
インターネットで起きる犯罪の中でも、少しずつ被害が増えているのが「中間者攻撃」です。
「最近、ネットの挙動がおかしい」「誰かに通信を見られている気がする」――そんな不安を抱いているのであれば、あなたはすでに中間者攻撃の被害にあっている可能性があります。
本記事では、中間者攻撃の仕組みとその対策について、わかりやすく解説します。
中間者攻撃と聞くと、「専門的要素が強そう……」と感じるかもしれませんが、かみ砕いてお伝えしますのでご安心ください。
さらに、中間者攻撃被害の兆候や被害にあったときの心強い相談先もあわせてご紹介します。
また、中間者攻撃にあったときの心強い相談先についてもお伝えします。
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本章では、中間者攻撃の被害を受けた方が気づきやすい異変について、わかりやすくご説明します。
いつものようにサイトを閲覧しているだけなのに、突然「安全な接続ではありません」「証明書の有効性を確認できません」などの警告が、複数のサイトで表示されるようになっていませんか?
ひとつのサイトだけならまだしも、複数のサイトで同じ警告が繰り返されると、何かがおかしいと感じるのも無理はありません。
SNSやメールサービスから、「新しい端末でログインがありました」などの通知が増加することがあります。
「利用していない時間帯」に「身に覚えのない地域」から「使ったことのないデバイス名」でログインされているなら、自分のアカウント情報が第三者に盗み見られている可能性を疑いましょう。
ご自身が契約しているWi-Fiの名称とよく似たアクセスポイントが、急に出るようになるケースがあります。
例えば「MyWifi_2G」が「MyWiFi-2G」など微妙に違う形で表示されれば、誤って接続してしまう可能性も。
不自然なアクセスポイントが出現した場合は、サイバー攻撃の可能性を疑いましょう。
スマホのVPNが突然オンになっていたり、見慣れない構成プロファイル(よくわからないファイル)が追加されていたりと、操作した覚えのない変更点が見つかることもあります。
また、一部のアプリが急に落ちたり、特定のページだけ極端に読み込みが遅くなったりするなど、端末全体の挙動もおかしくなっていたら要注意です。

中間者攻撃(MITM:Man-in-the-Middle Attack)とは、インターネットを用いた犯罪「サイバー攻撃」の一種です。
具体的には、通信する人とその相手の間に第三者が入り込み、やり取りの内容を勝手にのぞいたり操作したりする行為を「中間者攻撃」と言います。
インターネットは自分と相手をつなぐ道のようなものですが、この道を誰かがどこかで乗っ取っていると考えるとわかりやすいかもしれません。
インターネットの構造上、自分も相手も中間者攻撃の有無が簡単にわからないため、、被害に気づきにくいという特徴があります。
サイバー攻撃の中では古くからある犯罪ですが、現在でも手口が巧妙化しており、対策をしておかないと非常に危険です。

中間者攻撃の代表的な被害としては、以下のようなものが挙げられます。
このように、中間者攻撃は「見えないところで情報が奪われる」という特性があるため、気づいたときには被害が大きくなりやすい、非常に危険なサイバー攻撃です。
普段から通信環境の見直しや、セキュリティ対策を徹底することが何より重要です。

中間者攻撃は専門的な攻撃のように見えますが、日常の中で実践できる対策だけでも被害の多くを防ぐことができます。
ここからは、特別な知識がなくても取り組める対策を、わかりやすく解説します。
中間者攻撃などのサイバー攻撃が起きやすい環境の代表が「無料Wi-Fi」です。
通信内容の暗号化(セキュリティ)が弱く、誰でも接続できるという特徴があるため、犯罪者が攻撃しやすい条件が整っています。
カフェや駅などで無料Wi-Fiを使う場合は、ログイン・パスワード入力・オンライン決済など重要な操作をしないことが大切です。
どうしてもインターネットを利用する必要がある場合は、スマホのテザリング機能を使うなど、できるだけ無料Wi-Fiを使わないようにしてください。
自宅や職場のWi-Fiとよく似た名前のアクセスポイントが、突然表示されたら気をつけてください。
これは、誤接続を狙った犯罪者が用意した「偽Wi-Fi」である可能性が高いと言えます。
もし誤って偽Wi-Fiに接続してしまうと、この通信を使って送ったすべての情報が犯罪者の手に渡ってしまい、悪用されてしまいます。
見覚えのない名前や、似ているけれど微妙に違う名称のWi-Fiの使用は避け、接続先が正しいか必ず確認するようにしましょう。
中間者攻撃で通信の抜き取りが行われるケースでは、暗号化されていない通信が利用されていることがあります。
ブラウザのURL欄に「鍵マーク」が表示されているか、アドレスが「https://」から始まっているかを確認するだけでも、リスクを大きく下げられます。
スマホのブラウザの場合、上部か下部に「○○○.jp」などの表示があると思いますが、これをタップすると「https://」もしくは「http://」から始まるURLが詳細に表示されます。
このとき、個人情報入力画面やクレジットカード決済画面で「鍵マーク」が出ないサイトや、「http://」という「s」が抜けたサイトの場合はセキュリティが弱いため、利用は避けるようにしてください。
古いソフトウェアには、犯罪者が攻撃に利用できる弱点が残っていることも少なくありません。
そのため、スマホやパソコンのOS、ブラウザ、アプリは常に最新に保つことが重要です。
自動更新をオンにしておくだけでも安全性が大きく変わります。
攻撃者が通信内容を盗み見ることで、パスワードが流出するケースは珍しくありません。
同じパスワードを複数のサービスで使い回すと、ひとつ流出しただけで他のアカウントも一気に突破されてしまいます。
パスワード管理アプリを使い、サービスごとに異なる強固なパスワードを設定することが大切です。
また、パスワードは「数字+英語+記号」の組み合わせで、名前や誕生日などの個人情報とは関係ないものを選ぶようにしてください。
例えば「tarou0416」「yamada20001225」のような「名前+誕生日」の組み合わせは非常に多く、攻撃者も簡単に突破しやすいため注意しましょう。
攻撃者によって、知らない間に設定を書き換えられていることもあります。
そのため、端末の設定を定期的に確認し、不要なプロファイル(設定情報がまとめられたファイル)や使わないアプリ・不審なアプリは削除することが大切です。
また、アプリを利用する際は、非公式なものや認知度が低いものは使用を避けましょう。
さらに、Wi-Fiの「自動接続」機能は、必要最小限にしておくほうが安全になります。
ひとつひとつの異変は偶然でも、複数が重なると中間者攻撃の可能性が高まります。
自分での対策だけでは不安が残る場合は、セキュリティ会社や探偵事務所といったサイバーセキュリティの専門家に相談するのが最も確実な方法です。
自分ひとりで抱え込まず、専門家を頼ってみてください。

