
ホスト界では、特定の顧客が過剰な愛情や執着心を抱き、ストーカー化する事例が後を絶ちません。
いわゆる「ホス狂い」の姫が引き起こす問題は、個人の安全だけでなく、店舗経営にも深刻な影響を与える可能性があります。
2019年にはホストがお客様だった女性に刺される殺人未遂事件も発生していますので、同様のケースの再発は防ぐべきです。
本記事では、ストーカー被害の予兆から具体的な対処法、そして法的手続きまでを徹底解説します。
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ホス狂いとは、ホストクラブに通う顧客が特定のホストに過剰な愛情や執着を抱き、常軌を逸した行動をとる状態を指します。
ホス狂いになると、多額の金銭を費やしてホストに貢ぎ続けたり、頻繁にホストクラブへ通い詰めたりする行動が見られます。
これがエスカレートすると、ホストの私生活にまで干渉し、ストーカー行為や嫌がらせに発展するケースも少なくありません。
ホス狂いは、ホストへの過剰な執着がエスカレートし、ストーカー行為や私生活への干渉、さらには金銭トラブルを引き起こす可能性があります。
精神的な依存状態に陥ると理性的な判断ができなくなり、ホスト本人や店舗、周囲の人々に深刻な被害を与えることがあるため、早期の対応が必要です。

なぜホストの方にストーカー行為を行うお客様が現れるのでしょうか。
これにはお客様自身だけでなく、ホストの営業システムにも要因があります。
ホストがお客様からストーカーされる理由をご紹介します。
男性と接することに慣れていないお客様がストーカーになる可能性はあります。
お客様がホストクラブに行く理由はさまざまです。
せっかくお酒を飲むならイケメンと飲みたいくらいの人もいれば、心の寂しさを埋めたい人もいます。
中には、ホストに優しく接してもらう内に特別な感情を抱く方も。
しかし、ホストの方も職業柄、不特定多数の女性と関わります。
多くの女性と関わることに嫉妬して、ストーカー行為を行うお客様が現れる可能性はあると思っていいでしょう。
「色恋営業」とは、お客様と疑似恋愛することでホストクラブ通いを誘発する営業手法です。
上手く関係を持てたら固定客を作って売上を増やすことができます。
ですが、関係を割り切っているのはホスト側だけで、お客様側は本気の可能性も十分あります。
あしらい続けた結果、お客様がストーカー行為に走ることも考えられるでしょう。
色恋営業も必要な手法かと思いますが、程々にする方がいいかもしれません。
最近は元No.1ホストがタレントとして人気を集めるなど、ホストという職業はどんどん有名になっています。
また、SNSの発達に伴い、SNS上で有名になるホストも続々と現れている状況です。
このように、タレント・アイドル的な人気を持つホストは増加傾向にあります。
ホストの人気向上により売上は増えますが、同時に先述した男性に慣れていないお客様や色恋営業が増えることに。
ホストの営業スタイル的にストーカーを生み出すリスクは常に意識した方がいいでしょう。

ホストがお客様から受けるストーカー被害には、どのようなものがあるのでしょうか。
ホストが受けがちなストーカー被害の例を7つご紹介します。
いずれの行動もすべてストーカー規制法に抵触するので、被害を受けたらいち早く相談しましょう。
ストーカーにまで発展したお客様は、ホストに対してある種の恨みを抱えていることもあります。
募りに募った恨みから、SNSやホスラブ等の掲示板サイトに誹謗中傷の書き込みをすることも。
誹謗中傷が影響して、根も葉もない評判が広まって売上が下がる可能性があります。
行き過ぎた誹謗中傷については、開示請求を行って毅然と対応しましょう。
営業のやり取りのために、お客様とLINEを交換するホストの方もいるかと思います。
連絡先を知られている場合、ホストに相手をしてほしいと考えて無言電話を行う可能性も考えられます。
回数が多いとストレスになるため、心理的な影響が出てくることも。
耐えられないようなら、ブロックして身を守ることも重要です。
お店の周りに張り込んで、つきまといを行うお客様も中にはいます。
他のお客様との同伴・アフターだけでなく、退勤後の行動も把握しようとしてきます。
つきまといから発展して、待ち伏せての接触や家への侵入に発展する可能性も。
深刻な場合は接近禁止命令も出せますので、証拠を集めて警察に相談しましょう。
ホストの行動を把握するために、位置情報を取得しようとすることも考えられます。
忘れもの防止のGPSタグが売り出されていますが、何かのタイミングでカバン等に設置される可能性も。
取得した位置情報を頼りに、つきまといや監視を行うこともあるでしょう。
もし身に覚えのない持ち物があったら、警戒した方がいいかもしれません。
無言電話と同様に、相手をしてほしいお客様はメールやメッセージを連投する可能性があります。
連投するにつれて、メッセージの内容がどんどん過激化することも考えられます。
もし行き過ぎた内容のメッセージがあれば、誹謗中傷として訴えることも可能です。
証拠は必ず残しておきましょう。
気持ちが高まり過ぎたお客様は「会いたい」「付き合ってほしい」と要求することも。
ホスト側に気持ちがない場合、このような要求は重荷にしかなりません。
恋愛を意識させる要求をされないように、あらかじめ釘を刺しておくのが重要。
具体的には、やり取りの中で恋愛する意識がないことを伝える等です。
もしホストとお客様の行動や思考が異様に一致する場合、監視によって行動を把握している可能性もあります。
例えば話していない事情や趣味趣向、交友関係を知っているなど。
上記のようなことがあれば、監視されているかもしれません。
また、「いつも見ているよ」など監視を思わせる言動も対象です。
位置情報を駆使したストーカーの可能性もありますので、注意しましょう。

