
「知らないところで悪口を言われている……」「ネットで匿名の人に悪口を書き込まれた」など、悪口による誹謗中傷被害に悩んだことがある人は少なくありません。
特に昨今は、インターネット上での悪口が蔓延しています。
一般的な悪口にくわえて、知らないネットスラングをまくしたてられるというケースもあります。
ネットスラングという俗語や隠語は、攻撃的な意味合いを持つ言葉もあり、誹謗中傷の隠れみのとされていることも。
本記事では、法に抵触する恐れのある悪口・ネットスラング一覧や、悪口を言う人の心理、悪口への対処法について解説していきます。
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そもそも悪口と定義されるものは一体どういうものなのか、批判との違いを取り上げながら解説します。
悪口による誹謗中傷は、他人の人格を否定・罵倒することを指します。
一般的に悪口は、他人を罵ったり、根拠のない嘘やでたらめを述べたりする行為とされています。
悪口によって当人の名誉を低下させたり、社会的信用を失墜させたり、危害を加えるようなものであれば、警察も動くような事態になりかねません。
「悪口くらいで大げさだと言われないだろうか……」と心配する必要はありません。
加害者が傷つけるつもりがあったかどうかよりも、悪口を言われた当人が傷ついてしまったかということが重要になります。
悪口と批判はたびたび混同されますが、その目的・内容・表現方法には大きな違いがあります。
| 悪口 | 批判 | |
| 目的 | 相手を不快にさせること、相手の価値を下げること、または自分のストレスを解消することが目的。 | 問題点を指摘し、改善を促したり、より良い結論を導き出したりすることが目的。 |
| 対象の違い | 「人格」や「能力」など、その人自身を攻撃する。 | 対象の「意見」「行動」「作品」など、具体的な対象に焦点を当てる。 |
| 根拠 | 主観的で感情的。根拠がなく、「なんとなく嫌い」といった個人的な感情に基づいている。 | 客観的で論理的。事実やデータ、一定の基準に基づいて「なぜそう言えるのか」という根拠が示される。 |
| 表現方法 | 人格を否定するような強い言葉、トゲのある言葉が使われる。 | 冷静で、できるだけ客観的な言葉が選ばれる。改善案(代案)がセットで提示されることも多い。 |
| 建設性の有無 | 言われた側はただ傷つくだけである。 | 指摘された側がそれを受け入れることで、間違いを修正したり、質を高めたりすることができる。 |
上記の通り悪口は、人格を攻撃するだけで、根拠もなければ建設性もない言葉です。
それに対して批判は、物事をより良くしようとしたがゆえの、事実をもとにした建設的な意見と言えます。
ネットスラングは、特定のコミュニティ内での「身内ノリ」や「効率的な伝達」のために生まれることが多いですが、その多くは特定の対象を蔑んだり、馬鹿にしたりする意図(悪口)を含んでいます。
ネットスラングが悪口に該当するのは、主に以下のようなケースです。
もっとも悪質で、明確に「悪口」とされるカテゴリーです。
障害を持つ方を指す言葉を略したり、当て字にしたりして、相手の言動が理解できないときに「頭がおかしい」という意味で使われます。
また、特定の外見や地味な雰囲気を「いかにも陰キャっぽい」と、嘲笑する文脈で使われるものもあります。
例:「チー牛」「こどおじ」など
相手を「無知である」「能力が低い」と決めつける言葉が当てはまります。
人間をスペック(性能)や大学のランクで格付けし、価値が低いと決めつける表現や、本来は医学的な概念である言葉を、「理解力が低い馬鹿」と罵倒するための便利なレッテルとして悪用するものも見られています。
例:「ガイジ」「池沼」など
本人の属性や生き方を、負のレッテルを貼って攻撃する場合です。
社会的に苦しい立場にある人を、さらに突き放したり嘲笑したりする際や、特定の性別をひとくくりにして、攻撃的なステレオタイプを押し付ける言葉が使われます。
例:「〇〇(特定の属性を持つ人々)は〇〇(差別的なスラング)だから、信用できない」「〇〇(特定の属性を持つ人々)は社会のゴミだ」など
建設的な議論を放棄し、相手を特定の枠に当てはめて攻撃する言葉で、相手の意見を封殺するために使われます。
また、相手の論理性を否定する際にも使用されます。
例:「〇〇民」「〇〇厨」など
ネットの匿名性を利用して、相手を人間以下の存在として扱う言葉や、特定の職業や行為を「社会の害」として激しく叩く際に使われます(行為自体の是非はともかく、人格攻撃として使われる場合は悪口です)。