中間者攻撃の不安を感じたとき、どこに相談すべきか迷う人は少なくありません。
サイバー犯罪に特化したセキュリティ会社は技術面のサポートが得意ですが、一般的には法人向けサービスが中心で、個人のトラブルには細かく対応してもらえないこともあります。
また、攻撃を受けた証拠がない段階では相談を受け付けてもらえないことも多く、ご依頼者の不安な気持ちに寄り添った対応が期待できないのがデメリットです。
一方、探偵事務所は個人向けのデジタルトラブル対応に特化しているところが多く、証拠が不十分な状態でも相談しやすいという大きなメリットがあります。
中間者攻撃の有無を調べるデジタルフォレンジック調査を通して、「本当に中間者攻撃があったのか」「誰がどこから侵入したのか」を明確にできます。
さらに、被害状況を踏まえた再発防止策の提案や、法的措置を視野に入れた証拠収集まで一貫してサポートしてくれるため、個人が抱えるサイバー被害には、探偵事務所のほうが実用性の高い相談先と言えるでしょう。

中間者攻撃の疑いがある場合、自分でできる対策だけでは限界があります。
通信のすり替えやデバイスへの侵入は痕跡が残りにくく、攻撃の実態を正確に把握するには専門的な調査が欠かせません。
ここからは、探偵事務所に相談すると可能になる調査などを詳しくお伝えします。
探偵事務所では、パソコンやスマートフォンの内部に残っている通信ログ、アプリの動作履歴、ネットワーク経路の異常などを専門技術で解析する「デジタルフォレンジック調査」を行います。
中間者攻撃が行われたかどうか、どのタイミングで侵入されたのか、どんなデータが抜き取られた可能性があるのかなど、利用者自身では把握できない情報を明らかにします。
中間者攻撃は匿名性が高いとされていますが、通信経路やアクセス元の痕跡をたどることで、加害者を特定できることも少なくありません。
探偵事務所はネットワークを徹底的に調査し、不審なアクセスや端末情報を洗い出すことで、加害者にたどり着く手掛かりを収集します。
探偵事務所で行うデジタルフォレンジック調査の結果は、トラブル解決のための法的証拠となるため、法的措置もスムーズに行うことが可能です。
さらに、探偵事務所によってはサイバー攻撃に強い弁護士と連携し、調査から法的措置まで一貫してサポートを行ってくれるところもあり、早期解決が期待できます。
調査の結果、どの機器や通信が危険にさらされていたのかを整理し、現在のリスク状態をわかりやすく説明します。
あわせて、ご依頼者の利用環境に最適な予防策・再発防止策の提案も行います。
サイバー攻撃への対策は専門知識が必要ですが、探偵に依頼すれば、スマホやパソコンの設定などもすべて代わりに行ってくれるため安心です。
「スマホの操作に不安がある」「対策と言われても何もわからない」という方にも、探偵事務所はおすすめです。

中間者攻撃は、気づきにくいからこそ危険なサイバー攻撃です。
被害にあっているかもしれないと感じたときや、具体的な対策がよくわからないときは、当探偵事務所にご相談ください。
現状の整理やデジタルフォレンジック調査による証拠収集・加害者特定、今後の対応など、あなたの不安がなくなるまで丁寧にサポートします。
24時間365日相談を受け付けており、即日対応も可能です。
デジタル被害はひとりで抱え込むと深刻になりがちですが、専門家に相談することで、正確な状況把握と現実的な対策が可能になります。
ひとりで悩まず、ぜひ私たちにご相談ください。
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監修者・執筆者 / 山内
1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。 得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。 監修者・執筆者一覧へ
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