屋」による被害に遭ったら?

  • 相手の行動パターンを記録し、証拠を集める
  • 信頼できる専門家(弁護士・探偵)に相談し、対応策を練る
  • 必要に応じて法的措置(損害賠償・告訴)を検討する

壊し屋の影響で、人間関係が崩れる前に、適切な対策を取り、冷静な対応を心がけましょう。

「壊し屋の被害かもしれない…」と感じたら、早めに専門家へ相談することが解決の第一歩です。

もしトラブルになったら…

人間関係を壊してしまう人は、自分軸のみで物事を考え行動する傾向があります。

その本人はそれが正しいと思っているので、周りに迷惑をかけている現実に気づくことも難しいでしょう。

被害に遭っている人が身近にいたら「味方になる」「その人の言い分を認める」「細かいことは気にしない」ことを念頭に置いて、できるだけストレスを遠ざけ、相手を尊重し理解しようとする努力が重要です。

人間関係トラブルの相談先

人間関係トラブルなどについては、以下のような相談窓口が用意されています。

その他、各都道府県の労災病院や精神福祉保健センターなどでも相談窓口を設けています。

また、職場などでの問題では、労働基準監督署やハローワーク、法テラスでも相談を受け付けています。

それでも解決が難しく、悪口のレベルを超える嫌がらせなどのトラブルに巻き込まれたときは、嫌がらせの証拠収集専門家である対策専門窓口にご相談ください。

私と同じ悩みを持つ人の話しを聞きたい

監修者・執筆者 / 山内

1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。監修者・執筆者一覧へ

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