ストーカーには、それぞれ特徴がありそのひとつに断られても相手にしつこくつきまとい自分の信念を決して曲げないタイプがいます。
これを拒絶型ストーカーといいます。
元夫、元妻、元恋人あるいは交際したことが一度もないのに勘違いで相手につきまとう傾向にある人に多いのが次のようなパターンです。
いわゆる何度も相手が拒否されているにもかかわらず、ファイト精神を燃やして相手をあきらめません。
往生際が悪いと客観的な視点で見ると眉をひそめる行為でも、本人からすると自分の主張が通るまで相手を説得するという不思議な正義感にあふれているのが特徴です。
ストーカー行為が長く続けば、第三者が本人にストーキングをやめるよう説得する人もいます。
しかし、アドバイスもむなしく本人には響かず、むしろ自分とターゲットを邪魔する存在として第三者に加害が及ぶ危険すらあります。
拒絶型ストーカーの人は、ストーカー行為以外は大概問題なく社会に溶け込んでいるような人ばかりです。
しかし人間関係において、感情が一定以上高まるような相手を見つけると自分だけにしか通用しない信念を持つようになり、完遂しようと行為に及ぶと考えられます。
つまり、自分を拒否する相手のほうが正常ではないと考えるようになり、自分を受け入れる言動をしつこくターゲットにする傾向が頻発します。
一定の成績を職場であげている人、また職場である程度ポジションを持っているような人が拒絶型ストーカーになる傾向があります。
拒絶型ストーカーの考え方として、ターゲットの相手より自分のほうが上という意識を前提としている人が多いのです。
相手を教え諭し自己許容をターゲットに強いることは拒絶型ストーカーにとっては大義名分となってしまいます。
しかし、好きか嫌いかは相手によりけりのため、人に自分の倫理観を押し付けることは難しいという考えが拒絶型ストーカーの考えとして抜け落ちていると考えざるをえません。
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