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公開日: 2025/04/17 最終更新日: 2025/04/18
ストーカー調査関連記事 - ストーカー相談サポート
 公開日: 2025/04/17 最終更新日: 2025/04/18

ストーカーの初期兆候と対処法|被害を防ぐためにできること

この記事の読了目安時間は約 7 分です。

誰かの視線を感じる

「なんとなく怖い」「つきまといかも?」と感じたら、それはストーカー被害の始まりかもしれません。

早期の対処が被害拡大を防ぐカギ。初期段階での正しい行動と相談先について解説します。

ストーカー被害は「初期で気づくこと」が何より大切

怯えている女性

ストーカー行為は、最初は「偶然かも」「気のせいかも」と感じる小さな違和感から始まることが多くあります。

しかし、その違和感を見逃してしまうと、行動がエスカレートし、危険な状況に発展するリスクが高まります。

>「おかしい」と思ったときに行動することが、自分の身を守る第一歩です。

「気のせい」で終わらせない感覚を大切に

「誰かに見られている気がする」「同じ人に何度も会う」──そんな直感を軽く見てはいけません。

「不安を感じた時点で、日付や状況を記録する・相談窓口を調べるなど、早めの対策を始めましょう。

初期段階のストーカーかもしれない行為一覧

路上で女性の後を追う男性

ストーカー行為は、最初は“気づかれないように”静かに始まります。

ターゲット本人が自覚しないまま、ストーカーの目的が達成されてしまうケースも少なくありません。

そしてその“成功体験”が、行為を徐々にエスカレートさせ、取り返しのつかない状況に…。

被害が深刻になる前に、以下のような初期サインに気づくことが大切です。

職場でのストーカー行為

仕事中は注意が散りやすく、異変に気づきにくい環境です。
同僚・上司・取引先など、関係性によって注意すべき行動が変わってきます。

同僚・上司による例

  • 私的な連絡が頻繁に届く
  • 退勤時間を合わせて帰ろうとする
  • 業務上の名目で個人情報を探ろうとする
  • 自分だけに過度なプレゼント
  • 体に触れる、よろけたふりで接触してくる

来客・取引先からの例

  • 特定の担当者に執着する
  • 他のスタッフに個人情報を尋ねる
  • 契約・購入を盾にプライベートな要求
  • 仕事と関係ない話題をしつこく振る
  • 店外・職場外で待ち伏せしている

外出先でのストーカー行為

買い物や外食などの日常の中でも、見知らぬ他人からの接触が始まることがあります。

  • 同じ店で頻繁に見かける
  • 話を盗み聞きしようとする
  • スマホを覗き見してくる
  • 不自然に視線を送ってくる
  • 外までついてくる

いきつけや店員からの例

  • 営業時間外での接触を求められる
  • 会話の流れで個人情報を聞き出す
  • 必要以上に触れてくる
  • 恋人の有無などをしつこく聞いてくる

通勤・通学中に狙われるケース

駅・バス・路上などの移動中は、誰がストーカーか分かりづらく、特に注意が必要です。

人混みに紛れて接近し、あなたの行動を観察・記録しているケースもあります。

  • 通勤ルートや時間を把握されている
  • いつも同じタイミングで近くに現れる
  • 立ち止まると相手も止まる
  • ガラス越しに視線を合わせてくる
  • 車両や通りを何度も乗り換えてくる

初期段階のストーカー行為への対策

住居から出る女性を待ち伏せるフードの男

ストーカー行為は、放置すると深刻な被害へ発展する恐れがあります。

だからこそ、初期のうちに正しく対処することが、被害を最小限に抑えるための鍵になります。

ただし、注意したいのは「誤解による冤罪」を生まないこと

事実と異なる認定は、逆に訴訟や損害賠償を招く可能性もあるため、冷静かつ証拠に基づいた対応が重要です。

以下に、初期段階での正しい対処法をまとめました。

ストーカーの定義と規制法を理解する

「これはストーカーかも?」と感じたとき、まずは法的にどのような行為が該当するのかを知っておきましょう。

ストーカー規制法では、以下のような行為が対象になります。

  • 恋愛感情や怨恨を動機とするつきまとい等の行為
  • 対象本人またはその家族・身近な人に対する継続的な干渉

(出典:ストーカー行為等の規制等に関する法律 | e-Gov法令検索

重要なのは「好意や怨恨に基づく継続的な行為」であるかどうかという点です。

交友関係がある相手の場合は該当しやすいですが、まったく面識がない場合は、動機や意図を示す証拠も重要になります。

行為の記録を残す

ストーカー行為の立証には、「繰り返し・継続性のある証拠」が必要です。

次のような記録を残しておくと、対処・相談時に役立ちます。

  • 被害に遭った日時と状況
  • どんな行為があったかの具体的な内容
  • 自分が相手に対してとった対応
  • 相手の特徴や判明している情報(見た目・服装・連絡先など)