悪口による誹謗中傷が該当する可能性のある罪状として、「侮辱罪」と「名誉棄損罪」があります。
これらの罪状は、刑法で規定されており、それぞれ異なる要件と罰則があります。
この2つの罪状について、くわしく解説していきます。
侮辱罪は刑法231条に規定されており、公然と人を侮辱した者は、拘留または科料に処されます。
名誉棄損罪は刑法第230条に規定されており、公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、3年以下の懲役もしくは禁錮、または50万円以下の罰金または拘留または科料に処されます。

日本では表現の自由が保護されていますが、他人の権利を侵害するものや、犯罪の構成要件を満たす暴言は表現の自由にはあたりません。
ではどこからが悪口にあたるのか、具体的な例を挙げながら解説していきます。
侮辱罪は、評価語・罵倒語で人格を落とすタイプの悪口が典型的です。
具体的には以下の通りになります。
※以下は一般例で、実際の成否は場(SNS/掲示板/大勢の前など)や文脈で変わります。
名誉毀損罪は、単なる「バカ」などの評価語だけよりも、「~をした」「~である」という形で言いふらす悪口が該当しやすいです。
名誉毀損罪は、SNS投稿・掲示板・グループチャット・複数人へのメールなど、不特定または多数が知り得る形で広めると成立しやすくなります(1対1の陰口は公然性が争点になりがちですが、状況次第)。
具体的には以下のような悪口があげられます。

前述してきた悪口への対処法は、状況に応じて変わります。
大きく分けて3つのケースについて、解説していきます。
冷静に対応する
悪口に対して感情的に反応せず、冷静に対処することが重要です。悪口を言った人に対して、直接反論するのではなく、無視をするか、毅然な態度で対応しましょう。
証拠を保存する
悪口が文書やメールなど記録に残る形で伝えられた場合、証拠として保存しておくことが重要です。後で問題が深刻化した場合、証拠として提出することができます。
信頼できる人に相談する
信頼できる友人、同僚、または上司に相談することも大切です。一人で抱え込まずに、周囲のサポートを得ることが重要になります。
人事やカウンセラーに相談する
学校や職場に人事部門やカウンセラーがいる場合は、相談することも検討しましょう。適切なアドバイスやサポートを受けることができます。
冷静に対処する
学校や職場と同様に、悪口に対して冷静に対応することが重要です。感情的に反応すると、問題が悪化する可能性があります。
地域のコミュニティに相談する
地域のコミュニティや自治会に相談することも有効です。問題が深刻化する前に、地域の人々のサポートを得ることができます。
法的な助言を求める
悪口が脅迫や名誉棄損に該当する場合は、弁護士などの専門家に相談することも検討しましょう。
無視する
ネットの悪口に対しては、無視することも効果的な対処法の一つになります。反応することで、さらに問題が悪化することがあるためです。
ブロックする
SNSや掲示板などで悪口を言っている人をブロックすることで、その人物からの新たな書き込みを防ぐことができます。ただし、相手が逆上してしまう可能性もあるため、注意が必要です。
プラットフォームに報告する
多くのSNSや掲示板では、誹謗中傷や不適切な書き込みを報告する機能があります。これを利用して、不適切な書き込みを削除してもらうことができます。
法的な助言を求める
悪口が名誉棄損や脅迫に該当する場合は、弁護士などの専門家に相談することも検討しましょう。法的な措置を取ることで、問題の解決を図ることができます。