重大な事件につながるかもしれない、お客様によるホストへのストーカー行為。
防ぐためにはどうすればいいのでしょうか。
ホストへのストーカー行為を防ぐ方法を4つご紹介します。
ホストに通うお客様の中には、担当をお店のNo.1にしたいだけでなく、自分が担当にとってのNo.1になりたいと考える方もいます。
そう考える方が複数いる場合、お客様同士での競争が始まることも。
競い合うようにお金をつぎ込むことで、生活に余裕がなくなって気持ちもすさんでいきます。
また、つぎ込んだ分の見返りを求めてホストに対する行動が過激化する場合もあるでしょう。
これはお客様がストーカーになるのに十分なきっかけです。
売上を上げたい気持ちもわかりますが、行き過ぎると火の粉はホストに飛んできます。
生活を気遣うような言葉をかけて、お客様をセーブするのも重要です。
ホストにストーカーを行うお客様の大多数が、ホストに恋愛感情を抱いています。
いわゆる「ガチ恋」です。
恋愛感情が行き過ぎてストーカー行為に発展するのなら、あらかじめ恋愛感情を抱かせないようにするのも一つの手。
お話する中で、このようなことを伝えてみましょう。
恋愛への発展を望むお客様を遠ざけることで、健全な距離感のお客様だけが付くようになります。
ストーカー被害を防ぐには、お客様とのお話の中でも個人情報を明かさないようにしましょう。
少しの手がかりからでも、プライベートを特定しようとする人もいます。
ホストをやっている時以外の情報は、できるだけ明かさないのがストーカー被害防止につながります。
家の最寄り駅や通勤経路などは明かさず、会話はプライベートに踏み込まない方がいいかもしれません。
実はスマートフォンのカメラアプリには、位置情報を埋め込む機能があります。
位置情報をオンにしたまま撮影した写真をSNSやブログに投稿すると、撮影した場所を割り出される可能性も。
特に自宅やその周辺での写真から位置情報を特定されるのは危険です。
写真の位置情報は端末設定でオフにできますので、確認しておきましょう。

対策をしても、お客様がストーカー化してしまった場合はどうすればいいのでしょうか。
もしお客様からストーカー被害を受けた時の対処法を4つご紹介します。
お客様がストーカー行為を行う一番の動機は、ホストに相手をしてほしいからです。
もしストーカー行為を受けて、SNSやブログで注意喚起や被害を公表すると「自分を認識してくれている」と勘違いします。
そうなると、より一層注意を引き付けようとストーカー行為がエスカレートする可能性も。
被害があったことは公表せずに、内々で対応を進めましょう。
もし自宅にまで被害が及んでいる場合は、早めに引っ越しましょう。
引っ越しが難しければ、知人の家にかくまってもらうのでもOK。
ストーカーに対して、警察は明確な証拠を掴んでからでないと動けません。
何かが自分の身に降りかかってからでは手遅れです。
自衛の精神を持って、できる限りの行動はしておきましょう。
もしお店に無断で警察に相談すると、お店に迷惑がかかる可能性もあります。
お店のオーナーや先輩に報告して、警察に相談していいか判断を仰ぎましょう。
相談によって、出禁にするなどお店でできる範囲の対応も可能になります。
それでも被害が続く場合は、警察の出番になります。
残念ながら、警察はストーカーに対しては明確な証拠がないと動くことができません。
これまでのストーカー関係の事件も、警察の動き出しの遅さによって被害が生まれたと考えることもできるでしょう。
いち早く警察を動かすには、ストーカー行為を受けている明確な証拠が必要になります。
もしご自身での証拠集めが不安な場合は、当探偵事務所の探偵にご依頼ください。
探偵は証拠集めのノウハウを心得ているため、必要な証拠を逃さず収集します。
ストーカー行為にお困りのホストの方は、ぜひ当探偵事務所にお気軽にご相談ください。
ホストがストーカー被害を受けた場合、まず証拠を集め、内容証明郵便で加害者に警告文を送付します。
それでも改善しない場合、警察への相談やストーカー規制法の適用を検討します。
また、弁護士を通じて接近禁止命令を申請することも有効です。
適切な証拠を確保し、早めに法的措置を検討することで、安全を確保しましょう。

近年ホストの人気は高まりつつあり、ホストという職業が市民権を得つつあります。
しかし、ホストとお客様の関係はとても危ういバランスで成り立っています。
少しのきっかけで均衡が崩れて、トラブルに発展する可能性も。
見る人によっては、自業自得と言うかもしれません。
ですが、ホストの苦しみはないがしろにしていいものではありません。
ストーカー被害を誰にも相談できない場合は、まず当探偵事務所にまでご相談ください。
お悩み解決に向けて、ストーカー調査のプロフェッショナルが力を尽くします。
まず、現状について相談することから始めましょう。
現在お持ちのお悩み事、被害の状況、対策依頼に関する質問や要望などのご相談が可能です。
※docomo・au・softbankなどの携帯電話アドレスはドメイン指定設定により毎月10件以上の「送信エラー」が起こっているため、フリーメール(GmailやYahoo!mail)の利用をおすすめします。しばらく経っても返信が来ない方はお電話にてご確認くださいませ。
監修者・執筆者 / 山内
1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。監修者・執筆者一覧へ
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