ストーカーは犯罪行為と規定されているため、一般常識を備えた人が行なうことはありません。
それでもなお実行に移してしまう人がいますが、ストーカー犯の心理状態を普通の人が理解するのは難しいでしょう。
しかし、犯罪対策を充実させるために犯罪者の心理を理解するのは有効な作戦でもあります。
ストーカー犯の心理を把握できれば、一手先を行く犯罪対策が可能でしょう。
放置してしまえば、最悪の場合だと殺人などの重大事件に発展するのがストーカーです。
被害が大きくなる前に、ストーカー対策に必要な情報をお伝えします。
このような要望を持つ方に向けて、この記事ではストーカーになる人の心理・特徴や解決策を紹介していきます。
ストーカーは、ターゲットとした人につきまとい等の迷惑行為を行なう人を指します。
しかし、ストーカーの種類はおよそ6つに分類されるのはご存じでしょうか。
主にストーカーをするに至った動機によってタイプが分かれますので、それぞれのタイプの特徴を確認しましょう。
拒絶型は、主に恋人や夫婦といった親密な関係性が壊れたことがストーカーの動機となっているタイプです。
再び元の関係性に戻ることがストーカーの主な動機ですが、関係修復は望まずに拒絶されたことへの復讐を目的とする場合もあります。
拒絶型の場合は、ストーカー行為を行なうことでターゲットの存在を身近に感じたいと考えています。
しかし、行き過ぎるとターゲットの現在の交際相手や配偶者に危害を加えることもありますので注意しましょう。
ターゲットからひどい扱いを受けて、その恨みが募ってストーカー行為に行き着いたタイプが「憎悪型」です。
狙いは知人がほとんどですが、何の面識もない人に対する憎悪がストーカーの動機になる場合もあります。
知人からのストーカー・嫌がらせ行為なら対策もできますが、見知らぬ人からとなると犯人を特定する手間がかかります。
ターゲットにされた人もストーカー行為の原因となった行為の特定が難しいため、解決が難航することも。
憎悪型の場合はターゲットを苦しませることが目的のため、被害に悩む様子を見ることでストーカーは満足します。
無資格型は、ターゲットのことを「自分の要望を聞いてくれる」都合のいい存在と認識した上でストーカー行為を行ないます。
要求したことに対してターゲットが反応しないと、どうにかして要求を飲ませようとします。
それでも拒否し続けると、逆恨みして危害を加え始めます。
基本的に高圧的な態度で、かつ自分が正しいと思った上で接してくるため、自然にストーカー行為が止むことはないでしょう。
ターゲットと親密な関係になりたいと思って、距離を近付けるためにストーカー行為を行なうのが「親密追及型」です。
これは恋愛感情だけでなく、孤独感によるただ誰かがそばにいてほしいという思いも動機になり得ます。
しかし、もし親密になりたい思いが受け入れられなかった場合、逆恨みして危害を加え出す可能性も高いです。
また、既にターゲットと関係が生まれているという確信に基づいてストーカー行為を行なう場合もあり、そうなると自然にストーカー行為が終息することは難しいです。
ターゲットを性愛の対象と認識したことで行なわれるストーカー行為は「略奪型」に分類されます。
この場合だと、ストーカー犯は男性でターゲットは見知らぬ女性であることが大半です。
目的は性的な満足感を得るためで、のぞきや盗撮なども同時に行なわれます。
また、最終的には性的暴行に行き着くため、そのための情報収集としてストーカーを行なう場合も。
かなり綿密な計画を練ってストーカーすることも多く、被害が長期間におよぶ可能性もあります。
有名人・著名人を対象にしたストーカーは「熱狂型」に分類されます。
目的は、対象となる有名人・著名人に自分を認知してもらうことです。
しかし、一度認知されるともっと関係を深めたいと思ってストーカー行為が悪化したり、既に自分が対象の有名人・著名人と何らかの関係があると勘違いすることも。
一つ目的を達成すると更にエスカレートして次の目的を目指すため、対策の手間もかかります。
そして、ターゲットに相手にされていないとわかると憎悪の感情を抱き、誹謗中傷や殺人予告などの書き込みを行ないます。
また、近年は一般人も少しのきっかけでインフルエンサーとなって有名人のようになるため、熱狂型ストーカーの被害を受けることも増えています。
同じような状況になったとしても、ストーカーになる人とならない人で分かれます。
ストーカーになる人というのは、どのような心理状態にあるのでしょうか。
この心理を読み解くことで、ストーカー対策に大きく役立つでしょう。
ストーカーになる人の多くは、いわゆる嫉妬深い部分があると言われています。
そもそも嫉妬とは、自分より秀でていたり愛情を向けられた他人へのうらやみ・妬みの感情です。
この大きさには個人差があり、何とも思わない人もいれば自分だけを見てほしいと強く感じる人もいます。
嫉妬心がストーカー行為の原動力となり、普通の感覚ではできない行為に走らせてしまうのです。
