
ストーカー被害は、けっしてニュースの中だけの出来事ではなく、誰しもが被害を受ける可能性がある犯罪です。
加害者の行為の中の些細な違和感を放置してしまうと、次第に行為がエスカレートし、最悪の場合、殺人事件などの深刻な被害へと発展することも少なくありません。
「警察に相談したのに、動いてもらえなかった…」
という事態を防ぐためには、加害者に対する警察の対応や、被害を受けた際の相談方法・その際に押さえておくべきポイントなどを事前に知っておくことが重要です。
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2016年、当時大学生で音楽活動をしていた被害者女性が、小金井市のライブ会場の前でファンの加害者男性にナイフで刺され、一時、意識不明の重体となるなど大けがをした事件が発生しました。
加害者男性は殺人未遂などの罪で懲役14年6か月の判決が確定しています。
被害者女性は、当時、警察署で「殺されるかもしれない」と相談したにも関わらず、警察にストーカー相談として受理されず、ライブ会場周辺で警備をしてもらえないなど、警察による対応が不十分だったと主張しています。
これに対し、警視庁は「警察で事前に相談を受けながら被害を防止できなかったことを重く受け止めている」とコメントしています。
引用元:NHK|“ストーカー相談も警備してもらえず”大けがの女性が都と和解(2025年07月28日)

もしストーカー被害に遭ったら、一人で悩まず、警察に相談することが大切です。
警察に対してストーカー被害の相談をすると、以下のような対応を取ってもらえます。
加害者に対して、警察署長名でストーカー行為を止めるよう「警告」を出すことができます。
いわゆる行政指導であるため、加害者に対する罰則はありませんが、警察の公式な記録として残すことができます。
警告をしたにも関わらず、ストーカー行為が続いたり悪質性が増した場合は、都道府県公安委員会から加害者に対し、被害者への接近禁止等の「禁止命令」を出すことができます。
警察は、被害者保護のため、男女共同参画センターや婦人保護施設等の関係機関との連携体制を整えています。
被害者の生命・身体に危険が迫っていると判断された場合などは、被害者の安全を確保するために、一時的に被害者が避難できる場所を提供します。
必要に応じて、民間シェルターや支援団体などの施設への滞在支援の他、宿泊費の補助も行っています。
加害者の行動がエスカレートしたり、被害者の恐怖心が強い場合には、被害者の自宅や職場などの行動圏内を警察が巡回して警戒することもあります。
その場合、被害者の生活状況から、被害の危険がある時間帯や場合を絞ってパトロールするなどの対応を取ることもあります。
また、加害の危険性が高いと判断された場合には、被害者が帰宅する際に警察官が付き添う措置が取られる場合もあります。

警察が上記のような対応を取るための前提として、「加害者によるストーカー行為がある」ということが認められる必要があります。
逆をいうと、「単なる喧嘩」や「痴情のもつれ」だと判断された場合、警察はストーカー規制法に基づく対応が取れなくなってしまうのです。
警察に確実に動いてもらうためには、
を警察に対して明確に示すことが重要です。

ストーカー被害において、「警察に相談したけど、動いてくれなかった……」という被害者の声は少なくありません。
そのような場合、探偵に相談・依頼することをお勧めします。
ストーカー被害において、探偵ができることを以下にまとめました。
近年、ネット上で見ず知らずの人と交流する機会が増えたことから、ストーカー被害を受けた際に、「加害者が誰かわからない」という状況が起こることが増えています。
加害者が特定できない場合、警察は警告や禁止命令を出すことができません。
探偵であれば、プロによる身元捜索の調査スキルを駆使し、加害者の身元を特定することができ、それによって速やかに警察への対応に繋げることができるのです。
先述したように、警察に動いてもらうためには、「ストーカー被害を継続して受けているという証拠」を示す必要があります。
証拠として有力なものは、以下のとおりです。
しかし、このようなストーカー被害の証拠集めを被害者本人だけの力で行うのは、精神的負担が大きいだけでなく、加害者に気付かれてより被害が拡大する危険も伴います。
そのため、探偵に依頼することで、こうしたリスクなく、安全かつ確実にストーカー被害の証拠を収集することができるのです。
また、探偵であれば、依頼者の近くに調査員を配備させ、ストーカーがどのような行動を取るか、依頼者を見守りつつ目を光らせることができます。
このように探偵は、依頼者が安心して日常生活を送るためのサポートをすることが可能なのです。

アーティストを応援し、活力になるはずのファンに、危害を加えられるケースはけっして少なくありません。
特に、アーティストが駆け出しのころは、応援してくれる人たちとの距離が近く、「手が届くかも」と思わせてしまうことがあります。
一心に愛情を注いでくれていたはずが、「こんなに応援してやっているのに」と憎しみに反転してしまうことも。
それがストーカー行為へと転じてしまうのです。
こういったケースは「熱心なファンだね」となかなか周囲に理解されず、被害がエスカレートしてしまいがちです。
探偵なら、事件性の有無に関わらず、調査にあたることができます。
あなたが違和感を覚えたそのときが、相談すべきタイミングです。
一人で抱えず、ぜひ一度ご相談ください。
※docomo・au・softbankなどの携帯電話アドレスはドメイン指定設定により毎月10件以上の「送信エラー」が起こっているため、 フリーメール(GmailやYahoo!mail)の利用をおすすめします。しばらく経っても返信が来ない方はお電話にてご確認くださいませ。

監修者・執筆者 / 山内
1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。 得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。 監修者・執筆者一覧へ
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