悪口のなかでもネット上に書き込まれたものは、解決のために数多くのハードルが存在します。
大きく分けて以下の3つのハードルがあります。
それぞれくわしく解説していきます。
悪口を削除するには、以下のようなハードルがあります。
また、削除には時間がかかることがあり、情報の拡散を止めるのも難しいといえます。
法的手続きや、削除要請の実施のために、悪口を言った加害者の身元特定が必要になるケースがあります。
しかし、加害者の身元特定は容易ではありません。
悪口を投稿されてから、時間が経てば経つほど身元特定が難しくなります。
悪口による誹謗中傷被害を立証するには、以下のハードルを乗り越えなければなりません。

悪口への対処法はさまざまありますがその一つとして、探偵に依頼するという手段もあります。
悪口による被害の根本解決を目指すには、探偵事務所に依頼することがおすすめです。
本章では、当探偵事務所に依頼するメリットについてお伝えしていきます。
ネットでの悪口は匿名性が高く、加害者の足取りがつかめないことが多いです。
しかし匿名のままでは、解決のための次のステップに進むことが難しいことも。
当探偵事務所では、加害者の身元特定につながる手がかりを探す調査を行うことが可能です。
相手の発言内容や、アカウントの動向、裏アカウントの有無など、インターネット上の調査から、加害者の手がかりを探ります。
悪口を言われてから時が経ちすぎて、発信者情報開示請求をしてもログをたどれない場合や、複数人に悪口を言われている可能性がある場合でも、一度ご相談ください。
探偵は、悪口による被害がどこまで広がっているか、加害者は一人か複数人か、どのような悪口を言われているかなど、証拠収集を行うことができます。
悪口の証拠収集をプロに依頼することによって、加害者を刺激せずに確固たる証拠をつかめたり、被害者の精神的被害の増大を防いだりすることが可能です。
探偵によって集められた証拠は、法的に有効な調査報告書として、ご依頼者にお渡しします。
この調査報告書は、のちに法的責任を追及したい場合や、慰謝料請求をする際にも活躍します。
当探偵事務所では、悪口による誹謗中傷被害の根本解決のために、「調査をして終わり」ではなくアフターサポートも充実しています。
当探偵事務所が作成した調査報告書を手に、弁護士や警察への橋渡しを行う場合もあり、被害の根本解決までサポートいたします。
悪口による誹謗中傷調査に関連する、よくある質問にお答えします。
はじめに、ご自分にとってどうなれば解決と言えるのか整理をしましょう。
悪口の削除なのか、法的措置や慰謝料請求を試みたいのかで解決へのアプローチが変わってきます。
悪口の削除であれば、たとえ匿名であっても投稿されたプラットフォームの運営者に削除依頼することが可能ですが(必ずしも削除されるとは限らない)、法的責任を追及したい場合や慰謝料請求を試みたい場合は身元特定が必要になります。
加害者の身元特定が必須のケースでは、複雑な手続きを行う必要があるため、専門家に依頼することをおすすめします。
可能です。
探偵は証拠収集のプロであるため、加害者側に悟られずに証拠収集することができます。
メールでの悪口・暴言も誹謗中傷に該当する可能性があります。
メールの内容が、特定の個人・団体の名誉を傷つけたり、侮辱したりする場合、個人のプライバシーを侵害するケースは罪に問える可能性が高いです。

悪口やネットスラングによって傷つけられる人は、決して少なくありません。
悪口による誹謗中傷は軽視されやすいですが、放っておくのは得策とは言えないでしょう。
放っておけば、精神的ダメージは蓄積されていきます。
また、過激な言葉によって身の危険を感じるようになるほど、加害者側がエスカレートする可能性もあります。
相手が匿名の場合は、悪口を言われても泣き寝入りするケースが多いですが、当探偵事務所にご相談いただければ、どのような対処が考えられるかお伝えすることができます。
探偵は、加害者の手がかりを探り、悪口による被害の証拠収集を行います。
悪口の被害の根本解決をするために、力を尽くすことをお約束いたします。
当探偵事務所では、24時間365日相談を受け付けています。
少しでも引っかかることがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
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監修者・執筆者 / 山内
1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。 得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。 監修者・執筆者一覧へ
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