ターゲットを自分だけのものにしたいという独占欲が強い人は、ストーカーになる傾向も強いと言われています。
上述の嫉妬深さとも似たような感情ですが、明確な違いが存在しています。
嫉妬の場合は、ターゲットに自分を認識してもらえたり、評価してもらえることで気持ちが収まることがあります。
しかし、独占欲はターゲットの存在を自分の手中に入れないと収まることはありません。
ターゲットの気持ちは関係なく、ただ自分のテリトリーや精神的な収まりの良い場所に存在を確認できればそれでいいのです。
自己愛とは、元々自分自身を愛する気持ちを指し、自分の良い部分を伸ばすために必要なものでもあります。
しかしストーカーに走らせる自己愛とは、行動原理がすべて自分のためという狭い価値観のことです。
自分のためだけの行動を繰り返せば「自分が良ければそれでいい」という考えに陥り、他者への思いやりも欠如してしまいます。
結果として、他人が嫌がるかどうかなど気にせず、自分の欲求を満たすためだけにストーカー行為を行なうのです。
自己肯定感の低さも、ストーカー行為に走らせる可能性があると言われています。
自己肯定感が高いことで、他人から何を言われても自分の意思を貫くために行動でき、自分自身を否定しなくなります。
これは自己愛の「自分が良ければそれでいい」という考えとは異なり、自分で自分の価値を下げないようにできるということで、独りよがりな考え方ではありません。
しかし、自己肯定感が低いと他人からの評価に左右されてしまい、その上で自己愛が強いと認知の歪みが発生。
「自分が良ければいいのに他人から認められていない」という思考に陥り、他人に自分を認めさせるための方法にストーカー行為を選択します。
恋愛経験が多いと、恋人と別れたとしても次に新しい出会いがあるとわかっているため、元恋人への執着心も少ないです。
しかし恋愛経験が少ないと「この人以上の人はいない」と思い込んでしまい、別れた元恋人に執着してしまいます。
こうして生まれる執着心が、ストーカー行為の原動力になることもあります。
プライドとは自尊心のことですが、プライドが高いと自尊心を傷つけられたと感じた際のダメージが大きいです。
言い換えれば、指摘された自分の非を認められないということ。
プライドが高いとされる場合、それは自尊心や自己肯定感の高さではなく、自分を偽る虚栄心の大きさといえます。
つまり、ハリボテの自信が崩れた際に、その虚栄心を取り繕うためにストーカー行為に走るのです。
自分のプライドを傷つけた相手に執着する、恨みを晴らすという気持ちが原動力になります。
ストーカー行為は、受ける相手からすれば迷惑行為以外の何物でもありません。
しかし、加害者側は相手が自分を望んでいると思い込む、または自分と相手が一緒にいる妄想を実現しようとストーカー行為におよびます。
こうした妄想や思い込みの激しさも、ストーカー行為に走らせる心理の一つです。
例え相手が嫌がったとしても「本当は嬉しいはず」「照れ隠しの反応だ」と根拠のない思い込みで行動を顧みようとしません。
ストーカー被害者の多くも、証言のなかで「勝手につきあってることにされた」と語ることが多いです。
特に男性がストーカー加害者の場合、女性蔑視の考えが強いと言われています。
女性を下に見ており、自分の言うことを聞かせて支配できる存在と思い込んでいるのです。
相手の女性の気持ちなどまったく尊重せず、ただ自分の言うことを聞かせようとする時代錯誤的な考えが根底にあります。
ストーカーには特有の心理がありますが、実は被害者側もそんなストーカー犯を助長するような特徴を知らず知らずのうちに有していることがあります。
ストーカーに狙われやすい人の特徴を解説しますので、自分があてはまっていないか確認してみましょう。
誰にでも分け隔てなく接する優しさを持っている人は、とても素晴らしいです。
ですが、自分ではすべての人に平等に接しているつもりでも、受け取り手はそう思っていないことがあります。
思い込みの強い人が優しさのある行為を受けると「自分にだけ優しくしてくれているのでは」と勘違いすることも。
そうして他の人に分け隔てなく接していることを知って、勝手に嫉妬心を燃やしてしまいます。
人の気持ちをコントロールするのは難しいですが、ストーカー行為を気にしている場合は信頼している人にだけ優しくした方がいいかもしれません。
ストーカー行為を行なう人は、相手に執着する上に自分の望むことをしてほしいと要求します。
その要求を断れずに応えてしまうと、ストーカーから自分の思った通りに動いてくれる人と認識されてしまうでしょう。
ひとたび要求がエスカレートしてから断りを入れても、ストーカー犯は裏切られたと判断し、恨みを伴うストーカー行為に切り替わり実害を受ける危険が高まります。
少しでも違和感を感じる要求には、最初から応えないことが身を守るために必要です。
人から嫌われたくないと考える人も、相手の要求に応えようとしてしまいがちです。
このような人は、相手を「本当にこれからも関わり続けたい人かどうか」という目線で見てみることが大切になります。
