
パキスタンの研究者らの論文「Glitch in Time: Exploiting Temporal Misalignment of IMU For Eavesdropping」でスマートフォンの内蔵センサーを利用して、音声盗聴ができる新たな手法を発表しました。
従来のスマートフォン内蔵センサーを用いての盗聴対策のため、GoogleはAndroid12以降のバージョンで対策するなどしていましたが、新たなパキスタンチームが発表した手法はこの対策を無効としています。
新たな手法が開発されるなか、盗聴被害から身を守るために、どのような対策を取ればいいのでしょうか。
この記事では、ストーカー・嫌がらせ専門の探偵の視点で盗聴から身を守る方法を解説します。

スマートフォンに搭載されている加速度センサーやジャイロスコープなどの慣性計測ユニット(IMU)は、人間の音声による振動を検出できるため、音声盗聴に悪用される可能性がある。これに対して、米GoogleはAndroid 12以降のバージョンでIMUのサンプリングレートを200Hzに制限し、ユーザーの許可なしでは高いサンプリングレートを使用できないようにした。
しかし研究チームは、この制限を回避する新たな手法「STAG」を開発した。STAGは加速度センサーとジャイロスコープの読み取りタイミングを意図的にずらし、両者のデータを巧みに組み合わせることで、実質的に400Hzのサンプリングレートを実現する。これによって、スマートフォンを利用して周囲の音声を盗聴できる。
ITmedia AI+|あなたのスマホが“盗聴器”に? 周囲の声をスマホ経由で盗聴する攻撃 パキスタンチームが開発|ITmedia https://www.itmedia.co.jp/aiplus/articles/2410/15/news056.html

盗聴とは、他人の会話や通信を同意を得ずに傍受したり、録音したりする行為のことを指します。
現在の日本には、盗聴行為を処罰の対象としている法律はありません。
そのため、不正に他人の会話を盗聴していたとしても罪に問えないのが実情です。
ただし、盗聴器を設置するために許可を得ずに住宅に侵入した場合やストーカー行為の一環として違法行為をした場合には、犯罪が成立する可能性があります。
盗聴の動機にはさまざまなものがありますが、一般的には下記のようなものがほとんどです。
ストーカーなど個人の隠れた一面を知りたいという願望や訴訟の証拠収集、競合他社の情報収集など動機はさまざまですが、盗聴はプライバシーの侵害です。
盗聴されれば、自分が不利になったり、犯罪行為に巻き込まれたりする可能性があります。
盗聴を疑われる事象があったら、早急に盗聴器を取り除く必要があります。

パキスタンの研究者らが開発したSTAGの手法を用いれば、内蔵センサーのデータを利用して音声を復元し盗聴することは理論的には可能です。
他にも下記のような行為が可能とされています。
さらに、同様の手法で他のセンサーデータにアクセスすれば、音声のみならず動画情報を収集できます。
また、この技術を用いれば盗聴器を設置せずに、盗聴ができます。
先に述べたとおり、日本には盗聴を罪に問う法律がないため、盗聴をしたという明確な証拠があっても罪に問うことはできません。
この手法が悪用されれば、プライバシーに深刻な影響を及ぼし、更なるキュリティ対策が必要となります。

盗聴は他人の情報を盗む行為です。
盗聴器を設置されたままの状態だと、プライバシーが侵害され個人情報が流出します。
探偵は、盗聴器発見のプロです。
盗聴器探査装置を使用し、盗聴器を発見します。
また、この記事で紹介した新手法の盗聴に関しても、当事務所に所属するOSCP(Offensive Security Certified Professional)の資格を持つホワイトハッカー が、スマートフォンなど端末のセキュリティに関するアドバイスや対策を打つことも可能です。
盗聴を疑うような事象があったら、当探偵事務所にご相談ください。
ご依頼者様の状況にあった調査を実施します。
監修者・執筆者 / 山内
1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。監修者・執筆者一覧へ
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