これらの行為は、もしかしたらストーカーの初期段階かもしれません。
実害も特にないため、気のせいと考えて特に気にしないままにする方もいるでしょう。
しかし、エスカレートして深刻なストーカー被害に発展する可能性も考えられます。
そうなった時に「あの時対処していれば…」と考えても時すでに遅し。
後悔してしまう前に、ストーカー対策は早めに行ないましょう。
この記事では、ストーカーが初期段階で行なう行為一覧と、その対策方法を紹介します。
初期段階のストーカーは、ストーカーだと気づかれないようにひっそりとつきまとい行為をします。
そのため、ターゲットは自分がストーカー行為をされている自覚がないまま、犯人の目的が達成されてしまいます。
成功体験に味をしめたストーカーはどんどん行為をエスカレートさせて、気づいたら取り返しのつかない状態になってしまうことも。
そうなる前に、シチュエーション別で受ける可能性がある初期段階のストーカー行為を把握しておきましょう。
職場では常に誰かと関わることになるため、一つ一つの行為に注意を向ける暇がない方もいるでしょう。
また、営業や接客業であれば外部の人とのやり取りも増えるため、注意を向ける範囲もさらに広がってしまいます。
職場内と取引相手それぞれの場合で想定されるストーカー行為を紹介します。
同僚や上司は業務内で関わることも多いため、どれがストーカー行為か見分けがつきにくいでしょう。
そのような状況で行なわれる初期段階のストーカーをまとめましたのでご参考ください。
接客などで外部の人と対応する機会があると、訪れた来客や取引先の相手企業の人間からストーカーされることも考えられます。
下記のような行為を受ける可能性を考慮しましょう。
自分が訪れたお店などでも、その場にいた別の客や店員からストーカー行為を受けることも。
外出中の場合は、このような行為を受けることが想定されます。
多くの人が行き交う路上や公共交通の中は、見知らぬ人からのストーカー行為を最も受けやすい環境といえます。
人が多いため誰にストーカーされているのか特定も難しく、犯人も人込みにまぎれて姿を隠しやすいです。
そのため、何か違和感のある行動を確認したらいち早く警戒するのがベストといえます。
ストーカー行為はエスカレートすると取り返しのつかない被害にもつながります。
そのため、できる限り早めに対策を講じることで被害を最小限に抑えることが可能です。
しかし、問題なのは冤罪によってストーカーではない人にあらぬ疑いをかけてしまうこと。
冤罪をかけてしまうことで、逆に訴えられたり損害賠償を請求される場合もあります。
正しい対策方法を理解して、ストーカーを初期段階で食い止めましょう。
(参考:ストーカー行為等の規制等に関する法律 | e-Gov法令検索)
上記の条件で鍵になるのは「恋愛感情その他の好意の感情」の有無です。
これは職場や学校などで元々交友関係のある相手だと成立しやすいですが、見ず知らずの人が恋愛感情や好意を持っているか示すのは少し難しい印象があります。
もちろん一目ぼれのように見ず知らずの他人に好意を抱くことも十分あり得るため、上記の条件だけですべてのストーカー行為を規定できているとは言い切れません。
また、たまたま一回だけつきまといのような行為をされただけでストーカーにされてしまうと、それこそ冤罪被害が拡大してしまいます。
そのため、ストーカー行為と感じたものが「繰り返し行なわれているか」が犯罪認定では重要です。
ご自身が受けている被害がストーカー行為だと示すためには、何よりも受けた行為の記録を示すのが一番の近道です。
同様の行為を複数回受けたことが証明できれば、ストーカー行為の立証がよりしやすくなります。
渡されたメールや手紙、犯人による物的損傷の記録、もしストーカー行為によって負傷した場合は患部の写真や診断書も有効です。
また、以下の内容をまとめたストーカー被害の記録も証拠になりますので、覚えている限りまとめておきましょう。
下記のような行為をすれば、ストーカーの逆上や被害のエスカレートを招きかねません。
ストーカー行為をされて不快感や苛立ちも募ると思いますが、あくまで冷静に対処することを心がけましょう。
ストーカーは「自分を認知してくれている」と感じることに喜びを覚えます。
そのため、自分の手でストーカーを止めさせようと動くことは、逆に犯人の目的達成を手助けしているようなもの。
基本的には無視を貫いて、粛々と対策を進めていくことが重要です。
初期段階のストーカー行為による被害は大きくなく、中には気のせいだと放置する人が多いです。
しかし、逆に放置することで「何も抵抗がないならストーカーし続けよう」と考えるストーカーもいます。
そうしてストーカーを継続することでどんどん行為が過激になっていき、ターゲットに直接接触したいという感情が芽生えます。
直接の接触が起きてしまえば、何らかの被害を受ける結果となる可能性も急上昇。
ストーカーによる殺人事件も度々発生しているため、警戒する必要性は十分にあります。
最悪の結果を招かないためにも、ストーカーには初期段階で対処する必要があるのです。
もし初期段階のストーカー被害を受けていると感じた際には、どのような対策をするべきなのしょうか。