すべての人から好かれる人はいませんし、誰かがそんな存在になる必要もありません。
まずは自分自身がその人とどう向き合いたいかを見定めることが重要です。
人との関わりを他人ではなく自分を軸に考えることで、不要な関わりやそれに伴う被害を減らして、本当に理想的な人間関係を作れるでしょう。
ストーカーの執着心は強く、自らの要求を飲ませるまで行動を続けます。
そんなストーカーが諦めるときはいつなのでしょうか。
違法行為を行なってまでストーカーを行なう人は、もはや常識的な思考が通用しない相手と言える部分があります。
執着心や恨み・妬みも並外れているため、その気持ちが解消されるまで加害者が自発的にストーカーを諦める可能性ははっきり言って低いです。
考えうる、ストーカーが自発的に諦める可能性のあるケースはこちらです。
しかし、いつこのようなケースが起きるかもわからないため、自然にストーカーが終わるのを待ち続けるのは得策と言えません。
ストーカーを止めるのに有効なのは、外部機関からの手出しです。
例えば警察が出てくれば、ストーカー犯に警告や接近禁止命令を出せるため、法的にストーカーの行動を制限することが可能になります。
他にも、探偵などの調査会社によってストーカー行為の証拠を押さえられると、密かに行動したいストーカーにとってダメージは大きいです。
自分一人だけでストーカー被害を抱え続けても、状況が改善する可能性は低いです。
困った際には、すぐ探偵など外部機関に相談しましょう。
ストーカーが自然に諦めないのなら、諦めさせるために動くことも必要です。
ストーカー被害を止めるために有効な対策をいくつかご紹介します。
可能であれば、引っ越しなどで身辺の状況を変えて、ストーカー犯から物理的な距離を取りましょう。
つきまといなどを受けている場合、ストーカーが追いかけるための手がかりをなくすために引っ越せば、被害がぱったりと収まることは多いです。
職場でのストーカー被害であれば、転職することで被害を終わらせることもできます。
ターゲットがどこにいるかの情報もなくなれば、ストーカーも諦めざるを得ません。
もし近しい人がストーカー犯になっている場合は、周囲の人に新しく移る場所を知られないように協力してもらうことも重要です。
当事務所では、引っ越しサポート(物件探し、当日の立ち会い、引っ越し後の見回り)など、幅広いサポート体制を整えています。
警察も、過去のストーカー対策が後手に回っている事実をふまえて、以前よりもストーカー被害には積極的に動くようになりました。
ストーカー犯に対して警告・接近禁止命令を出すことで、警察にマークされていることを認識させられます。
もし接近禁止命令まで破れば逮捕になるため、命令が出た時点で諦めるストーカーが大半です。
しかし、どれほど対応してもらえるかは所轄の警察署によって異なり、証拠がないと動けない場合も大いに考えられます。
警察を確実に動かすためには、今まさにストーカー被害の最中だと客観的に示せる証拠が必要になります。
証拠としては、下記のようなものがあるとベストです。
もし個人での証拠集めが難しい場合は、証拠集めのプロである探偵に依頼しましょう。
探偵は証拠集めの専門技術を有しているため、ストーカー被害が起きた瞬間を収めることも可能です。
犯人の心当たりがない場合でも、尾行・張り込み・聞き込みによって状況把握に努め、犯人の特定とストーカー行為の証拠も収集します。
調査の結果得られた情報や証拠は、全て報告書にまとめてお渡しします。
探偵が作成した報告書は、警察への被害届提出の際に非常に有効な証拠となり得ます。
特に、具体的な日時、場所、行動の記録や、写真・ビデオの証拠があると、被害の実態を明確に伝えることができます。
ストーカー被害に遭っている場合は、一人で悩まずに、探偵に相談することをおすすめします。
当事務所は、ストーカー対策に特化しており、探偵でなければできない調査やサポートが可能です。
日常生活を送るなかで、ストーカー対策にまで時間を割くのが難しい方も多いことでしょう。
しかし、そのままの状況が続いても、自然にストーカーが解決することはほとんどありません。
当探偵事務所は、ご依頼者がストーカーから解放されて平穏な日常を取り戻せるように、全力で対応させていただきます。
お困りの際は、24時間365日受付中の相談窓口にまで、お気軽にご連絡ください。
まず、現状について相談することから始めましょう。
現在お持ちのお悩み事、被害の状況、対策依頼に関する質問や要望などのご相談が可能です。
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監修者・執筆者 / 山内 / 2024年10月30日更新
1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。監修者・執筆者一覧へ
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