証拠としては、メール・手紙・写真・録音・診断書など、客観的に残せるものが有効です。

やってはいけないNG対応

感情的に反応してしまうと、ストーカーを刺激し、事態を悪化させることがあります。

以下のような行動は避けましょう。

  • 相手に話を合わせる、やさしく対応する
  • 自分から連絡を取ってしまう
  • 怒鳴る・詰め寄るなどの威圧的対応
  • 抗議文やメッセージを送る

「相手に認識されている」と感じさせることが、逆効果になり得ることを意識してください。

一番の対策は、冷静に、そして距離を置いて行動することです。

被害がエスカレートする前に動く

「気のせいかも」と放置してしまうと、ストーカーは「問題なし」と判断し、行為を続ける可能性があります。

行動がエスカレートすれば、接触・傷害・最悪の場合は命の危険にもつながります。

全国で実際に、ストーカー被害から殺人事件に発展したケースも報告されています。

最悪の事態を防ぐためにも、「おかしい」と思った段階で相談・記録・対策を始めましょう。

初期段階のシチュエーション別対策方法

夜道を歩く女性の背中

「ストーカーかもしれない」と感じたとき、状況に応じた適切な対処が被害拡大の防止につながります。

職場・外出先・自宅周辺・通勤通学中など、それぞれの場面に合わせた対策を事前に知っておきましょう。

職場での対策

加害者が同僚や上司の場合は、社内のハラスメント相談窓口や信頼できる上司へ報告しましょう。

業務以外の会話・接触はできる限り避け、二人きりになる状況を作らないよう注意します。

メール・メッセージ・書面などは削除せず保存し、ICレコーダーなどを用意して証拠を確保しておくと安心です。

周囲の協力を得る際は、信頼できる相手に絞って共有することも大切です。

外出先での対策

外出先の店舗などでストーカー行為を感じた場合は、その店の利用を避けるのが基本対応です。

日用品などはネット通販の利用で代替できます。一定期間外出を控えるのも効果的です。

店舗関係者と顔見知りの場合は、店側に相談して警戒してもらう選択肢もあります。

自宅周辺での対策

自宅近くでつきまといがあった場合、すでに住所が知られている可能性があります。

深刻化しやすいため、早めの対処が必須です。

ゴミ出し・ポスト確認なども極力控え、姿を見せないようにしましょう。

信頼できる家族・友人宅などに一時避難することも効果的です。

自宅に届いた手紙やプレゼントは捨てずに保管し、証拠として活用してください。

不審な機器や違和感がある場合は、盗聴器やカメラの設置を疑って専門家に調査依頼をするのも一つの手段です。

通勤・通学中での対策

通勤・通学途中でつきまといがある場合は、時間帯や路線・ルートを変えることで対策が可能です。

最寄駅の変更、乗車位置の変更、同行者をつけるなどの工夫も有効です。

できるだけ駅員や人の多い場所を利用し、犯人が近づきにくい環境を意識しましょう。

もし相手が変化に応じて移動パターンを合わせてくる場合、すでに特定の執着が始まっている可能性があります。

その場合は、早めに専門機関へ相談することが重要です。

初期段階のストーカー相談事例

テーブル越しに話す男女の手

こちらでは、当探偵事務所に実際に寄せられた初期段階のストーカーに関するご相談事例をご紹介します(※掲載許可取得済み)。

「もしかして自分も…?」と感じている方は、ぜひご参考にしてください。

実際にいただいたご相談と回答

依頼人
依頼人

通勤中、駅構内で毎日同じ人に遭遇し、必ず同じ車両に乗ってきます。もう1週間も続いていて、正直気味が悪いです…。これってストーカーでしょうか?
証明する手段ってあるんですか?

調査担当者
調査担当者

通勤時間が重なるだけの“偶然”というケースもありますが、駅の外でもつきまといがあるかどうかで判断が変わります。

当事務所では、ご依頼者の行動範囲に調査員を配置し、相手の行動を慎重に観察・記録。

映像や写真で継続的なストーカー行為が確認できれば、証拠としてご提供が可能です。

依頼人
依頼人

ついイライラして、その人に「もうやめてください」って直接言ってしまいました…。そのあとから視線が鋭くなった気がして、逆に怖くなってしまって。

調査担当者
調査担当者

加害者に直接声をかけるのは非常に危険です。状況によっては逆上を招き、被害が拡大するおそれがあります。

今後が不安な場合、当事務所の調査員が周囲を張り込み、行動パターンを記録。危険が迫った際は証拠を即座に確保できる体制を取ることも可能です。

依頼人
依頼人

上司がやたら私に接近してきたり、業務外のLINEを送ってきたり…。ただ社内だけで、外では何もされていないんです。これって私の勘違いでしょうか?

調査担当者
調査担当者

職場内の出来事でも、第三者の証言や記録があれば、十分に被害を立証できる可能性があります。

また、調査によって相手が他でも接触を試みているかどうかを確認できます。

行為の継続性が確認できれば、会社への報告・注意喚起や、必要に応じて法的措置のご案内も可能です。

ストーカーかもと思ったら、迷わず探偵にご相談ください

胸に手を当てるスーツ姿の男性

ストーカー被害は、エスカレートすれば命に関わる事件につながることもある深刻な問題です。

しかし初期段階では「気のせいかも」「証拠がない」と感じてしまい、対処が遅れるケースも少なくありません

気づいたときには、日常生活に支障が出るほどの被害になっていた…というご相談も私たちは何度も受けています。

だからこそ、「不安を感じた時点」で動き出すことが大切です。

証拠を確保することで、ストーカー行為を抑止することが可能になります。

ご自身で証拠を集めるのが難しい場合は、私たち探偵がしっかりとサポートいたします

専門の調査員が被害状況を丁寧にヒアリングし、証拠収集から法的対応までを見据えて調査を実施。

調査結果は、弁護士・警察・裁判で使用できる報告書としてご提供いたします。

ご相談は24時間365日受付中。お電話・メール・LINEにて、いつでもご連絡をお待ちしております。

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    監修者・執筆者 / 山内

    1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。監修者・執筆者一覧へ

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