対策もシチュエーションによって変わるため、それぞれの状況における効果的な方法を頭に入れておきましょう。
職場の同僚・上司からストーカーがある場合は、他の上司やハラスメント相談窓口に相談することで、加害者への働きかけが期待できます。
また、業務上どうしても必要な時以外は加害者との接触を避け、二人きりの状況を作らないようにしましょう。
他にも、メールや書面などは証拠になるため保存しておき、ICレコーダーなどを常備して会話を録音できるようにして、証拠をいつでも取れる準備をするのもおすすめです。
協力者が多い方が対策もしやすくなりますが、できるだけ自分が信頼を置く人のみに限定したほうがいいでしょう。
もし外出先のお店などでストーカー行為を受けた場合、その店を利用しないことで、一応の解決は図れます。
日用品を扱うお店であれば利用機会も多いと思いますが、最近はネットショッピングも充実しているため、活用することで衣食住の不足は起きないでしょう。
外出を抑えることで被害が落ち着くようであれば、一定期間辛抱するのも効果的です。
もし自宅周辺でつきまとい行為を確認した場合は既に自宅を知られているということなので、深刻な被害につながりかねません。
ゴミ出しや郵便受けの確認といった少しの外出もできるだけ抑えて、犯人に姿を見せないようにしましょう。
一人で対策し続けるのが難しい場合は、家族・親戚・友人の家にしばらく泊めてもらうのも有効です。
また、もし手紙やプレゼントが送られた場合は保存して被害の証拠としましょう。
もしかしたらドアや郵便受けに盗聴器・隠しカメラが仕込まれている可能性もあるため、違和感のある際には確認しておくべきです。
路上や公共交通機関でストーカーがあった場合、まずは歩く道や使う路線を変えてみましょう。
路線は変えずに、降りる駅を一つ変えたり違う時間の便にするのも有効です。
また、誰かと一緒に行動したり駅員・乗務員の近くにいることで、犯人も警戒して手出しが難しくなります。
しかし、犯人も同じように路線や便を変えてきた場合はいち早い相談が必要です。
過去に当探偵事務所に寄せられた、初期段階のストーカーに関する相談事例を、ご依頼者の許可を得て掲載いたします。
現在、初期段階のストーカー被害の相談を検討されている方は、ぜひご参考ください。
最近通勤中に駅構内で待ち伏せして同じ車両に乗ってくる人がいて、それが一週間ずっと続いているんですが、これってストーカーでしょうか?
もしストーカーだとしたら、それを立証する方法などあるのでしょうか。
同じ時間帯の電車を利用する人は数多く存在するため、それだけでストーカー被害を立証することは難しいでしょう。
そのため、電車の外での行動も含めてストーカー行為であるかどうかを判断していきます。
当探偵事務所は調査員をご依頼者の周辺に派遣し、ストーカーと疑わしい人の行動を調査して他にもストーカー行為がないか確認します。
もしストーカー行為とおぼしい行為が確認できれば、それを記録した写真・映像を証拠にしてストーカーの立証が可能です。
ストーカー行為をしている人にイライラして、思わず「もうやめてください」ってその人に言ってしまいました。
今後被害がもっとひどくなるかもしれないと考えると怖いです。
ストーカー加害者と接触して直接交渉することは、より被害を大きくする可能性があるため控えましょう。
もし今後の被害の悪化を懸念されている場合、調査員がご依頼者の周辺を監視し、何か被害が起きないか目を光らせておくこともできます。
もし被害が発生すれば、その瞬間を記録して動かぬ証拠を確保可能です。
職場の上司からつきまといなどをされているんですが、被害は職場内でしか起きておらず、社外の場ではぱったりと何もしてきません。
私が気にしすぎなのか、本当にストーカーなのか知りたいです。
会社内であっても、受けている被害の存在を示す証言を第三者から得られたら立証できる可能性が広がります。
また、調査員が加害者の周辺を調査し、ストーカーの意図の有無を調べることも可能です。
調査の結果をまとめた報告書によって加害者本人に賠償請求もできますし、会社側に適切な対応を促すこともできます。
ストーカー被害は最悪の場合だと殺人事件につながる可能性もあるため、対策すべき事案です。
しかし、初期段階では「ただの偶然」「気のせい」と被害者自身も感じてしまうケースも多く、そのまま放置して被害が悪化した頃には時すでに遅し。
いつの間にか、日常生活に支障をきたすほどの被害となることも十分あり得ます。
的確に証拠を収拾できれば、初期段階でもストーカー行為を止めることは十分可能です。
自分一人で証拠を集めるのが難しい場合は、ぜひ当探偵事務所にご相談ください。
ストーカー対策専門の探偵が被害状況をお伺いした上で、適切な証拠確保に向けて調査を行ないます。
また、調査終了後に作成する報告書は裁判でも証拠能力を有するため、事態の終息までご依頼者を支えます。
ご相談は24時間365日受け付けていますので、電話・メール・LINEからご連絡ください。
まず、現状について相談することから始めましょう。
現在お持ちのお悩み事、被害の状況、対策依頼に関する質問や要望などのご相談が可能です。
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